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カテゴリ:プレゼンテーション
見ようとしたわけでもないのに、たまたま立て続けに総選挙の政見放送を見てしまった。今回の選挙から政見放送は変わった、変わりましたとも。党首がスタジオに行って話すのではなく、完パケ(すべて編集した素材)の持ち込みでよくなったようだ。
最初に自民、麻生総裁。議員さんなのかタレントなのか女性の聞き手。その後ろに手話通訳。以前は党首が公約などを一方的に演説するだけだったが、今はインタビュー形式という手法もアリなのか。障害のある方のために配慮してます、という姿勢も見せなければいけないのだろう。 次に共産、志位委員長。10人くらいの素人ふうの人が出てきて、質問に答えている。言わば、バラエティー番組式で、こちらも手話つき。登場する人物が多い分、開かれた組織というイメージがある。自民、共産とも党首の目がまっすぐ前を見据えているので、カメラ横にプロンプ(カンペ)が出ているのだろう。 最後に見たのは民主、鳩山代表。蓮舫&長妻というメディア露出の多い人をサブキャスターふうに配し、映像の切り替えとテロップの出し方がうまかった。手話はナシ。その代わりにコメントフォローのテロップが出た。手話が理解できる人は人口の何%か?それよりも多くの人のために字幕を出したほうが親切だし、画面もスッキリする。党の候補も次々に数秒ずつ出てきてひとこと。作りがうまいっ!文句のつけどころがございません。 作り方、伝え方も民主圧勝。 選挙もそうならなければいいですね、与党さん。 見てないが幸福実現党もお金をかけて最新鋭の放送を作っていそうな気がする。見てみたかった。 政見放送は本当に力のある制作会社に依頼しないとダメな時代に突入したようだ。スッキリと見せられる構成作家とディレクターもつかないとダメだ、こりゃ。 ■日刊ちょいスポ(No.849) 「優勝旗 中京に」 日々を忙しくしていたら高校野球も最終日。仲のいい仕事関係者が新潟出身で連日応援していたので、日本文理と中京なら、私は日本文理をひいきしていた。文理も9回で5点入れたが(ものすごい執念)、10-9で優勝旗を手にしたのは中京大中京。まさに熱闘。高校生らしい決勝になってよかった。 プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は ただいま【第1879号】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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