- Home Ground: Skinners Compliments To Dr. MacDonald (J. S. Skinner)/The Ivory Reel (B. McNeill)/Miss Susan Fedderson (B. McNeill)/Tuireadh Iain Ruaidh/The Ladies From Hell (J. MacMillan)/The Roe’s Among The Heather/Islay’s Charms (Iain C. Cameron)/The Banks Of The Allan
- The Yew Tree (B. McNeill)
- After Hours (C. McGettigan)/Whiskey In The Jar/The Green Gates/The Ship In Full Sail
- Pincock’s Pleasure: Lady Carmichael’s Strathspey/Laird O’Drumblair (J. S. Skinner)/The High Road To Linton/Conway’s Farewell (D. Pincock)/Andy Renwick’s Ferret (G. Duncan)
- The Dear Green Place (A. Reid)
- Fare Thee Well Whiskey
- The Hornpipes: John MacKenzies Fancy (J.Barrie)/Dr. John Mcinnes’ Fancy/The Train Journey North (T. Anderson)
- The Rovin’ Dies Hard (B. McNeill)
- Bad Moon Rising (J. Fogerty)/Rising Moon Reel (Pincock)
- The Four Minute Warning: The Tides Out/James MacLellan’s Favourite (Duncan Johnstone)/Dougies Decision (John Gahagan)/The Ferryman (Donald MacLeod)/Lady Doll Sinclair
- Farewell Johnny Miner (Ed Pickford)
- Band Of A Thousand Chances: Land Of A 1000 Dances (Kenner/Domino)/The Dashing White Sergeant/Donald Where’S Your Trousers (McLeish/Kennedy)/The Fairy Dance/Lets Twist Again (Appell/Kalman)/Mrs. McLeod Of Raasay/With A Little Help From My Friends (Lennon/McCartney)/The Atholl Highlanders
- Peace And Plenty (B. Mcneill)
Alistair Russell (vo, g/1951.2.15-) Brian McNeill (vo, fiddle/1950.4.6-) Alan Reid(vo, key/1950.5.2-) Dougie Pincock(bagpipes, whistle, flute, harmonica, per /1961.7.7-) | produced by Robin Morton(1939.12.24-), sleeve design Graham Ogilvie ※メンバー表記がなかったんでネットから適当に拾ってきました。これ以外にも弾いてるかも。パイパーはサイトによってはイアン・マクドナルドになっている場合もありましたがとりあえずピンコック氏にしちゃった☆ |
1969年に結成されたベテラン、バトルフィールド・バンドによる初のライブ盤。1989年早春にスコットランドをドサ回った時の模様が収められています。
音色のインパクトが強いパイプが目立っているのは確かなのだけど決してそれを中心に進行していることはなく、むしろリーダー格はフィドルのB・マクニールと鍵盤のA・リードと思われますね。
楽器の編成だとか同じケルト圏だとかでアイルランドのボシィ・バンドが浮かんでくるのだけど、あちらさんほど熱血してないし聴いていてやたら脈拍が上がることもないです。
それはおそらく高速チューンが入っていないこと(せいぜいちょっと速めのジョギング程度)と、歌声が明朗でありつつもなんとなくドンくさいことに原因があるんじゃないかと。
コーラスも多用していてね、これがまた同郷のタナヒル・ウィーヴァーズみたいな心地よさなのですよ。
J・S・スキナーみたいな“その筋”の音楽家、自作曲、トラッドを中心に演奏していますが、注目すべきは9と12。
9ではクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイバルの、12の後半ではビートルズのカバーを披露しています。
12も初っ端から「ナ~ナナナナ~♪」(←あちこちで耳にするあのメロディ)とみんなでコーラスしているし、コンテンポラリーとトラッドを交互に演奏してはいるけれど全体的には「ツイストを踊ろうよ」的な。この人達、ガチムチのトラッダーかと思いきや実はまったくそんなことないんじゃ…? ほっといたらモンキーダンスをおっぱじめてしまうんじゃ…?
それにしてもビートルズ・ナンバーからスコットランド民謡へのスムーズすぎる移行は見事としか言いようがないね!
ラストはフィドルとハープ(誰が弾いてんの? アラン?)とフルート(ロウホイッスルかも)のアンサンブルがとんでもなく美しいインスト。
このバンドにおける美メロ作者はアランが筆頭だとばかり思っていたけどブライアンもなかなかやるじゃないか。(←なぜか上から目線のワタクシ)
http://www.battlefieldband.co.uk/