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カテゴリ:暮らしを楽しむ
3月31日から上野の東京国立博物館平成館で開催されている「興福寺創建1300年記念 国宝阿修羅展」に行ってきました! マンネの役員仲間で卒業された先輩にあたる生徒さんのママのKさん! 役員をやらなければ決して出会えなかった学年の違うママです! 本当に滅茶苦茶美しい方で、でもお顔だけでなくて心も綺麗な外見と違い 男っぽいさばけた方で大好きな方なんです~~! その方をお誘いして上野まで意を決して!だって凄い混みそうで怖いから(笑) 案の定博物館に行くと「130分待ちです」・・・・。 わぁ~~ん!でも来たからには根性で見るっきゃない~~~! 先に腹ごしらえしてからにしました(爆) 第1章 興福寺創建と中金堂鎮壇具 これは混んでいるのでさらっと見ました(笑) 第2章 国宝 阿修羅とその世界-八部衆・十大弟子像- が今回の目玉です! 次の部屋に入ると、阿修羅像以外の八部衆像が左手に、右手に十大弟子像が並 んでいます。年配の方が最初の像をご覧になって「若いから頬がふっくらして張りが あるねぇ~~!」などと話されてました(笑) 中でも鳥頭人身の迦楼羅(かるら)が印象的でした私的には なんとも言えない人間ではないけれどその眼に魅せられます。 そして、阿修羅像だけは別の部屋の 中央に露出展示され、一周して見ることができますが、凄い人なので中々一回りが 厳しいのですが、そこは叔母ちゃん根性にて! 三面六臂(さんめんろっぴ)の阿修羅像は、その名の通り三つの顔を持っています。 「左の顔は唇をかんでいます。 争いを繰り返してきた阿修羅が仏教に帰依し、心の中に昔の過ちがわき上がるのを こらえている顔つきだと考えます。右の顔は阿修羅が心の中をじっと 見つめている表情です。正面の顔も同じように心を見つめています。 憂いの表情ですが、しっかりとしたまなざしをもって前を見つめています。」 (興福寺国宝館館長の言葉) これはなぁるほど頷けます。 正面からのお顔は闘争心からはかけ離れた、穏やかな、涼しげな、凛とした なんとも言えない気持ち、心が洗われるような気持ちがふつふつと湧きあがります。 第3章 中金堂再建と仏像 は、鎌倉時代の運慶と康慶作の四天王や釈迦如来像頭部、 薬王菩薩像・薬上菩薩像など迫力のある大立像が並ぶ。 四天王が踏んでいる者?の表情も様々です! 第4章 バーチャルリアリティ(VR)シアター「再建中金堂と阿修羅像」 以上で終わりです。 阿修羅とは元々はインドの闘争を好んだ神、アスラからきているらしいです。 なので怖い形相の神を連想してしまいましたが、浅はかでした! 阿修羅と言えば、向田邦子さん脚本の「阿修羅のごとく」を思い出します。 1979年のNHkのドラマです。 昔すぎておわかりにならない方も多いかもしれませんねぇ~!(笑) でも2003年の映画化され、2004年には舞台化もされたようですので おわかりになるかも! 私はOL時代にこのNHKのドラマを見て魅せられた記憶があります。 オープニング曲が印象的で、これから何かが起こる、そんな穏やかではない気配を 感じる曲でした! トルコの軍隊の曲のようですね!アリー・ルザ・ベイ「ジェッディンデデン」 「祖父も父も」という曲のようです。 阿修羅のごとくOP 元の曲はCEDDIN DEDEN NESLIN BABAN-MEHTER MARSI 「阿修羅のごとく」というのは「父親の浮気」への母親の嫉妬をきっかけに、 姉妹がまた阿修羅のごとくに本音、裏面をぶちあげてやりとりしながら物語が 進行するのです。 向田邦子さんの描く世界は好きで沢山読みました! 幸せと争いが背中合わせの中で生きている人々が、これ以上口にすると壊れてしまう からお互いに牽制しあう、そこにある幸せ。 「冬の運動会」も好きでした! それを加味しつつ、阿修羅像を見たあとお茶しながら(実は暑くてbeerを飲んだ・笑) 穏やかなお顔はすべてを超越して佇むお顔なのかな?等とKさんとお喋りしたのです! ほんとうに心が洗われるような清々しい気持ちにさせていただきました! Kさんと行けて本当に楽しいひと時で、これまた一緒に誰と過ごすか?が大事なの かもしれませんねぇ~~! 久しぶりに心が潤い、穏やかな気持ちでいられるかもしれません・・・。 今週で終りですのでもしご都合のつかれる方は是非お会いになってくださいませ、 阿修羅像に~~~~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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