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カテゴリ:コンドルズ
3月31日、我が家のごひいきダンスカンパニー「コンドルズ」の2007年春公演「太陽にくちづけ7」の最終を大久保の東京グローブ座に見に出かけた。
私がチケットを手配した友人女性は「去年見たほうがずっと良かった。私はこんなのじゃ不満」と言っていた。その女性と一緒に来た男性に至っては、日本人が演じる日本語の舞台にも関わらず「皆が笑ってるところで、何がおかしいのか分からなかった」と素朴な感想をもらしていた。 そんな理解できないシーンもあるかもしれない。常に新しいものに挑戦する集団だし、観客に迎合することなく、自分たちがやりたいことを自由にやっているのだから、そんなこともあって当然だ。 私は自分のダンスのリハーサルを早退して駆けつけたわけだが、1カウントの中に3つくらい動きが入るような細かい振付の世界からやってきてコンドルズを見ると、カウントの取り方が大らかで、1つ1つの動きがよく見て取れる。 もちろん全員が自由気ままに動いていているわけはないが、かなり自由度の高いパフォーマンスであることは間違いない。 そして演出家のK先生は公演の疲れも取れてないであろうに、今日は通常のレッスンが行われた。細かい振付を覚えなければいけないという義務感から解放されるその時間と空間は私の気持ちを本当に軽くさせる。 とにかく、観ても体を動かしても感じるのは 「あれやっちゃいけない」「こうあらねばならない」はなく、 「大丈夫、できる」「やってみれば?」というのが コンドルズの基本だということだ。 仕事でも、ダンスでも、家庭でも・・・ 私が最も大切にしたいことは「自由」なのだと、ここ数年痛感している。 お笑い番組「エンタの神様」(日本テレビ系、土曜22時~)のエンディングで犬井ヒロシが歌う「○○のブルース」。 「○○ is freedom♪」と、○○の中にいろんな言葉を当てはめてくり返す歌なのだが、私はこの歌が大・大・大好き。 会社を辞めて、“好きな仕事をしてよい”、“好きな場所に行ってよい”、“好きな人に会ってよい”、“好きなことを学んでよい”・・・という状況になってから、何度となく「ワタシ is freedom♪、ワタシ is freedom♪」と歌ってきた。 (文法的には I am free.なんやけど~、この歌はコレでええねん) 私がコンドルズを好きなのは、その根底に「自由」があるからだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月03日 08時58分41秒
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