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2015/02/19
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カテゴリ:仕事




第一回「私、社会復帰できますか?」




1年ほど前から、そろそろ働こうかなと思ってはいた。

だが、ただそう思うだけで探そうともしなかったし、それ以前に求人募集なんて目にさえ入らなかった。

(しかも6月からは痙攣が始まった。)

それが、先日たまたま通りかかった道でスタッフ募集の貼り紙を見つけ、メールで問い合わせをし、そそくさと証明写真まで撮りに行った。

そして、あれよあれよという間に面接。

もちろん病気のことは伏せた。




無職になってどれぐらい経つのだろう。

おそらく4年半だ。

厳密に言うと、一人だけピアノを教えていたから2年余りだが。

まぁ、どちらにしろ、家に籠っていた時間は結構長かったということだ。

だが、自分治療に励んでいたから、とてもとても、何者にも変えることのできない、一生の宝物になった時間だとは思っている。




と、その場で週2日だけ働くことに決まってしまった。

環境が動く時は予想もしないところから急に動き出す。

至ってそんなもの。

だが、その場で決まるとは思っていなかった私は、思わぬ展開に怖気づいてしまい、あたふたし始めた。

今回ダメだったらまた探せばいい、軽い気持ちで経験として面接を受け、また、そのつもりだった。

正直これだけのブランクがあって、働くことが怖い。

社会へ出ることが怖い。

殻を破らないと先へは進めないことはわかっているのに。

そうさ、所詮私は意気地なしの小心者。




さて、どうするか。

いえ、私は一体どうするのだろうか。

まったく似てわからない。





(2015.1.31. 18:00)











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最終更新日  2015/02/19 07:57:40 PM
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