プレゼン コンシェルジュ　「NOVO先生の辛口ごよみ」

最近は絶対に必要な打ち合わせしか出向かない、人には会わないという日々を徹底しているが、昨日だけは思いきってロイヤルパーク汐留タワー24階レストランのランチ・ビュッフェに出かけてきた。テレビの仕事においては、ときどきはミス撲滅強化週間なるものが組まれ、関係者全員が「読み書き時事」のスキルテストを受けるのだが、そのテストでなんと私とイトウさんが満点でトップに立ったので、そのお祝い食事会だ。


小皿オードブル

校閲をやるような人は全員満点でも当たり前だと思われるかもしれないが、私よりベテランの方でも2～3問は間違う。政治や裁判に強い人がアイドル歌手の名前を知っているとは限らないし、外交や経済に強い人がスポーツに弱いこともあるからだ。クイズミリオネアを思い出してほしい。個々の問題はさほど難しいわけでもないのだが、全問正解はめったに出ないように作ってあるのだ。


盛りつけ例

漢字の読み書きは皆涼しい顔でクリアしていくが、全国の難読地名など知らないものは絶対に書けない。現在の閣僚や芸能人の氏名なども正確に把握しておく必要がある。「厳島神社」これは広島県民なら読めなきゃいけない。「一青窈」の読みもエンタメ番長にとっては常識だし。今回はそんないくつかの幸運が重なって得点が積み上がった感じだ。今後テストが実施されても、二人そろって満点が取れることは絶対ないだろうという予測のもと、満点記念に二人で豪華ランチに繰り出したわけだ。


名物フォアグラオムレツ

さて、ランチ・ビュッフェというと最近ほかのホテルでも見かけたが有閑マダムで大にぎわい。うかうかしていたら予約も取れない状況なのだそうだ。ロイヤルパークも11:30～13:00と13:00～14:30の完全入れ替え制で13時前のロビーはバーゲン会場のようになっていた。

気になるお料理は小さなガラスの器に盛ったひと口サイズのオードブルやデザートが中心。大皿盛りだと取り分けるとき、料理が崩れるという問題があるからだろう。そのほかには注文してからコックさんが焼いてくれるフォアグラ入りオムレツ・トリュフソースがお店の名物なのだそうだ。私はフォアグラが苦手なのでプレーンオムレツにしてもらった。チェリーパイや手作りシャーベットなどデザートも大満足だ。

気になるお値段は2,500円に税・サがついて3,000円で少しおつりが来るくらい。イトウ嬢が帰りに「こんなにおいしい物をたくさん食べても、庄屋（=居酒屋）に1回行くより安いんですもんねー。絶対こっちのほうがお得感がありますよね」と発した言葉には大きく賛同したい。この満足感でしばらくの間は、隠遁もしくは幽閉生活も辛抱できそうな気がする。

ロイヤルパーク汐留タワー 「ハーモニー」　ランチ・ビュッフェ
http://www.rps-tower.co.jp/restaurants/harmony/000043.html


■日刊ちょいスポ（No.803）
「潮田 芸能事務所へ」
北京五輪バドミントン女子ダブルス日本代表のオグシオだった潮田玲子選手がマネジメント事務所との契約を発表した。女性キャスターばかりを擁する「セント・フォース」だそうだ。どんな仕事をしても構わないが、彼女は三洋電機の社員ではなかったのか。普通の日本企業は副業禁止と社則に書いてあるよね？「オグとはやっていかない」とはこういうことだったのか。ガックリ。

プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第1833号】