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カテゴリ:本
現在、NHKの朝ドラとして放送中の北川悦吏子氏の『半分、青い。』、原作をkindleにダウンロードして、最後まで読んでみた。
ネタバレになるので、あらすじについてのコメントは控えるが、これまでの朝ドラとは違い、涙もろい人は号泣してしまうかも知れない展開となる。
今後の主な舞台は、東京の廃校になった中学校を利用したシェアオフィスになる。
各自治体が、統廃合などで廃校になった校舎をシェアオフィスとして貸し出すという取り組み、以前にも他の番組で見たことがあり、実際に広く行われていることだ。
これらの小さな会社から、中堅や大企業に育って行くという例もある。
この『半分、青い。』のモデルと呼べるような人物は居ないが、強いてあげるなら北川悦吏子氏自身であろう。
彼女が生まれ育ったのは、『半分、青い。』のヒロインと同じく岐阜県の田舎である。
氏は、6年前に左耳が突発性難聴に罹り、その後、聴神経腫瘍と分かったが、左耳を完全失聴した。
そんな彼女が書き下ろした脚本は、実感が籠もっていて視聴者の心に響いてくる。
最後に、これからの物語が展開していく上でのキーワードは、鈴愛の母親が思わず口にした『掴まえたーなる風やねぇ!』だ。
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こんばんは
ご自身を反映して作品作りにですね。 (2018.09.03 18:28:18) |