NJO本番2019
2019/02/16朝から市民芸術館。NJOの本番。とりあえずリハ室で音出し。おれも含めてインフルや風邪で倒れる人がいなかったのはよかった(去年はそれで超ドタバタした)「かっぽれ」がなかなかいい感じ。実際にホールで音出ししてみると、想像以上に強烈な音だ。楽屋でお弁当。このコンサートは待ちが長いのが辛い。たくさん演目があるので仕方ないけど。14時頃から本番NJOのプログラムはIrelandのA Downland Suiteの1.PreludeMoriconeのGabriel's Oboe 清茂先生編曲の「かっぽれ」「相馬盆唄」 Irelandはステージで子供たちの音がようやく前に出て、そこそこ鳴るようになってきた。よかった...もうちょっと前からちゃんと鳴らせばいいのに。時間がかかる子たちってことか。Gabriel's Oboe の美登里ちゃんのソロ、とても素敵だった。当初遅いテンポを保てず五里霧中だった子供たちも、本番はいい気分で弾いていたようだ。「かっぽれ」と「相馬盆唄」はよかった。練習初期の頃は悲惨な出来だった「かっぽれ」が、最終的にいい感じに仕上がって本当にホッとした。(マジでかっぽれは中止にしようかと思ったほどだ)「かっぽれ」は今回がお披露目だったが、いい感じに仕上がってよかった。弦は1stViolinが時々普通に弾くだけで、2ndViolinは全曲col legnoだけ。Viola,Cello,Bassは全曲Pizz.だけ。このPizzとcol legnoの組み合わせで三味線を模倣する打楽器的なピアノの打ち込みもあって、結局、三味線よりもずっと過激な音になる。そこにピッコロ、オーボエ、クラリネットが絡んでくる。この管楽器がかなり複雑に書かれていて、実におもしろいのだが、とにかく難しい。管楽器の皆さん、じゃがー先生もありがとうでした。みなさんのお力でなんとか格好がつきました。そしてこだまくんに感謝。彼には楽譜準備から始まって、本当に世話になった。「相馬盆唄」は前回村山でやった時からすごくいい感じで、何も心配していなかった。今回もすごくよかった。この曲は子供たちが大好きで、なぜかめっちゃ燃えて弾くのだ。この曲を弾くときだけ何か異様な雰囲気になる。もしかすると、このチームでやるからこうなるのかもしれない。子供たちの世代が入れ替わったらかなり違う感じになるだろう。大人のオケでやればもっと整うだろうけれど、こーゆー異様な雰囲気には絶対ならない。これを大勢の人に聴いてもらえたのはよかった。何人もの先生方からお褒めの言葉を頂いた。ありがたいです。光栄です。この一年で中学生たちと演奏した小山清茂先生の曲。昨年のNJOから村山でのコンサート、そして今回の計3回で、音楽カクテル、芝の折戸、木挽唄(原型)、こきりこ唄、かっぽれ、相馬盆唄の6曲を披露した。よくこんなにやったなあ。子供たち、大したものだ。マジで褒めてあげたいと思う。これで中学生との清茂先生作品の演奏は一段落。子供たちにとってもおれにとっても得難い機会になった。いろんなタイミングがうまく揃ってよかった。本当にありがたいことでした。本番後は、子供たちと挨拶してすぐに帰ることができた。有難や。ボロボロで帰宅。夕食コチュジャンスパゲティ。うまい。白ワイン。疲れた....