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カテゴリ:こ こ ろ
不吉な幻想にとりつかれるのは、恐怖心のせいだ 「神の御意志というものがあるとすれば…たぶん生き残った者には為(な)さねばならない何かがあるのだ」 「死をおそれるものも、おそれないものも、二つ返事で死を受けいれることができない点では同じだった」 「だれだって、自殺する権利をもっている、と彼は思った。 だが、あれは、やっていいことじゃない。 おれだって、あの気持はわかる。 だが、それを是認するわけにはいかない。 「恥辱」 ー 恥を知らなければいけない。 だが、たしかにおまえにはわかるのか? もちろん、わかる。 だが、しかし。 うむ、しかしだ」 「考えてみれば、おれたちはよくよく苦しい時代に生れてきたもんだ」 「人間というものは、いつまでも学びつづけていけるものだろうか?」 「しかし、日を背にうけている」 「くよくよするな、かんしゃくを起してはいけない。 それもまたひとつの逃げ道だ。 いつだって逃げ道はあるものだ」 「おまえは何を望むんだ? 何もかもだ」 「美しい人の美しい瞳がもたらす愉悦感」 「むだ口きかずに、かゆ吹いて冷ませ」 「複雑でわかりにくい性格のほうが人間として上だとは限りませんわ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/17 07:41:59 PM
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