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カテゴリ:こ こ ろ
人生って、味なもんだな 「こうした几帳面な生活から脱け出し、新規まき直しな生活をはじめ、さまざまな危険をおかし、自由な、無目的な行為のために、 今まで謹直な目的のためだけに用いて得々としていたこの力を使ってみたい!」 「いま母なる地球のふるえ、母なる地球のかわるとき、わたしたち人間はもうひとつの生き方を、じょじょに、探していかなくちゃならない。 畑に種をまこう。 木を植えよう。 果樹を育てよう。 たべものをつくろう。 ちいさなエネルギーで暮らせるように、わたしたちの暮らしがここからかわるとき」 「患者というものは、要するにただ一つのことだけを望んでいるのだ。 つまり、真面目に自分の相手になってもらうということ…」 「君の気持はよくわかる。 早く楽にしてやろうという気持、それは僕たち誰もが知ってるんだ。 だが、それは要するに…初心者だけの感じる誘惑に過ぎない? なにより大切なことがある。 生命の尊重、これだ! そうだ!」 「世の中には、自然界の法則以外に法則なんかはありません」 「どうも世間の人たちは、貧窮ということと貧乏ということを、しばしば混同するきらいがありはしないかな? 貧窮は確かに怖ろしい。 碌な智慧はつけてくれん。 だが、貧乏は? これはしばしば…天寵(てんちょう)の、その…姿をやつしたものではないだろうかな?」 「無名であるという、そのことに山の品格がある。 世界に名だたる高山にほんの数千フィートおよばないだけで記録破りが目当ての探検登山家は執念をいだかず、 前方に見えている山々はどこまでも処女峰ではあるまいか。 彼の心情は、その手の冒険者とは対極だった。 西欧の至高の理念には卑俗なものを感じている。 「最大努力で最高峰」の発想は理に落ちて現実にそぐわず、むしろ「高さだけの努力」よりも凡庸ではないかと思う」 「彼の目の前には、不吉な行列が通り過ぎて行く。 それは、すべて彼が不治の診断を下した病人たちの群だった…。 (略) そうだ、あらゆるものは、すべてつぎつぎに!」 「すべての創口は、ただその痕だけをとどめてなおって行くのだ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/03/13 07:55:45 PM
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