カテゴリ:ヒロ伊藤流?仏弟子修行
イエスは言った。 「外から入ってくるものが人間を汚すことはない。 汚れは人間の中から出てくるものである」 (『新約聖書 マルコ伝』より) ブッダは言った。 「盗むこと、嘘をつくこと、不義を働くことが穢れなのである。 肉を食べることが穢れなのではない」 (『南伝仏典 スッタ・ニパータ』より) 何でも他人のせいにしたり、環境のせいにしたり、とにかく自分に原因があることが分からない、 あるいは認めようとしない人が多いようです。 泥んこの汚れのような外面的な汚れは、洗い流せば落とすことができますが、 心の内から生まれる穢れは、簡単には消すことができないものです。 心をきれいにしていくこと、善に保つことが、ブッダの教え清浄行です。 「賢者は、順次に少しずつ、そのつど自らが汚れを除く。鍛冶職人が銀の汚れを除くように」 (『ダンマパダ』より) 要は、毎日少しずつ、自らの行いひとつ一つに責任をもって生きなさい、 ということだと思います。 合掌 観学院称徳 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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