236997 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Ensemble Arpege

Ensemble Arpege

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
March 9, 2008
XML
カテゴリ:木管五重奏
本日は、Obが体調不良でお休み。4本での練習となりました。
次は先生練で1楽章と3楽章を見ていただく予定なので、その楽章を主に練習しました。

さて、第3回目の練習内容

■3楽章

テンポを落としてメトロノームで合わせる。

8小節ごとのフレーズがほとんどですが、次のフレーズの頭が遅れがちです。
原因は、
・前のフレーズの後半で遅くなる。
・次のフレーズの1拍目の反応が遅い。
とにかく体に覚えさせようと、同じ箇所を繰り返し練習。

そして、リズムの掛け合いが曖昧。
ほとんどのリズムが八分音符の組み合わせなので、1拍目から入るリズムのパートと2拍目からのパートが正確に組み合わさるように意識する。大抵は、2拍目から入るパートが遅れがち。
それを正確な位置に修正すると、まるでこだまのように響いてきます。
この感覚を忘れないようにしましょう。

実はこの3楽章、オリジナルの弦楽四重奏より短い。
オリジナルにはコーダらしきものがあるが、木管五重奏編にはない。

■2楽章・4楽章

通しただけ。

■1楽章

旋律と、リズムパートのコントラストをつけるため、
旋律のレガートを活かすように、リズムは音を硬めに演奏してみました。

molto rit. → in tempo が随所に出てくるので、イメージを統一する作業をしました。

ということで、時間切れ。ふぅ。しょんぼり

やればやるほど、難しいと感じてしまいます。
思えば、選曲会議の時にはじめてアメリカを演奏したときは楽しかった。
何も知らなかった、あの頃が懐かしいひよこひよこ(←遠い目)

■録音を聴いてみて

気になった点
・音が溶け合っていない。
5種類の異なる音質を持つ楽器ではあるが、編曲はそれを活かしたものにしている。ところが、楽器が入れ替わる度にボコボコしてしまっている。傾向としては、リード楽器に対してのフルートとホルン。リード楽器は割りと音がダーク(Obは明るいが)で締まって輪郭がはっきり聴こえるが、それに比べてフルートとホルンは、明るく開放的。この特徴を理解した上で、もっと芯のある音を出さないと浮いて聴こえます。
・ファゴットの旋律が埋もれてしまっている
ファゴットの高音部の旋律の箇所は、他の楽器は1~2段階音量を落とす必要がありそう。ちなみに、低音のリズムは良く聴こえる。
・音程やリズムの乱れが目立ちやすい
弦楽四重奏のスコアを見て気づいたのが、もともと一つの楽器で一つのフレーズを演奏するところを二つの管を組み合わせたりしている。だから、ちょっとでも音程やリズムが乱れると目立ちます。

問題山積みです。ショック

*-*-*-*-*-*-*-*

さて、連載『アメリカ(木管五重奏編曲)』コラム(←いつまで続く?)
「オールマイティなClの定めか?なんでもやりまっせ!」

アメリカでのクラリネットは忙しい。
散々細かいパッセージを吹かされる合間に、2ndVnのオブリガードが急に出てきたり、また、1stVnの旋律があったり。

◆ネットで、面白い記事を発見------

モラゲス木管五重奏団のパスカル・モラゲス(Cl)さんとデビッド・ワルター(Ob)さんのクインテット談義です。
※ワルターさんは、今回使用するアメリカ木管五重奏編曲をした人です。

ワルター:
「クインテットで演奏したときの音のイメージが、おのずと私の頭に浮かんでくるんですよ(笑)。ええ、弦楽四重奏の譜面 を見たときに‥‥。音出しをしてみて、細かいところを手直しすることはもちろんですが。」


さすがですね。
だから、オリジナルの弦楽四重奏と比較してかなりシャッフルされているんですね。
そういえば、ファゴット奏者が「Vnパートの音を見つけた!」といってました。


ワルター:
「パスカルは何でも吹けてしまうので、「これは難しい」と思ったパッセージは、クラリネットに担当させれば大丈夫なんです(笑)。 」
モラゲス:
「‥‥(苦笑)。」


これです。
パスカルさんがすごいというのもありますが、オールマイティなクラの定めとも言える。

--------------------------------

クラリネットは、音域が広い。
さらに、どの音域でも強弱のニュアンスをつけられる楽器です。

ちょっと、各管の音域比較をしてみました。


※ClはB♭管クラリネット

そう言えば、フルートの低音域とのコラボが多い。(今、気づきました)
前回演奏した、ミヨー「ルネ王の暖炉」でもコラボしました。
ホルンやオーボエは大変だけど、クラリネットは弱く吹くぶんにはまったく問題ない楽器だからでしょうね。

ということで、いろんなところで起用される楽器。
大変だけど、がんばれクラさん!

次回、「どうする?魅惑のピツィカート!?」をお楽しみに!
(クドイようですが、未定です)

K.I(FL)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 14, 2008 01:51:31 AM
コメント(0) | コメントを書く
[木管五重奏] カテゴリの最新記事


PR

Calendar

Profile

Ensemble Arpege

Ensemble Arpege

Freepage List

Category

Favorite Blog

映画:怪物 Monster… New! ピカルディの三度THさん

 シンフォニエッタ… tutti10さん
blog HidekiNさん

Comments

P.R.@ すごいよこれはっ 「すごいよこれはっ」いいですね!
アンコン@ Re:ロッシーニ編成(11/03) Fg K.N.さん >ありがとうございました!…
Fg K.N.@ ロッシーニ編成 アンコンがんばる さん、レス有難うござい…

Recent Posts

Archives

April , 2024
March , 2024
February , 2024
January , 2024
December , 2023

© Rakuten Group, Inc.