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英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

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2015/11/14
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  1. Edward Corcoran (Turlough O’Carolan)/Black Joke
  2. I Know My Love
  3. Low Down In The Broom
  4. The Downfall Of Paris
  5. The Keek (Or Ride) In The Creel
  6. Mary Custy Air
  7. Growing (The Trees They Do Grow High)
  8. The Poor & Young Single Sailor
  9. Balter Svens Parapolkett
  10. Bonny Light Horseman/Michael Turner’S Waltz
  11. The Wanton Wife Of Castlegate/Princess Royal
  12. The Gypsy Hornpipe/The Hawk (James Hill)/Indian Queen

Eliza Carthyfiddle, vo/1975.8.23-

Nancy Kerrfiddle, vo/1974.6.24-

Ian Carrg

Saul Rosemelodeon/1973-

produce: Nancy & Eliza with Ray Williams

engineer: Ray Williams & Ollie Knight1969-

sleeve Design & Photography: Bryan Ledgard

  イライザ・カーシーはマーティン・カーシーとノーマ・ウォーターソンの娘。

ナンシー・カーはサンドラ・カーとロン・エリオット(ノーサンバーランドのパイプ奏者)の娘。

 歌い手でありフィドラーでもある2人は2年前の93年にも「イライザ・カーシー&ナンシー・カー」というタイトルで連名作品を出しています。

 メロディオンを弾いているソール・ローズはイライザの義兄(イライザの姉妹の旦那なのでひょっとしたら義弟かも)、エンジニアのオリー・ナイトは叔母ラル・ウォーターソンの息子、つまりは従兄弟。

 彼女達による曲解説には「母サンドラから習った」「ママが教えてくれた曲」「マイク叔父さんから」といった記述が見受けられます。

 アイルランドの盲目パイパーによる1の前半部と12の真ん中以外はすべてトラディショナル。

 アイルランド民謡の2だとかイライザのパパも歌っていた7だとか、モリス・チューンである1の後半部だとか同じくモリス・チューンの11の後半部だとか、なじみ深い曲が多いのも嬉しいね。

 2人とも20歳そこそこのピチピチギャルなのだけど、フィドルはかなり重いです。

 例えばマーティンお父さんの盟友であり英国フォーク界を代表するフィドラーであるデイヴ・スウォブリックと比較すると、スウォブリックが重厚度5だとすればギャル達は10。中低音域を中心に弾いていることが多いし、高めの音でさえもヘヴィ極まりないのです。

 んで歌声はというと、イライザはフィドル同様に重め。声域もアルトのあたり。

余談ながらこの後体型もどんどん重量感溢れるものに…お母さんそっくりに…ゴホッゴホッ…

 あ、ナンシーはキュート声です。古き良き昭和の時代の舞台女優っぽいかわゆいお声ですよ。

 無伴奏で歌っている箇所もあって、その堂々としたシンギングはとてもじゃないけどハタチ前後とは思えません。特にイライザ、貫禄ありすぎだろ。

 フィドル・パートと歌パートはフィドル・パートの方が若干高めかな。

 いやあ最後まで実に重かったわ。

 

 http://www.eliza-carthy.com/

 http://www.kerrfagan.com/

 






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Last updated  2015/11/14 06:04:26 PM
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