|
テーマ:最近観た映画。(39321)
カテゴリ:日記
2022/12/16
uranでみそラーメン。チャーシュートッピングで。 相生座ロキシー フランソワ・トリュフォー監督「アデルの恋の物語」(1975) これまた久しぶりの再会。 圧倒的。傑作。 やっぱりイザベル・アジャーニすげえわ。こーゆーどうしようもなくこじらせて病んでる役を演じさせたらアジャーニ以上の役者さんはいないだろう。ウィノナ・ライダーは近いところまでいったと思うけど、やっぱりアジャーニの闇の深さと美しさには及ばなかったかも。結局ヨーロッパの闇の深さなのかなあ。このとき彼女はまだ18歳、そしてノスフェラトゥ、ポゼッションと続いていく… ![]() 以前は全く意識することがなかったが、今回はL'Histoire d'Adèle Hの「H」を最初から強く意識して鑑賞することができた。 偉大すぎる父・Hugoの呪縛。遠く離れていてもそれから逃れることはできない。それなのに父に頼らざるをえない矛盾。溺死した姉の呪縛。そしてどう考えても成就しない絶望的な恋、とゆーか妄執。閉塞状況の中での孤独。それがますますアデルを追いつめる。もがくほどに孤独と閉塞感は強まるばかり。 本人全く出てこないのに、 全編がものすごくHugoに支配されてる感。 … そして、例によってアルメンドロスの見事な撮影。 午後レッスン 地味にScoreとレクチャー原稿 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/01/05 09:18:29 PM
|