西欧の建物 その2 コロッセオ(ローマ)
ローマ コロッセオローマ建築の代表作です A.D.70~80地中海世界に起源を持つ古典建築の系統 (ギリシャ、ローマ、ルネサンス、バロック、新古典主義)ギリシャ人は紀元前5世紀には、高度に洗練された芸術的才能によって、それを完璧な域にまで高めました(パルテノン神殿)ギリシャ様式が歴史を越えて強い威光を放つのは重力の支持という建築のもっとも根源的な機能をある種、普遍的な美として表現しいくつかの典型にまで昇華させたからにほかなりませんギリシャ様式は、その後ヘレニズム世界の拡大によってやや自由な解釈をともなって広まりますがこの遺産を真に受け継いで新たなる展開を示したのはローマ建築ですヘレニズム世界に代わって地中海全域に覇権を確立したローマは、芸術的模範としてギリシャ様式の吸収に努めさまざまな建築に適用しました[コロッセオ]ローマ帝政期に造られた円形闘技場で現在ではローマを代表する観光地になっていますフラウィウス朝の皇帝が建設者であることから「フラウィウス闘技場」が本来の名前ですがネロ帝の巨大な像(コロッスス)が傍らに立っていたためコロッセウムと呼ばれるようになったといわれています長径188m短径156mの楕円形で高さは48mで45,000人を収容出来天井部分は開放されていますが、日除け用に布を張る設備がありました皇帝席には一日中直射日光が当たらないように設計されており、また一般の観客席についても一日に20分以上日光が当たらないように工夫がなされていました ***************************************************************新作CD「マーメイド伝説・スペシャル版CD」大好評通販中ご希望の方は直筆サイン入りでお送りしますHPで視聴できます♪