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カテゴリ:2020〜日々の諸々
けれども、都合のいい時なんて、一体いつになったら来るんだ 「西洋の男は己れの恋する女人の姿に希臘(ギリシャ)神話の女神を見、聖母の像を空想する。 この心持が広くいろいろな習慣に付き纏って、芸術の中にも反映しているせいであろうと、彼はそんなふうに考え、その心持の欠けている日本人の人情風俗に云いようのない淋しさを覚えた」 「悲しい時には桜の咲くのを見たって涙が出るんだ」 「その悲しみはただその刹那(せつな)のものであって、多くの人の例を見れば、長いあいだにはだんだんうすらいで行くのである」 「老境に入ることは必ずしも悲しくない、老境には老境でおのずからなる楽しみがある、と云う気持と、そんなことを考えるのが既に老境に入ろうとする兆(きざし)だ、夫婦別れをしようと云うのは、自分も妻ももう一度自由に復(かえ)って、青春を生きようためではないのか、と云う気持と。 ー 」 「もうこれでいい、このままじっとしていれば自分の運命はひとりでにきまる」 「花は花なりに口をきくし、人間以上に主(しゅ)の御栄(みさか)えを語ることができますのじゃ」 「<この世のならわしの、なべて煩わしくかび臭く、味気なく、無益に見えることよ!> ハムレット」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/06/21 07:27:25 PM
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