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カテゴリ:2020〜日々の諸々
事の顛末を語る… みさなんご存知のように、もともと手が荒れていた。 かれこれ数年、手の平も手の指も夥しい水ぶくれができていて、冬にはあかぎれ、黄色い汁と血が固まり、延々治ることはなく、ステロイドは絶ったからまぁその内治るでしょうと放っていた。 で、今回の件で、手洗い消毒励行と相成った。 私はかねがね私専用の石けんを使っていて、母はCMで流れているような商品を使っているのだが、私は皮膚が弱いからなるべくオーガニックのものを、化粧品などもある程度成分を確かめた上で、負担の少ない安心できるものを選んできた。 しかし、それでちゃんと細菌は死滅するのだろうか、化学物質が入っている方がいいんじゃなかろうか、と、オーガニックだと何となく不安を覚えた為、その母が使っている某有名メーカーの石けんをしばらく使ったのである。 いやはや、それがいけなかった。 見事に肌が負けた。 使ったそばから一気に手は乾燥し、必要な油分までも根こそぎ取られる感じは半端なく、普段使っているオーガニックとこんなにも違うのかと唖然とした。 毎日散歩には出るようにしていたので、要するに1日1回この石けんで洗うだけなのに、日に日に肌は荒れていって、ついには皮膚科が頭に散らつく始末。 真っ赤にただれてパンパンに腫れ上がり、手がぽってりと一回り大きくなったようになり、グーもパーもできず、痛過ぎて手に心臓があるみたい。 手全体が、あかぎれができた時に切れる赤い部分みたい。 更に消毒などで刺激されるともう飛び上がらんばかりに染みて、そこから居てもたってもいられないほどのかゆさが襲い、ただただ無心でボリボリかきむしる。 気が振れたんじゃないかと思うほどひたすらにかいて、これ以上かけないとしこたまかいたところでようやく納得して鎮まって自分の手を見ると、ギャッと目を剥くほどに血だらけでびっくりするのであった。 (図書館に行きづらい原因もこれである。 職員に一挙手一投足を見届けられている中で消毒液をシュッとする、そのたったの一押しが苦痛で堪らない。) ちょっとこれでは本当に何もできず、タオルも絞れない、お箸を持つにも難儀する、ありとあらゆる場面の日常生活で支障をきたす為、結局、解除と共にオーガニックの石けんに戻した。 限界だった。 湿疹の「種類」が違った。 すると、目に見えて落ち着いていった。 2割ほど良くなった。 今、辛うじて左手だけパーができるようになった。 恐るべし化学物質、だと思わずにはいられない。 ということで、少し気持ちが治まり、このブログを書いている。 皮膚科が散らついたのは久しぶりだった。 散々だった。 これ以上はご勘弁願う。 化学物質使用前の湿疹に戻ってくれたらそれでいいから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/06/08 07:38:49 PM
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