カテゴリ:統一教会
統一教会をとりまく諸問題に関して、ブログ村でもいろんな方がそれぞれの見解を表明していらっしゃいますが、対極にある見解間の溝は未だ埋まる気配を見せません。
そんな中、ゆきっちさんのご指摘は非常に的を射ている部分もあり、せっかくなのでここで私の思うところを書き綴っておきたいと思います。 ゆきっちさんのご指摘どおり、 顕進ニムを支持している人たちが、「統一教会の方向性を自分たちの望む方向にしたい」人たちであるのは、まったくもってその通りだと思います。 現在の統一教会の方向性において、多かれ少なかれ正しくないと感じる部分があるからこそ、 教会本部の指示に逆らってまで顕進ニムを支持するのであろうと思うのです。 おそらくこれだけいろいろな考え方の人が集まる統一教会ですから、 教会の現状についての認識においても、またそれに対する対処法についてもさまざまなスタンスがありえます。 A.教会にはまったく問題がなく、今後も本部を中心として一枚岩であるべきだという人 B.教会には問題ないだろうし、たとえあったとしても本部を中心に解決してくれる、あるいはその途上なので、末端であれこれ動くべきではなく、むしろしっかり指示に従うべきだという人 C.教会にも問題があるかもしれないが、むやみに波紋を起こして分裂しては元も子もないので、自分と直接の関わりがない問題についてはうやむやで目をつむろうという人 D.教会には確かに問題があるが、今はまだ動くべき時ではない(あるいは動いても何も起こらない)ので本部の言うとおりにしつつ様子をみようという人 E.教会には明らかに問題があり、今こそそれを解決するチャンスなので積極的に動くという人 それ以外にも、そもそも教会のことは眼中になく、私は私で自分のやるべきことをやりますから邪魔だけはしないで下さいというような人も実は相当数存在するでしょう。 顕進ニムの起こした波紋は、教会の現状を憂える人にとって変革の好機ではあっても、それ以外の人たちにとっては行く手を阻み、あるいは溺れさせようとする荒波以外の何ものでもありません。 だから私も、教会変革のために顕進ニムを担ぎあげることには賛成しません。 そもそも、そのような次元に矮小化してしまってはもったいない方です。 ただ、顕進ニムとは無関係に、この気持ちだけは、これまでも、これからも変わらないでしょう。 すなわち、「統一教会は変わらねばならない」 そして、それは、誰かに期待するものでも、奇跡を待つものでもなく、 私自身が変わり、私自身が築いていくしかないのだと思います。 自叙伝を読まれた方々が、統一教会をみて 「自叙伝で語られた通りの場所だ」と感じられるように こんなふうに書けば、おそらく人によっては 「何様のつもり」とか「何て傲慢な人」と感じたりもするのではないかと思います。 それも仕方のないことだと思います。そのように感じる方は、 教会でそのように教育されてきたのでしょうし、 そのような謙虚さもまた確かに必要だと思いますから。 だから、私は統一教会をどうこうしようとは思いません。 統一教会は決して私のものではないので、私の自由にはなりません。 だから、私は、私の手の届く範囲において、 私の良心に従って良いものを創っていきたいと思うのです。 それが、ご父母様への恩返しだと思っています。 ただ、統一教会が誰にとっても「良い」と言いうるような、そんなところになったなら それは悪いことではないと思いますので、そうしようとする人がいれば当然応援もします。 また、そもそも統一教会自体が目的ではなく、 統一教会が目指してきた平和世界、理想家庭が目的なのですから、 それと目指すところが同じであれば、それもまた応援するでしょう。 結局のところ何のことはない、ただそれだけなのです。 真の父母様に似た者となりましょう。 にほんブログ村 ENOCKのおすすめサイト 世界人さんのブログ 世界人さんのホームページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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なるほど、なるほど
(2022.07.13 10:23:08)
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