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• この声が聞こえるかい

  　　どれだけ離れ顔が見えなくても互いに忘れないのは必要とし必要とされていることそれが全て他には何もない僕にとっての試練の年、2014年が暮れていく。未編集記事10件近くを残して。なんだかやり残した感満載のブログではございますが、来年も引き続き、自爆飯テロブログを続けてまいるます。それでは皆様、良いお年を。　

  2014/12/31

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  過ぎたるは及ばざるが如し

  　　楽天ブログの一記事あたりの上限文字数は１万文字である。　特に気合いを入れて書いた回はともかく、そうでもないはずの回、例えば前回の中華バイキングですら、無編集でうｐしようとしたら、余裕で１万文字を超えてしまう自体は、果たして如何なものか。画像が増えている事実もある。画像タグ一回でだいたい半角150文字程度。これが10とかあればそれなりに容量を圧迫するとはいえども、要するに、こういう前置きや、アニメの感想とか入れなければいいってだけの話なのだけろうけど、すぐ近くにアニメで語れる人間がほぼいないのも手伝って、手間を承知でここで感想をブチ撒けている昨今。ちなみ今回は、約9000文字程度。さて。　これまでの大阪ホテルランチブッフェで、想像を絶する深い悲しみに包まれた我々だが、この様子だと、満足行くレベルのものにありつこうと思うならば、ランチブッフェのラスボス的ラスボスであるリッツ・カールトンへと赴く他にないのではないか。僕自身のみならず、GIR氏もそう感じつつあったところだが、満を持して持ってきた選択肢がここであった。「インターコンチネンタル NOKA」でググろうとすると、候補に「ノロ」が出てくるが、それは横浜の話。やけに理解りにくい入り口のため、人でごった返す梅田の界隈をぐるぐる回りながらようやく辿り着いたそこは、スイスホテル、ヒルトン大阪に負けず劣らずのブルジョワ空間であり、店の中に円卓型貸し切りスペースなんかがあったりして、思わず気圧されそうになるものの、「雰囲気に負けていては正常なジャッジが出来ない！」などと意味不明な思考で持ち直す。席に着き、まずはサラダから、とそのエリアに赴くと、どうやら好みの素材から、わざわざサラダそのものを作ってくれるらしい。ということで、わざわざ作ってもらったのがコレ。まあ、野菜にドレッシングぶっかけて、まぜこぜするだけだろ、誰が作ってもそう変わらん、変わらんよ。　 ,j;;;;;j,. ---一､ ｀ 　―--‐､_ l;;;;;;　｛;;;;;;ゝ T辷iﾌ i 　 　f'辷jァ　 !i;;;;;　 ヾ;;;ﾊ　　　　ﾉ　　　　　　　.::!lﾘ;;rﾞ　　 `Z;i　　　〈.,_..,.　　　　　　ﾉ;;;;;;;;>　 　,;ぇﾊ、　､_,.ｰ-､_',. 　 　,ｆﾞ: Y;;f 　　 そんなふうに考えていた時期が　　 ~''戈ヽ 　 ｀二´ 　　 r'´:::.　`!　　　俺にもありました…旨い。これがプロの仕事なのか？いや、ドレッシングからして何か違う。これまで口にしてきたそれとは、確実に何かが違う。そんなバカな、とも思ったけれど、後にゴリ先生もこのドレッシングを評価していたことを考えれば、どうやらタダ事ではなかった模様。メインとも言うべきローストビーフ。もう見た目からしていろいろと違うような気がするのだが、口にして、思わず僕が口にした言葉、それはここしばらくの間で食べてきたローストビーフとは、いったい何だったのか。対面で、同じように食べていたGIR氏も、「コレや、コレを待ってたんや！！」とここにきてまさかの大絶賛。ハッキリ言って、ここはクオリティが違う。オードブルからして、これまで目にしなかったものが沸いて出てくる。三角のなが～いヤツは、パン代わりに持ってきたが、カリッカリの食感も去ることながら、プレーン若しくはチーズ風味でなかなか美味。定番のスモークサーモンから、今回特に僕が美味だと感じたのが↑の白身、これがスモークサーモンならぬ、スモーク鯛で、身自体は淡白ながらも、絶妙な塩味とスモーキーな風味で、幾度と無くお代わりするハメに。↓は言わずもがな、カマンベールチーズ。これが食べ放題とかアタマがおかしい、とかいいつつ、最終的にはまるまる2つくらいは食べたのではなかろうか。家でこんな食べ方したら、間違いなく投げ飛ばされるだろう。もうひとつのメイン、トンテキ。1/2と一枚で注文出来たりしたが、どうせなら一枚まるごと注文して、一枚肉を堪能しよう。勿論、ソースに味がない！なんてこともない。ジャパニーズ・ソイソースにわさび。最初にこれで牛肉を食べようなんて考えたヤツの思考に、心の底から嫉妬する。日本人ならよく知った醤油のコクと、鼻腔あたりから何かが突き抜けるわさびの辛さと、ローストビーフの程よい脂が合わさる様相に、極楽浄土めいた至福の瞬間が約束される。もうひとつ言うと、ローストビーフは最後まで劣化しなかった。本当にため息が出る。いい意味で。それだけにとどまらず、パスタも充実。ホント、もうなんなんだよこの店。至れり尽くせり過ぎて、書いてたらハラが減ってくるじゃなくて立ってくる。こちらも好みの素材から作ってくれたりするわけで、僕はキノコ＆トマトソースと、ペンネ・アラビアータ。味としてはやや甘口、僕はややトマトの酸味を残してくれた方が好みか。あと、パスタは1.6mmでおねしゃす（写真は多分1.3mmくらいのやや細め）。デザートは、クレープ、ワッフルとその場で作って持ってきてくれる他、割りといろいろあったように思えたが、チョコレート系、ムース系が無かったようで、僕の好みからは外れていた模様。ちなみに、別の日にはアップルパイ様が存在しており、自称アップルパイ嫌いのGIR氏をおしてまで「神がかった旨さ」と評するレベルのものだったとか。ただ、アップルパイ嫌いの「旨い」と、アップルパイ好きの「旨い」は、果たしてどこまで同じなのかは、実際に食べてみないことには、理解らない。もう、デザートと「あるもの」でハラはいっぱいなのだがこのタイミングでステーキ導入ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗスルー出来ない卑しい俺乙ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗなお、数回お代わりして、ワサビ醤油ででも味わった模様。と、ご覧のとおり絶賛だったわけだが、実は今回一番よかった「あるもの」とはまさかの紅茶。淹れた瞬間に香り立つ、意味不明なまでに芳醇な香りには、ある意味酔わされたと言っても過言ではあるまい（いや過言だろ）。それは思わずコンシェルジュさんに「これ、何茶ですか？」と聞いてしまうくらいに。実際にはフルーツティーをベースにしたオリジナルブレンドだそうで、あまりの旨さに、まだ暑いこの時期ながら、茶サーバ3回くらい（およそ10杯近く）お代わりし、その都度↑の写真にある三角形と、カマンベールチーズを消費した。ここまできて評価は絶賛から、大絶賛となるわけだが、やはりお値段がお値段なわけで、一発あたり4500円。そうそう気軽に食べにいける価格ではないものの、前々回のヒルトンのWINDOWS～の値段と大して変わらない、と考えれば、何となくお得感が出て…　来ないか。基本的に素材で食べさせる店なので、調味料依存のゴリ先生には不評ではあったものの、大阪エリアでいまのところ最も美味なランチブッフェは、間違いなくこのインターコンチネンタル・ＮＯＫＡである、と断言できよう。もっとも、このクオリティがいつまで持続するのかは、神のみぞ知るといったところだが。（大阪ランチブッフェ編・完）

  2014/12/18

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  茶番だあああああああ！

  　3クールはさすがに長かったけれど、原作をプレイしていない僕には、どこをどう端折らているかはよく理解らない。だが言いたいことはただひとつ。「どうしてANGEL BEATSでこれをやらなかったのか」コレに尽きる。そりゃまあ、予算や納期などの大人の事情があるのは理解るけれど、設定や世界観は割りと好きだっただけに、未だに勿体無いと思ってしまう…或いは、ＡＢはもう忘れて、これで無かったことにしろ、とでも言いたいのか…？　さて。「老祥記」という店をご存知だろうか。神戸は南京町に有る肉まんが有名な店で、途方も無い行列が出来ることでもよく知らている。随分と昔に、上司に「神戸の中華街へ行く」と言ったら、問答無用で、それこそ脊椎反射の如く勧められ、もともと大して肉まんが好きでもない僕であったが、それなりに期待して現地で相対したのだがなんてことはない、クソ不味かった。いや、それ以前に、「食わせてやってる」感丸出しの最悪な接客対応で、二重三重に落胆したことは未だによく憶えている。僕が行ったときはド平日だったこともあって、行列はほぼ無し状態だったからよかったものの、二時間も三時間も並んだ挙句この有り様だったら、それこそ目も当てられない状態というやつではなかろうか。勿論、ここ以外にも露店を巡ったりしたものの、コレと言って特筆すべきものは無く、「南京町で一番旨かったのは、神戸コロッケだった」という結論に至った。ちなみに次点はクレープ屋さん。そんな思い出や、かつて行ったリーガロイヤルホテルの中華バイキングなどから、僕自身も理解ってはいるのだが、中華との相性は最悪である。理解っている。（高級）中華にいい思い出が無い、理解ってはいるにも関わらず、今回行くことになったのは「王朝」ヒルトンホテル内にある高級中華を謳うお店のランチバイキングである。不得手と知って何故行くのか？それは、僕らでいうところの「（選択肢を）潰しておく」という謎の感覚。それは、自ら体を張って、身銭を切って、「ここは無し」だと知っておくために行う理解不能の自傷行為、なのかも知れない。念のために断っておきますが、前回のWINDOWS～に行った日とは、全く別の日です。やけに冷房の効いた席に案内され、コンディション的には最高であったりする。テーブルの上には本日のお品書きがあり、つまり、ここに表記されているものは時間内且つ自分が死なな無いまでならいくらでもお代わり出来るというヤツだ。当然の如く、コレと思われるものを一通り注文するも、来ない。待てど暮らせど来ない。開幕、余裕の40分放置プレイである。いや待て、これは孔明の罠だ。実は注文が通っていないのだ。そんな思考が巡るなか、テーブルに付いた僕を含めた三人（GIR、ゴリ先生）の不愉快指数はみるみる上昇していく。とりあえず、僕はコーンスープを注文しているんだが、それすら来ないってのは一体どういうことなのか。このままでは一触即発の事態へと突入し、誰もが暴れ出しそうになったとき、ようやく救済が訪れた。コーンスープとツバメの巣スープが到着。まあ、確かに、出来合いのものを温めてという感じでないのは間違いないが、時間制限付きの方式でスープ到着まで、実質一時間近く待たせるのは、一体どういう了見なのだろうか…実際のコーンスープは、とろみの付いた中華風卵スープに、細かいとうもろこしが入っている感じ。もう一方のツバメの巣は、悲しいかな悲劇かな、どれがツバメの巣なのかが判らず、とりあえず春雨っぽい透明な物体をそれだと思い込むことに。そして、ようやく運ばれてくる注文した料理たち。青椒肉絲（チンジャオロース）。命からがら帰ってきて、肉の無しの青椒肉絲をガッつきながら、「相変わらず、あんたの作る飯は不味いな」と言い、再び、自らの足で死地へ赴く、そんなシチュエーションに遭遇してみたい。「こんな話知ってるか？」と切り出して、100万回生きた猫の話でもしたら尚最高だ。エビチリ。なんというか、エビが不自然なくらいにブリブリしていて、逆に気持ち悪い。図らずとも、某サバイバル番組でベアニキが酷い表情を浮かべながら口にしていた「いもむしさん」を思い出す。そのほかは多分、牛肉の黒豆ソースとか、XOソースとかの炒めもの。蟹肉のふわふわ卵炒め。ようするにオムレツ。かにたまっ！天津飯の、ご飯のうえに乗ってるやつ単体。麻婆豆腐。説明不要。僕は豆腐粉々型にラー油たっぷりが好み。他にも惣菜系は注文したが、写真に残っているのはこんな感じ。恐らく多分、一番口にあったのが←カニ炒飯。→五目炒飯。しかしながら、「温かい」ではなく、火傷せんばかりに熱い「エクストラホット」が好みの僕としては、料理全般に言えることだが随分と温度が低く感じてしまう。それでも、この中でどれが一番か、と聞かれたら炒飯を推す。ゴリ先生曰く、「冷凍のアレと同じ味。」言われてみれば、確かに味は似ている気がする…なんにせよ、炒飯のような飯モノはハラに溜まり過ぎて、普段行くバイキングの肉料理や、揚げ芋のようなリピートは出来ない。ご飯物ということで、ゴリ先生とGIRのオン・ザ・トッピング。毎度ながらこの方々はブレない。そして、今回最大の罠がこの「海の幸おかゆ」である。序盤の放置時間とは裏腹に、やけに回転率が上がってきた後半、まだまだテーブル上に料理が残る中、締めに入りつつあったところに、（写真ではわかりにくいが）目を疑うような、洗面器を思わせる器に入ったおかゆが降臨なさる。いや、洗面器は確かに言い過ぎだとは思うが、二人前といったはずなのに、という感もあり、後半戦の僕らにとっては、それが途轍もない大きさに見えたのだろう…サラサラっと流しこむ感覚でいた我々に、「もう二度と来るなよ」と言わんばかりの鉄槌を叩きこまれ、割と本気で苦しみながら処理を続けていく。でも、開幕の北京ダックさんがまだ来られていないでの、さすがにコレを食わずして高級中華は無いだろう、ということで無理矢理追加。結論。「やめときゃよかった。」想像していたものよりも遥かに濃い味のものが来て、リアルに悶絶。踏みとどまったGIR、対面で高みの見物。ゴリ先生は随分前に「開放する！」と言ってベルトを外したが、そこから驚きの速度でグロッキー状態となり、この時既に半分くらい寝ている状態であった。まあ、いつものことだ。こんだけ食い散らかしておいてなんだけど、やっぱし中華は苦手だ。相性が悪い。そもそも、中華メニューの中に「コレさえあれば他はいらない」というものが無いのが致命的。他のランチブッフェと違い、ひたすら肉を食べ続けていればいいわけでもなく、更に言うと揚げ芋も無い。デザートもまた最悪で、杏仁プリンならともかく、杏仁豆腐はダメだ。揚げ団子？餡子とか食ったら死にますから！まあ、行く前から全部理解ってはいたんですがね…最後に、リーガロイヤルと違って、アワビとかフカヒレとかの高級食材は、メニューに入っていなかった。辛うじてツバメの巣があったくらいだということを鑑みると、ここの価格は「食材」ではなく、どうやら「調理技術」に依存していると考えていいだろう。その調理方法、即ち味付けが、自分の好みとピタっとハマるのだとすれば、それはきっと、この上なく幸せな時間を過ごすことが出来るのであろう…あと、もはやいうまでもないことなのだが、ここまで必死になって貪り食っていたのは我々だけであった、といういことだけは伝えておこうと思う。こうして、「潰しておく」とした中華バイキングは終了したのだが、この「潰しておく」思考か、これよりしばらく先に、とんでもない不幸を招くこととなるのは、また別のお話。（つづく？）

  2014/12/09

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  くにへかえるんだな

  　2013年の初夏。ある人物に薦められたアニメの２つ目。。決して僕は友達がいないわけではないし、自ら「仲間に入れてくれ」と言えないワケでもない。なのに妙に主人公に共感してしまう点があるのは、かつて似たようなことを考えて、言って、実践していたヤツがいたことにあると思われる。なまじアタマが良かった所為か、ぐうの音も出ないレベルの中二病の癖に、表現や言い回しがやたらカッコよく、僕はそいつの悪いところに関して、存分に影響を受け、また、そいつは僕の悪いところに関して、存分に影響を受けた。即ち、このブログが在るのは、ヤツの影響だと言い切ってしまって間違はない。それはさておき、原作を読んでいないため最終話の後に批評を見て理解ったことだけど、12話という尺の都合上、どうしても細かい描写が端折られていて、理解り辛いことがややあった。アレだと、どう考えてもイケメンリア充くんに任せておけば穏便に片がつくはずなのに…　とは、僕以外にも感じたひとがいた模様。だがそれ以上にこの作品が一番ダメな点は、「あーしさんを30分掛けて論破して泣かせるシーンを映像化しなかった」ことだと思います（迫真ガハマさんの可愛さは別次元方向に突き抜けていることを差し置いても、非常に勿体無いとしか言い様がない…なんにせよ、ハルヒ以降に乱造された、部活（を立ち上げて）で○○する系の話の中では、唯一面白いと感じたので、二期には期待大。さて。イレギュラーが二本ほどあったので脱線しておりますが、ここでようやく本編（？）であったホテルバイキング巡りに戻ります。前回はこちらスイスホテルのクオリティに納得の行かなかった我々（主にGIR氏）が次に向かったのはヒルトン大阪は最上階に位置する「WINDOWS ON THE WORLD」。実に何度と無く行った経験はあるのだが、敢えて再びここを選ぶということには、相当の期待が込められているのであろう。WINDOWSなどというだけあって、大阪都心を見下ろせる眺望は素晴らしいという一言に尽きるものの、展望台分が料理に乗っているとか考えると、得意のマイナス思考が鎌首をもたげる。値段は確かにブルジョワ価格（お一人様4000円くらい）なのだが、裏腹にカジュアル層が多いのもまた事実で、値段を気にしなければ割りと入りやすい部類になるとは思う。若しくは勝手に思うようにしている。その所為か否かは不明だが、ここはとにかく人が多い。意味不明なくらい多い、というか、どうやら団体さんが多数押しかけている模様で、メインとなるローストビーフの切り分けスペースから、長蛇の列が出来上がっている。とりあえず一枚目。皿右上の白い物体はホースラディッシュなのだが、コレまた全然効かない（辛くない）。見た目通りにソースがかかっているが、全然味がしない。仕方がないので、近くにあった無駄に種類豊富な塩で食べることに。塩の種類による違いは、僕のバカ舌では理解りませんでした（笑）肉としてはなかなか質が良いのだが、二回目以降は、行列は減っていくものの、肉はカスカスのパサパサ、硬度だけは無駄に高くなるという、回数を重ねるごとに劣化していく印象。赤身で健康志向？知らんがな。ならば他の肉で、と思い見た目ステーキっぽいビーフソテーなんぞに手を出してみるも、なんか違う。そうして僕はクリームチーズとサーモンで、ベーグルサンドを作り出す始末。食べ放題系でこのような真似は（余計なものをハラに入れる的なイミで）絶対にＮＧなのだが、肉に希望を見いだせず、尚且つ芋もないときたら、これくらいしかやることがないという…前回（スイスホテル）の反省を踏まえ、早い目に惣菜に見切りを付け、デザートに移行するもラインアップはココナッツムース、チョコレートムースのケーキが目に止まった程度で、あとは食指も動かずという非常に困った状況に…かつてティータイムにきたときのデザート食べ放題で、物凄いクオリティのチョコレートプディングが出てきて、それこそバベルの塔を献上するかのごとく積み上げた記憶があったため、割りと期待していたのだが…無いものは仕方がないので、そちらもサッサと諦めて、唯一良かったアップルパイと紅茶で間を埋めることとなってしまった。今になって前回訪れた時の記事を確認してみたのだが、明らかに劣化している。まず芋が無い、いやそれはいいとしても、デザートの質が大きく下がっている。前回は写真を撮り忘れるくらい夢中になって貪り食っていたにも関わらず、今回はあるものを仕方なく、という状況であった。それでも、知名度が高い所為なのか、ヒルトン大阪という名前ゆえなのか、ここが一番混雑していた。つまり、客が入っている以上は、劣化することはあっても、質が向上することは無い、ということだろう…勿論、これでGIR氏が満足なぞするわけもなく、ホテルバイキング巡りは次なるステージへと移るのであった。（続く）　

  2014/12/04

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  ARISE (後編)

  　さて。ようやく待望の時間が巡り、肉が到着。脂滴るリブロインステーキ・ミディアム焼き。はて、付け合せには芋やら人参やらがついてくるものだと思っていたが、どうやら通常モードとは付け合せは大きく異なるようだ。一方のゴリ先生はハナから付け合せ無しという漢らしさ、というか、「余計なモノは一切ハラに入れない」というガチ思考。残り２品が同一プレートで到着。ハンバーグはともかく、チキンステーキが巨大い（でかい）…前回は、ステーキを食べ終わる頃合いを、絶妙に見計らったタイミングで出てきたとの前情報を得ていたが、今回はほぼ同時。店の混雑具合によって変わるのだろうか。まあ、そんなことは、どうでもいい。これらが全てが出揃ったテーブル上は、実に圧巻たる情景である。ハンバーグ、チキンステーキがしっかり火が通っており、通常状態で食すのであれば申し分ないクオリティだが、今回はオマケ、若しくは、我々の進行を邪魔する障害物ですらあるのが現状。本命リブロインステーキだが、ミディアムというよりはやや焼き過ぎ、有り体に申し上げると、硬い。「枚方店は焼きが甘い」との前情報もあったので、ミディアム・レアの注文を外したらこの有り様か。まあ、こんな店の状態だ、ロットの差異はあるのであろう。次の肉がやってくる。二品までお代わりの注文が出来るため、カットステーキを一緒に注文。グラム数は適正なのだろうが、盛り付けの所為なのだろうか、やけに貧相に見えてしまう…そしてこれがまた大失敗で、同じファミレスのビッグボーイで出てくるような薄切り肉を想像していたらカレー用というかシチュー用というか、そんなカタマリが出てきたために少々面食らう。今回はミディアム・レアで注文したわけだが、思った以上に生っぽい…判断が難しすぎるワケなんだが。これらを処理したあと、更にお代わりを注文したわけだが、Soldy支部長に行くべきものを先に受け取っとしまって、そこに追撃が来て、一気に修羅場の様相に…味が単調となりつつあったため、ゴリ先生の制止を振りきって、敢えて和風おろしハンバーグなんぞを、リブロインと一緒に注文してみるも、コレが罠った。いや、味どうこうではなく、味変とかを期待して、ここで安易に和風とかを注文してしまい、脂でキツくなる後半に余計なモノを押し込むこととなってしまったという、まあ、いわゆる自爆である。リブロインは今回ミディアムにしたのだがなんか、やけに、赤くないか。ここの焼き加減がブレブレ過ぎてどう注文すれば自分の好みになるのやら…ハンバーグはおろしポン酢という食べやすさゆえ、早々に処理したものの、その分、自らのキャパを圧迫してしまった状態での終盤戦は、入店前のｗｋｔｋ感なぞ微塵も残っていやしない我慢大会へと変貌した。正直、割と辛い。その隣でSoldy支部長は、この日に限って体調が悪かったらしく、僕以上のポテンシャルを持ちながら、僕の半分も食べていなかったようだ。塩・胡椒を使い、なんとか食べきったものの、前回のバーガーキングに匹敵する、もとい、それ以上に辛かった。さて。この食べ放題Ｂコース、お値段3,000円ということになっているが、今回僕が口にしたもの一覧の単品価格と言えばリブロイン200g　1,860円チキングリルステーキ220g　760円どんハンバーグ210g　660円カットステーキ150g　930円和風ハンバーグ210g　760円スープ、ドリンクバー、ライス（パン）　360円のようになっている。つまり、初期ロットの時点で3,000円は超えているという計算となるわけだが、リブロイン×4の時点で既に8,000円弱、総計1万円を超えているし、してやったりと言えばしてやったりなわけだが、やはりリブロイン以外には目もくれずにやるべきだったのだろうか…いずれにせよ、この苦しみの原因は間違いなく和風ハンバーグの上乗せが効いてるわけで、エスファ：「ゴリ先生、最後の和風ハンバーグ、失敗でした…」ゴリ先生：「はい、今回も、頂きました！ｗｗｗｗｗ　　」正直、これは初見が陥りがちなパターンであり、ゴリ先生は前回僕と同様の失敗をしたらしい。そのため、今日はひたすらリブロイン。「ステーキ食べ放題」にのみ的を絞るのだとすれば、それは確かに正しいとは思うのだが、リブロイン以外にもメニューがあるんや、食べたくなってしまうのは必然というか、生き物のサガというか、業というヤツだろうよ…（終わり？）

  2014/11/25

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  ARISE (前編)

  　「アリ…　セ？」「アライズ。　モノごとを「起こす」　そーゆうイミだよ」２期が始まる前から誰もが簡単に予想出来る範囲のことだったわけだから、そこをどう見せてくれるのかが楽しみな部分でもあったわけだが、視聴前からやたらとハードルを上げてしまった所為か、或いは僕の中で１期が良すぎたためか、以降はただ単にA-RISEを倒して優勝するだけの話になってしまったような…それでも、一期からの流れや、古参のファンなら理解るような演出など、非常に良く出来たアニメだったことは間違いないとは思う。アニメが終わればすぐに収束していくような昨今、事実はどうであれ、アニメは「消費するもの」になってしまったような気がする。ラブライブは確かにアニメで設定が固まって、今のような人気が出たわけでだが、元はあの雑誌の企画なワケで、いまだ収束という雰囲気は感じられない。一つの作品に対し、長い時間を掛けて情熱を注ぐというひとには、うってつけなのかも知れない。が、これまでにさんざんユーザーから搾取してたき方法に加え、Ａ○Ｂ商法にも似た新たな戦術を交えての昨今の連中のやり口には、正直背筋が凍るような思いである。僕自身がこの手のアニメに夢中にならなくて、本当に良かった、と…さて。去年、どうしても行きたかったが、どうしても行けなかったイベントが、今年もやってきた。ファミレスのメニューを、値段を気にせず腹いっぱいになるまで、若しくはそれ以上に食べてみたい。そんなことを感じたことはないだろうか。僕にはあった。何度もあった。それが叶う日が来るのであるから、期待しないワケがない。「ステーキのどん、食べ放題イベント」。この、心躍るような響きの言葉に、心ときめかぬものなどいるのだろうか。いや、いないに違いない（反語）。開催を知った一ヶ月ほど前から、もう気になって気になって、更に気になって仕方がない、というのだから、何ともおめでたい話である。小生とゴリ先生と、Soldy支部長の三人は、この日の開催店舗である枚方店に向かうも、行列に遭遇。夕飯のどピークは外しているにも関わらず、想定以上の待ち客の多さに、一瞬怯みそうになるも、受付票にPOSﾌﾟﾛの本名を書いて待機することに。何故、この場にいない彼の名前を書くのか、と聞かれれば、通例、慣行、伝統としか言い様がない。目安時間は約１時間。席数の多さと到着時間から、いつぞやのタケルの如く門前払いにはならないであろうが、今日に限ってやけに気温が低く、人であふれる待合室にて、ひたすらそのときを待つことに。そして、そのときが来た。 値段とメニューから察するに、我々庶民ではＢコースが安定、妥当の一択である。「ご注文が決まりましたらボタンで…」と言って去ろうとする店員さんを引き止め、そのまま注文を行う。こちとら待ちくたびれる寸前まで来とるんや、サッサと肉持って来てもらいまひょか！！という何とも卑しい思考が、僕（ら）を駆り立てる。注文を終えるとすぐにこれが到着。思い切り時間が書かれているが、ゴリ先生曰く、「前回は、30分で店を後にしたから…」まあ、確かに言いたいことは理解る。初期ロットのリブロイン、ハンバーグ、チキンステーキの三品を処理しない限り、至福のお代わりタイムは訪れない仕様となっているのだ。処理した後、絶え間なく注文を入れていくと、確かに瞬間的にハラいっぱいになるのは必然かも知れない。ソースは二種類。ポン酢が無いのは少々悔やまれるところであるが、テーブル上には塩・胡椒も常備されいるため、あっさり至高になればそちらで対応しようか。先に申しておきますが、僕は醤油ソースのが好みでした。…と、ここから食べ終わるまで書いてたンですが、10000文字制限に余裕で引っ掛かってしまったので、以降は（多分）明日に更新します。（つづく）　

  2014/11/24

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  また……来世

  　2013年の初夏。ある人物に二本のアニメを薦められ、観ることとなる。これはそのうちの一つ。一部では（女）神の如く崇められているが、その一方では蛇蝎の如く嫌われている極端な作品。いや、正確には「企画」と表記すべきか。その本編も、実によく出来ていおり、最近のパッと出ぇの萌えラノベと違って、十年以上に渡りノウハウが蓄積されている所為であろう、本当に理解っている連中が作っていると感じさせられる。あざとい、非常にあざとい。ヨグ=ソトース、アザトース（意味不明）。何年振りかに目にした「公野櫻子」の名前に、ただ一様に不快感とは名状しがたい気持ちが充満する。そんな個人的背景等にまつわる部分んはさいておいて、このアニメに於ける僕の関心は、あの性格のキツそうな生徒会長が一体どういう過程を経て、ノリノリの媚び媚びで歌って踊るようになるのか、その一点だけだったわけだが、とりあえず設定、世界観に対する突っ込みどころは満載で、おかしいと思うところも少なくはなかった。だがちょっと待ってほしい。この企画を運営しているのは、「ある日突然12人の妹ができる」とか「5人の教師が母親になる」とか、そういう気が狂ったとしか表現のしようのない企画を当たり前のように世の中に出してくる連中である。だとすれば、スクールアイドルなんて常識の範囲内の出来事、昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わりない日常ではないだろうか。いや、決してそんなことはないのだが、「そんなことも知らずにアレコレ言うヤツは悠久幻想曲からやり直してこい」という思考すら芽生えてきそうな勢いである。正直なところ、ファーストライブの話なんか、オチがある程度見えていたにも関わらず、その後が物凄く良かったため素直に感動した。そのシーンと、生徒会長が陥落するシーンだけは、冗談抜きで何回も再生した。その人物から感想を求められ、上記のようなことを言ったら、「お前は何て理解ってるヤツなんだ」と、いたく感動され、挙句「一緒にラブライバーやろうぜ！」なとど言われてしまう始末…当然、僕は言うわけだ。「今更ギャルゲーを始めようなんて、私が言えると思う！？」と。確かに、この人が手放しで僕に勧めるだけのことはあり、実に良く出来たアニメだと思えたわけですが…さて緊急事態である。あるとしたらもう少し先だとか思っていたため、危うく見逃す所であった。急いで方方に手を回し、襲撃計画の実行を確定させ、いざその日を迎えたわけだが、僕の中でずっとくすぶり続けている思いがある。それは「果たしてエスファは、コーラと芋を犠牲にした場合、実際にバーガー６個を完殺できるのか」という、前回６月のゴリ先生とPOSﾌﾟﾛの議論についてである。前回は店舗最高記録が６個。ゴリ先生は６個まで完殺、POSﾌﾟﾛはせいぜい５個まで、という予想であったが、どちらが正しいかは僕自身にも理解らない。しかし、その答えを出すことに意味はあるのだろうか。目の前にある芋とコーラから目を背けてまで、追求するほどの価値は存在するのであろうか。僕の中の食べ放題の意義でもある「好きなものを好きなだけ」という真理と、「どこまでやれるかが知りたい」という気持ちに、いつまでたっても決着が付かず、葛藤を抱えたままに店へと向かうのであった。ゴリ先生：「エスファよ、今日はオレたちの疑問に答えてくれるんだよな…？」車中での彼の問いに、僕は「正直迷っている」と本音を答えた。お店に着くと、そこは前回の混雑ぶりが嘘のよう、どのテーブルも完全に事後の様相、若しくはイベントとは関係のない客のみで、「まれにみるいい流れだ ドコにも混雑や競合客が今夜はない」と久々に湾岸ネタをやってしまいたくなるほどのベストコンディション。更には…どうやら、完全にお膳立てが整っている状態のようである。この瞬間、僕は「答えを出す方」に心が決まるのだった。さて、今回は「Ｌセットを完食後から食べ放題」から、「Ｍセット＋ワッパー一個完食から食べ放題」というルールに変わっている。正直言って、大幅の変更だと言っていい。価格は1200円固定となっているものの、芋、ドリンクのノルマが減ることを考えれば、挑戦する側は明らかに有利となったと言っていいのではなかろうが。まず１セット目が到着。これまでは注文時の時間から30分だったが、今回は提供時から30分となり、開始時間がレシートに刻まれることに。このレシートはゴリ先生のもので、ドリンクはゼロコーラになっているが、僕自身は今回のみに至ってはゼロコーラを捨て、烏龍茶を選ぶという徹底ぶり。このあたりにエスファの本気を感じ取って頂きたく思う。1セット目処理中に、二個目のワッパーが到着。これらを完殺してからが本当の戦いになるため、可能な限り処理速度を高めてる僕の隣で、ゴリ先生とPOSﾌﾟﾛはi-padでダーツ動画を鑑賞している状態。余裕か、てめーらｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗこの後も後続が来ることなく、来ても持ち帰りの客のみで、コンディション的にはほんとうに最高の状態であると言えた。僕も順調に個数を重ねていき、ワッパー個数が４個に達したあたりからペースが落ち始める。徐々に苦しくなってきた僕は何を思ったか、エスファ：「POSﾌﾟﾛ、ハラいっぱいのオレのために、サマーパーティ歌ってくれ」POSﾌﾟﾛ「チュッチュッチュッチュッチュッ…何歌わすんじゃあ！」正確には「チュッ！夏パ～ティ」というタイトルらしい。大笑いした勢いで４個目を食べ終わり、５個目に入ったあたりで舌に違和感。どうやら血豆が発生した模様。幸いながらその規模は小さいが、それなりの大きさのハンバーガーを既に４個である。ワッパー自体は、通常状態だと最高とも言えるレベルのクオリティで、既に満腹状態にあるにも関わらず、開封した瞬間には美味そうと思ってしまえるほどである。全く、某Ｍの付くチープな方の店は見習うべきではないだろうか。だが、それも５個目となると味的にも量的にも大概である。「もう十分」、そう言ってしまえばその通りなのだが、まだ時間もある上に、これよりも相当キツい状況を、（いいか悪いかは別として）これまでに何度と無く経験してきた。ならば、やることは一つだろう。５個目のワッパーを喉に通し、ハラに収めると、僕は静かに立ち上がり、そして言った。「歴史を変えてくるぜ」と。初期ロットでワッパー２つ、レシート一枚につきワッパー1つで合計６個。どうにか店の最高記録を更新するに至った。ゴリ先生もPOSﾌﾟﾛも、予想できる範囲内の出来事、ある種見慣れた光景であったためだろうか、ただ静かにこの決着を見守るだけであった。どこぞのサイトでは二桁行ってる報告なんぞも見受けられるが、一般人レベルで普通に帰るためならば、この辺りが限界、理論値と言っていいのではなかろうか。１０個以上とか、もうなにか別のカテゴリの生き物が食べる量ですよ…と、いうわけで。エスファ「すみません、記録更新したンですけど、コレいま変わりますか？」その結果…既に僕ら以外のお客はいなかったため、更新されるところを確認したかったため、店員さんの手を煩わせることに。しかし、思ったより「６」の数字が出てこなかったところをみると、予め用意しているわけではなく、更新される都度印刷しているということなのだろう…そして他のお客もおらんから、ってことでというか、POSﾌﾟﾛよ、なんで動画で撮ってんだよｗｗｗｗｗｗｗｗ顔モザする技術がないんで、ここでは公開できまてんｗｗｗｗｗｗｗｗｗというわけで、2014年11月Ｂｉｋｉｎｇ、ここに終了ッ！…とか思っていたらゴリ先生、なんとこの短期間で二回目突入したようで、曰く、「注文からカウントダウン、初回セット出てくるまでエラい待たされて、おかわり一回目で残り七分…」おいおい、受付の人によってルール違うのかよ…！？実は食べ終わった時点では僅かながら時間が残っており、なりふり構わず、後先を顧みなければ、もしかしたらもう一個注文して、時間をかけつつちびちび食べれば、７個は行けたかも知れない。だが、今回に至ってはそれはしなかった。何故か？それは、このBiking自体が、来週に控えている今年最大の戦いのための、前哨戦にすぎないためである。つまり、この後に赴く場所こそが、今年の本命イベントということだ…！まあ、来年からは、フツーにセット食いでいきます。（つづく？）

  2014/11/17

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  ロックブーケ・イーストゲート・イケフクロウ前

  　夏と冬は有明でコミケ、春と秋は池袋でＣレヴォ。おいおい、いまはサンクリっていうんだぜ？　と、池袋と聞けばそんなことを考える、思うわけだが、見知った風景が出てくるとニヤリとしてしまう田舎者が私でございます。かと言って、話が面白かったか、と聞かれれば僕としてはこれがまた微妙な所で、２クール完走はややしんどかったのが事実。しかし、そんな僕の感想とは裏腹に、続編まで放映が決定してるようで、そんなに世間では折原×しずちゃんなのか。そもそも、僕のような人間を対象としていない作品のような気も、しないでもない。しかしながら、「都市伝説」とか言われている黒ずくめの首なしライダーが、写メに収められるくらいの頻度で走り回っているのは、もうそれって都市伝説でも何でもなかったりするんじゃないですかね…少し前の記事で、ワンカルビが「ある日を境に一人一回制に改悪されて以来、僕らの選択肢からそれが永遠に消滅した。」そんなことを書いたと思う。いや書いた。間違いなく、書いた。ゴリ先生はそれを「きんぶた方式」になった、と当時に名称づけていた。それは「きんのぶた」というしゃぶしゃぶ食べ放題の店と、前述の「ワンカルビ」が同系列店であるから、ということに起因するのだが、よもやその「きんぶた」に行くことになろうとは。実を申し上げると「きんのぶた」には行ったことが無くて、何気にコレが初来店。更に店名が「ぶた」で、いかにも豚しゃぶの店であるというにも関わらず、今回我らが挑むは「牛しゃぶ」の方。例によってGIR氏絶賛である。正直僕としては、しゃぶしゃぶは豚が一番だと思うのだが…　果たして。この度は、POSﾌﾟﾛを巻き込んでの、昨今では珍しくなった３人ＰＴ。向かうは週末の「きんのぶた　高槻店」。20時を回った時点で、狂気の40分待ちという憂き目に晒されつつ、我ら三人は席へと案内される。さて、ここで問題となるのが鍋の出汁であり、数ある中から２つを選ばなくてはならない。ちなみに我が家の鍋は、基本的に「すき」ではなく「ちり」。出汁は味無し、おろしポン酢とネギで食べていくスタイルを貫いているため、地雷回避のためにも片方は「昆布だし」であることは譲れないし、両氏もそれに関しては異存はない、とのこと。ではもう片方は…協議の結果、「四川風旨辛出汁」に決定…これと最後まで候補に上がったのはたまり醤油の「すき焼き風出汁」。どっちにしても後半戦がきつくなってくるのは明白なので、「ゆず塩出汁」を推したのだが…ちなみに、途中の出汁変更は別料金（500円くらい？）が必要。鍋が煮立つ前に薬味を完成させる。最初に運ばれてきたネギ、大根おろしが圧倒的に少なかったので、間髪入れず追撃注文を入れ、うむ。らしくなってきた。が、こういうところのポン酢はだいたい、っていうか十中八九甘め仕様。個人的には酸味のきッッッッついものが好きなので、鍋屋のくせにポン酢の種類が一種類しかないとかいう時点で、僕の中ではマイナス評価が付いてしまうとかいう狭量設定。そして肉が到着。黒毛和牛コースということで、霜降りロースと肩ロースかなんかだと思う。野菜も到着。野菜を肉で巻いて、いや、肉で野菜を巻いて？どちらにせよ、一緒に食べるのがいいらしい。まあ、知ったこっちゃ無いですが。別の肉も到着。サイドメニューも食べ放題に含まれるらしいとのことなので注文。GIR氏とPOSﾌﾟﾛは、角煮ばっか食べてやがりました。というか、サイドメニューに揚げ芋が無いとかどういう了見か。まずはそこを小一時間ほど問い詰めいたい。いや、揚げ物メニューそのものが無いから、機械（フライヤー）が無いっていうだけの話だと思うんだが。とりあえず、要領を得た後は肉。ひたすら肉。肉アンド肉。僕はひたすら昆布出汁とポン酢の組み合わせ。それ一択。「飽きないのか？」「味変したほうがいいのでは？」などいう意見も聞くし、言いたいこともよく理解るのだが、僕の言い分としては「余計なものはハラに入れたくない」というのが本音、というか、そもそもの考え方。ましてや食べ放題、好きなものを好きなだけ、というのが大前提に照らし合わせるのだとすれば、僕の行動は至極最もで、誰もが納得するべきところではなかろうか。ただ、やや極端であることは否めないが…そしてなんというこの汚物感。しかし、鍋で肉を煮る以上は仕方ないとも言えるが、なんかこう、いろいろと汚い、汚らしい。また、このあたりで四川風の味の濃さがキツくなり始める。すると追い出汁ではなく、追加料金でまさかの出汁全とっかえ。右側は「ゆず塩出汁」。やはり終盤まで四川風では戦いきれないか…では、第二ラウンド。このあたりから僕は豚を多めに入れていくスタイル。また、忘れちゃならない餅しゃぶ！しかも家では決してやらないような３枚抜きまで敢行ｗｗｗｗｗｗｗテラ贅沢ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ嫌いな食べ物に「餅」を挙げるGIR氏は不審な目で僕を見る傍ら、POSプロからは「ここでも餅か。やっぱエスファはブレないな」と、呆れているような、関心しているような。で、問題はここからだ。締めとなるデザートタイム。個人的にはこの二択で僕が席を外している間に自動的にこうなった。バニラアイスの隣にあるのは雪見だいふく。GIR氏の餅嫌いは徹底しており、雪見だいふくもダメだそうで、抹茶系デザートのなかに埋もれていたそれが、僕のところに来た次第である。当然ながら完食するわけで、味的には勿論悪くない。注文前からメニュを見て、確かにこれを複数回注文出来たら問題かな、とは思ったりしたが、なんというか、こう、中途半端。何となく高級感を漂うわせているようなそれよりも、小皿に乗せられたディッシャー一杯分のシャーベットを、容赦の無い数注文し、テーブルの上に並べられるだけ並べきって、あまつさえ「オレのデッキｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」とか言いながら芝生を生やす方が、僕としては有難いし、なんだか食べ放題に来た気になれる。「食べ放題はデザートを含めて」。これがあってこそ、初めて「人生に２時間の幸福」なのではなかろうか、なんて、勝手なことを思ったりする。これも超個人的だが、やはりしゃぶしゃぶは豚だ。牛は脂が濃すぎて、後半の失速が半端ない。脂少なめの豚は鍋料理、逆に脂が旨い牛は鉄板料理、その形が一番僕の好みに合致していると思う。総評。やはり外で食べる鍋は高い。決して不味いわけでもなく、味的には楽しめるワケだけど、どのコースにしても、どうしても割高感が拭えない。「大勢で集まって、低コストで楽しめるのが鍋料理の最大のメリット」という考えが僕の中にあるためか、サイドメニューも食べ放題という点を考慮しても、税抜きで2,780円、和牛コースに至っては3,980円は割高な気がする。まあ、そうだとしても、これで揚げ芋があれば許されるというのが、僕の感想である。それこそ超個人的じゃねーか、といういつもの（？）オチで、今回は終了！　

  2014/11/10

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  餅屋とマヨラーとテレパスと

  　「たまこマーケット」。「ビビッドレッド・オペレーション」。この辺りは放映開始当初あたりに割りと話題になったいたのもあって、ネタばれを一切伏せた上で全話観たのだが、正直って、観るのが苦痛なレベルだった。「なら途中でやめろよ」と言われそうなんだけど、全話手配した身としては、例えどんな内容だったとしても、最後まで観るの自分ルール。曲げるわけにはいかない、と思っていても、自分に合わないものはしょーがない。次に観たのが「第一話がピーク」でお馴染みの「琴浦さん」だったりしたのだけれど、原作好きのひと曰く、「原作の面白くない話だけを選んでアニメ化したもの」とのことなので、そういうことにしておくことに。間違っても、原作追っかけたりしないとは思いますが。さて。「質の高いランチビュッフェに行きたい」というGIR氏の願望と、かつての彼の記憶が相まって、9月の某日、なんばパークス近くのスイスホテル「タボラ36」にて、ランチビュッフェで一戦交えることとなった。きっかけはそんな感じ。現地に到着し、正面入口から堂々潜入するも、場違い感がたっぷりなブルジョワホテルのふいんきに、小市民の僕は圧倒され、可能な限り気配を消してエレベータに乗り込むのであった。とは言え、ランチタイムはドレスコードもなく、カジュアルな服装でも何ら問題ないわけだが。というか、毎回前置きがいろいろと長いような気がしないでもないが、僕としては「大盛り、無茶食い等の飯レポートを「厨二病的文章で」最も面白く紹介するサイ」を自称しているので、この部分は外せなかったり、でも面倒だったり、で。受付にて予約している旨を告げ、席へと案内される。アルコールの類はどうでもいいので注文はしないでおくと、別注のスープ、パスタの注文をこのタイミングで聞いておくときたもんだ。パスタはトマトソースを選んでおけば死にはしないわけだが、この日のスープに限ってかぼちゃ嫌いのエスファ、かぼちゃスープで、いきなり悲しみを背負う。「エスファは　そうぞうをぜっする　ふかいかなしみに　つつまれた！」と脳内テロップが発生し、「なんでビシソワーズじゃねーんだよ、クソがっ」と、（コンシェルジュが去った後に）思わず口に出してしまうあたりに育ちの悪さが滲み出る。まあいい。気を取り直して食材エリアへと赴こうぞ。まずはサラダから。一節によると、食事は開幕野菜、次にタンパク質、その後に炭水化物という順番で摂取するのがいいらしい。本当かどうかは知らない。この手の話は次の日には「やっぱし良くない」的な手のひら返しパターンが往々にして存在するため、話半分程度で聞いておくことにしている。ここのサラダエリアには巨大なボウルがあり、そこに自分の好きな食材を入れて、好みの量のドレッシングをぶちまけ、思うがままに混ぜ繰り倒して、サラダを自作することが出来る点にある。これの面白いところは、ボウルの中にそれっぽいサラダ（例えばシーザーサラダ的なやつ）を大量に作って放置しておけば、後続の客がそれを持っていくという現象が発生することにある。つまり、自分好みの味付けサラダを、別テーブルの別客が持って行って食べる…（ｺﾞｸﾘそう思うと何か面白いよな、なんて思うのは、果たして僕だけであろうか。惣菜。生ハム、サーモンの小鉢、ローストビーフ。個人的な感想を述べさせて頂くとすれば、サーモンはやや生っぽい食感で、スモークサーモンを期待していた僕はちょっと肩透かし。生ハムも、もうちょい塩分高めが好みだったかも知れない。健康志向？知らんがな。ローストビーフは小鉢（↑）と、切り分け（左下）がある。切り分けはソースがワイン、トリュフ、ペッパーの三種（だったと思う）から選択出来たりするが、僕の舌がバカなのか、どれも大差無い気がした。それよりも、切り分け、小鉢ともに赤身がメイン、理解り易く言うと硬い。脂身少なめで健康志向？知らんがな。目についたんで持ってきたピザは、サーモン＆サワークリームとマルゲリータ。釜で焼いているというのもあってなかなかの美味といえるが、個人的に焼きたてのエクストラホットでないとイヤな僕は、タイミングが命となる。パスタが到着。よく確認しなかった、聞かなかったのもあるが、スパゲティと思い込んでいたらペンネだったパターン。いや、別に構わないのだが。自分がよく口にするのは、唐辛子多めのアラビアータ仕様なためか、辛さがほぼ無いぶん、幾分か味に力不足感が否めない。まあ、好みの問題だとは思う。正直、「惣菜は」思っていたよりかは微妙な内容で、やや拍子抜け。結果、ロールパンを切って、生ハムとクリームチーズサンドを作ったりしてた。ちなみにこれも調理スペースがあり、やってくれと言わんばかりの状態だったため、遠慮無くやらせて頂いた次第。ちな、黒い物体はオリーブ。惣菜は、確かに微妙。つまり、本命はこっちである。それらの中でもこのチョコレートプディングの旨さは異常。一言で言うと濃い。濃厚。濃厚アンド濃厚。GIRなんか一口目で音を上げるレベルの濃さ。しかし、エスファ的にはストライク。ヨガストライクLV3。「チョコレートプディング、君に、決めた！」と、ポケモンやってない癖に言ったりしたもんだから、この３つでカンストという憂き目に晒される。つまり、僕が持ってきたこの3つが、本日分最後の3つだったというわけだ。悲観にくれるもつかの間、ティラミス、パンナコッタを標的とするも、僕が本気を出す前に無情のカンストという結末に…「エスファは　そうぞうをぜっする　ふかいかなしみに　つつまれた！」と脳内テロップが再び発生し、結果エスファご乱心ｗｗｗｗｗｗGIR氏の「お前何やってんだ」の言葉にも耳を傾けることもなく、アーモンドにチョコフォンデュの液体をぶちまける。自分としては市販のアーモンドチョコを想像したいたのだが、チョコが思っていたよりも甘め設定で、またまたハズレを引き、深い悲しみに包まれる。こうなってしまったらハッキリ言ってどうしようもなく、本来のスペックも、後半のデザート追い込みも発揮出来ず、コレ以降はアールグレイとダージリンをレモンティー仕立てにして交互に飲みまくるだけの結果となってしまった。今回、僕が取るべきだった行動はただひとつ、「惣菜は早めに見限って、早々にデザートタイムに入るべきだった」である。失態である。失態、失態アンド失態。特にチョコレートプディングに関しては、悔やんでも悔やみきれない。そういう僕の事情とは別に、GIR氏は今日のクオリティに納得が行っていない様子。何となくそれは感じ取れてはいたのだが、それがこの先、どう発展していくかまでは、紅茶でハラがちゃぷんちゃんぷんになっている当時の僕には、考える余地すらなかったのである。（つづく？）　

  2014/11/03

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  俺のブログと更新頻度が修羅場すぎる

  　某氏が「愛衣ちゃんが可愛いすぎて生きるのがつらい＾＾」と曰わっておられたので、見覚えのないその名前、どの作品の話なのかと思って検索して出会ったのがきっかけであった。そこからわざわざ12話全て観るわけだが、内容的がどうこうというよりも、主題歌を聴いたその日から数週間、アタマの中で鳴りっぱなしで無限ループという憂き目に合わされることに…（半分くらいはジョジョの所為）当時、電波ソングの代名詞だった「巫女巫女ナース」が、意外と普通に聞き流せるようになった昨今だが、時代が時代なら、十分電波ソングの部類に入るレベルだよ…参考動画：ジョジョとディオが「俺の彼女と幼なじみが修羅場」のOPを歌うようですhttp://www.youtube.com/watch?v=uzJAe7ZNcEU巫女巫女ナースhttp://www.youtube.com/watch?v=mKp6UrYEzMAヒロインのうちの一人を、某国の姫君が演じれおられるのだが、完全に他が負けているのか、とにかくその声が耳に残る。良い言い方をすれば「存在感が物凄い」。悪い言い方をすれば「一人だけ浮いてる」。ちなみに僕は、何の因果か、その某世界一かわいいひとと誕生日（2/27）が同じだったりするもので、「キミは王国民になるべきだ（迫真）」と言われるものの、丁重にお断りしている昨今であります。　さて。　以前から情報だけは出ていたものの、機会に巡りあえずに来訪が先延ばしになっていたカレー屋がある。僕としては、屋号よりも看板（？）メニューである「トマホークカレー」とかいう物騒な名前の付いたそれが、話を聞いた当初から気にはなっていた。「千林はカレーが熱い。」と、誰が言ったのか。いや、誰も言ってないな。僕にとって千林商店街といえば、食ネタ初期に紹介した思い出補正がバリバリに入った力餅食堂のカレーうどんを真っ先に思い浮かべるワケだが、こ↑こ↓に来てそこ以外でカレーと相対する日が来ようとは、実際に向かうこととなる当日になるまで、考えすらしなかったことである。屋号は「ダイヤカレー」。場所は、地下鉄谷町線「千林大宮」駅２番出口から、大阪方面へ南下すると、その外観が見えてくる。（僕らはクルマで来ましたゆえ、やや離れた駐車場から北上してきたワケですが）「本当においしい店」を謳うこの店は、一見、喫茶店風の店内であるが、どのお客もカレーを注文しており、見まごうことなきカレーの店であることを再認識されられる。まあ、せっかく来たんだしな、二回目があるとも限らないし、ここはトマホークを潰しておく選択肢で決定であろう。と、しても大盛りが+350円、本体1400円なので、カレーに1750円とは、もはや破格と言って差し支えない値段だ…　当時の僕はそう思い、価格的な問題から敢えて大盛りを避けたワケだがGIR：「あれ、大盛りじゃねーの？」いやいや、1400円+350円やで。さすがにカレーでそれは無いで。GIR：「わかった、行け」えっGIR：「うん、わかった。行け。」ブログのネタになる、というのは建前か、或いは僕が「大盛りに苦しむ様が見るのが楽しくて仕方がない」という加虐的発想か、いずれにせよ、わざわざお金を出してまで僕に大盛りを食べさせたいという人物がいるという事実だけは不変である。ならば受けざるを得まい！！だが、それには、ただでさえ大盛り設定であるそれを、更に大盛りで、とお店のひとに告げなければならない。お店としては、やりとりを見る限りは常連客が多く、地域密着型のようで、どう見ても「チャレンジメニューに挑む」といった連中が集まってくる雰囲気のお店では無い。そんなところでもともとが大盛り設定のメニューを更に大盛りにするっていうんだから…エスファ：「すみません、さっきのトマホークカレー、大盛りにしてください」お店の人「（何言ってんのコイツ、的な表情で）…は？」エスファ：「トマホークカレー、大盛りでお願いします」お店の人：「（訝しげな顔で）…多いよ？」はい、頂きました！今回も「多いよ」頂きました！厨房から、周囲から、得体の知れない生き物に遭遇したような、何とも言いがたい視線が注がる。この手の人間が寄ってこない店からすれば異次元の出来事なわけで、そのリアクションもまた当然と言える。それにも慣れている、といえば慣れているが、割とハズい、と言えば割とハズい。しかし、僕としても想定内で折込済、「よくある出来事」として理解しているワケで、「大丈夫です、いつものことですから。」と返事をする。もはや通過儀礼と言ってもいいレベル。そして、待つことしばらく。次々と他のテーブルに運ばれていくのを見送っていると、謎めいた存在感、いや圧力を放つ物体が、カウンター席の奥を通り、僕らの座るテーブル席へと迫ってくるのが見えた。大盛りカレーライス＋とんかつ2枚＋コロッケ+エビフライという構成。何が、どうトマホークなのかは謎。名前的にはランボーとかのほうが強そうなんだが…画像では判り辛いが、確かに皿はデカい。二人がけの席とは言え、テーブル面積の1/3近くを覆うほどの面積がある。見た目にはおばちゃんおねぃさんが両手で底を持って、慎重に運ばないといけないくらいの盛り付けとなっている。フライものは全てオーダーを受けてから揚げるようなので、どれもこれも出来たてで、エクストラ・ホットでなければイヤな僕としては、クオリティに関しては満点を付けて差し上げたい（反対に、猫舌GIRは対面で悶絶してました）。特に飛び抜けて美味、というワケではないが、カレーの上に乗っていることで貧弱と感じることも決して無いが、とんかつはやや小さめか。一方のカレーは、芳醇な風味豊かな欧風、スパイシーなインド風の丁度中間と言ったところ。スパイシー欧風カレー、そんなジャンルが果たして存在するのかは些か疑問だが、僕の受けた印象はそんなところ。奥の深い風味と、後を引き食欲をそそるカレーなんて、ハッキリ言って最高やないか！「本当においしい店」を謳うだけのことはある。ただ、付け合せのパインアップルは余計だ。さて、量の方だが、味の良さも去ることながら、一般的（？）にカレーの大盛りは食べきりやすい、ということもあってか、今更苦労するほどの量でもなく、その味を堪能しながら、実に心地よく処理を続けることが出来た。が、ルーが美味過ぎて先行気味になり、なに、「いつものこと」さ。残りは、福神漬け先生のちからをお借りしよう。こ↑こ↓で言っても、GIR氏はわからんのだが、ついつい口走ってしまう。「踊る！福神漬」と。食べてから気付いたのだが、ここの「大盛り」とはご飯だけのことを指すのではなく、ルーとご飯の両方が大盛りで+350円なのだろう。それだと、ある程度は納得できる価格設定である。実際に量的には大したこともなかったため、何事も無かったかのように食べきると、一部始終を目撃していた、テーブル席に座っておられた年配の方から「よく食べ切りましたね」と、呆れたようにも取れる賞賛を受ける。それに対し僕は「まあ、いつものことですので…」と、これまた「いつものこと」のように受け答えを行うわけだが。僕の思惑通りというか、そもそもバトル展開をやらかすようなお店でもないため、最初は「コイツ、食べ切れんのか？」と訝しげでもあったマスター（っぽい人）も、食べきったあとは笑顔で声を掛けてくれたりした。ただ、付け合せのパインアップルだけは余計だ。ちなみに並盛りと、通常の大盛りはこんな感じである。揚げ物カレーがメインだったが、別のひとが注文が注文していたステーキカレーや、カレー以外の定食メニューなど、非常にそそられるメニューが充実している。カレーが美味しい店自体になかなか出会えないこと、加えて、距離的にもそう遠方でもないため、近いうち再突撃したい、と久々にそう思わせる店舗であった。…が、それがまた新たな不幸を呼ぶこととなるとは、この時は誰一人として知る由もなかったのである。（つづく？）　

  2014/10/26

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  ブログを更新する程度の能力　後編

  　「前回のラブラｒｙという感じのおさらいはやりません。前編を観てください、ってことで。前置きは無しにして、サクっといきましょう、サクっと。GAGA中村屋茨木市の僻地に最近オープンしたらしい店舗。ここ最近で幅を利かせている中村屋系列ということもあり、行く前から「大ハズレは無い」的な空気であるが、果たしてどうか。目を引いたのが薬味バー。ネギ、キムチ、高菜が取り放題らしい。決して「高菜、食べてしまったんですか？」とは言われないので安心。写真には写ってないが、白飯もジャーもすぐとなりにあり、注文すればご飯は食べ放題とのこと。ほどなくしてスープと麺が到着。左側が僕の担当する3玉、重さにして公称値540gの特製つけ麺。右側の2玉と比較すると、ざるの上げ底が在るとはいえど、その差は明確。対面にいるGIR氏は、「つけ麺を美味しく食べられる量は400ｇ程度」という彼の持論に、ある程度の賛同はするものの、２玉と100円しか違わないのなら3玉にするでしょう、常識的に考えて。そいつを唐揚げセットにして注文（撮影前に一つ食べてしまった模様…）。思えば、それが大失敗だったのだろうか、途中から満腹に達してしまって、非常に苦しかったという印象だけが残ってしまい、どうにもつけ麺の味が思い出せない…後からGIR氏に「どんな味だったっけ」と聞いたら、「一作を彷彿する濃さ」的な回答が帰ってきて、そう言われてみればそうだったかもしれない、という程度に記憶がなくなってしまっている。好みの味だったのは間違いないので、確認のためにももう一回くらいは行きたいところ。ちなみに、写真に小さく写っている丼はデミカツ丼のミニ。ミニの名には不相応な大きさで、予想外の量と、予想外の不味さにGIR氏は悶絶していた模様…彩々（さいさい）名前というか、語感というか、そのあたりからあっさり系を予想していたら、反してこってり系だったでござるの店。また、ネギ盛りを追加したら茶碗にいっぱいの大量ネギがやってきて困惑ｗ中太麺にスープが絡む、なんとうか、見た目の期待を裏切らない味である。旨いんだけど、他に感想がねぇなｗｗｗｗｗｗｗちっちょ（外観撮り忘れ！）本店を高知県かどっかに構える店が、なんで地元の京阪線香里園駅の界隈に支店を出しているのか、そこはいささか疑問に感じられるところではあるが、「こういうのを僕は待っていたんですヨ！」と思わず言ってしまったつけ麺。魚がいるのは理解るけど、極端に主張しすぎない、こってりとした濃厚スープに浸してすする太麺は、最高の一言である。味の濃さに疲れてきたら、レモンを使って味変を効かせることが出来るとかいう、心遣いが素晴らしい。もはや感動的。僕は熱さ耐性が相当に高いので、「温かい」では満足出来ず、常に「熱い」を求める傾向にある。そのため、どうしても後半、冷たい麺の所為でスープの温度が下がってしまうのが残念で仕方がなかった。もしかすると「そんなこと当たり前」なのかも知れないが、スープの追加と温めなおしをしてくれる店に初めて遭遇したのがここで、味と同じくらいに満足できた店であった。結果、3玉のつけ麺は、あっという間にハラに収まったのだった。こんな店がチャリで15分掛からない位置にあるとか、一体全体、全くこれから、どうしてくれようものか。きっちりスープ割りまで完食。僕がわざわざスープ割りまでいくなんて、割と稀である。…などと極端にマンセーしているのは、周りでは僕だけだったりで、毎回ながら候補地に上げるわけだが、たいていの場合に相手にされない現実が割りと悲しい。単独突撃シチュで機会さえあれば足繁く通うこととなるだろう。以上、今回は斜め読み6店舗紹介ってことで。実際の世間の評価はよくわからないし、それが基準で自分の評価を曲げるなんてことは決してありえないが、大事なことはひとつ。自分で食べて、自分で評価しろ、と。そんだけではないのでしょーか。要するにが真理である、ということで。さて、台風まっただ中の夕飯前にこんなの書いていたら、エリアメールで災害情報が流れてくるなか突撃してしまいかねないくらいにハラが減ってくる…というか、具体的にちっちょ行きたくなってくる…（もちろん、行ったら行ったで臨時休業間違いなしだが）この手の記事は夜食テロとさえ言われ、夜中に決してみてはならないと恐れられてはいるが、書いている本人は夕飯前に味を思い出しながら書いているため、まさに自爆テロとなってしまうという…（おわり）

  2014/10/13

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  ブログを更新する程度の能力

  　「東方」と呼ばれるシリーズが、弾幕系のＳＴＧだということは一応知っている。ただプレイしたことはない。それもそのはず、僕はその昔、弾幕系ＳＴＧの存在を知らずに、何の気なしにカプコンのギガウィングだか、プロギアの嵐をプレイして、１ステージ目ながら後半ステージかと思わせる弾幕に圧倒された。弾幕系ＳＴＧというジャンルが存在すること、かつ自機の当たり判定が絵の中心部分のドット単位くらいにしか無いとかいう予備知識があれば、少しは対応出来たのかも知れなかったが、結果、初見で１ステージ目をクリアできないという、これまでにあるまじき憂き目に遭い、二度とその手のＳＴＧには触れないでおこうと、固くこころに誓ったことに経緯する。とりあえずその東方は、変な入り方（not薄い本）をしてしまったため、何とも偏った知識ばかりが増えてしまい、相変わらず半分くらい（以上？）は顔と名前が一致しないままという…参考までにエスファのＳＴＧの腕前は、初代R-TYPEを辛うじて一周クリア、Ｇダライアス（無印）を辛うじて全ゾーン制覇できる程度という体たらくぶりである。さて。　なんだか一本でやるにはボリューム不足感が漂うなー、的な感じだったので、今回はここ最近に行ったラーメン屋特集ということで参ります。いえいえ、決してネタが無いわけではないのです。せっかく撮ったから、一応消化していこう、という精神で。ただし、世間よりも三周とか四周くらい遅れて、僕の中で空前のつけ麺ブームが来ているため、つけ麺多めです。ではその１！！麺長（めんなが）らーめんは背脂の浮くとんこつしょうゆラーメン。個人的には、こんな感じのチャーシューが好みである。５月の連休中にやった麻雀大会後の、閉店間際に行ったこともあって、この時間に食べるにはなかなかに重いが、スープの重厚感はなかなかに良い。加えて特徴として、チャーハンのヴァリエーションが無駄に多いことがあげられる。。マヨ玉チャーハン。キムチチャーハンガリバタ（ガーリックバター）チャーハン。とりあえず、５人中４人がチャーハンを注文したためか、どれもやや脂っぽい。特にガリバタが強烈で、写真の白いヤツはだいたいにんにくである。まあ、深夜とか脂とか、関係なく全部食べるんですけどね。その２！！鶴麺珍しくあっさり系で写真は塩ワンタン麺こっちはつけ麺はて、つけ麺の黒いつぶつぶはなんだろうか…超個人的な好みではあるが、つけ麺はドロッドロの濃い味付けだしに、ぶっとい麺をどぶどぶ漬けて食べるのが好きなため、あっさり系はやや敬遠気味。平麺というもの個人的にはマイナスか。確か無化調を謳っており、大盛り出来ない、替え玉なし、とか、詳しいことは理解らないが、恐らく麺とスープの比率がryとでも言いたいのか、謎めいたこだわりを見せていたため、食べる前の期待は割りと高かったものの、実際はそうでもない、というのが正直な感想。自分でハードルを上げるだけ上げて、その結果がこれか、的な。いや、あっさり系がダメだというわけでは、決してなく。その３！輝（てる）の穴同じ無化調でも、こっちは僕ら向け濃い味つけ麺。地元にも同系列の店があったりするのだが、敢えての摂津吹田店へ遠征。「太麺」に「濃い味スープ」という、僕的には「コレがつけ麺だ」と思わせる組み合わせで、のっけから箸が進む。当然ながら最大クラスの特盛り（３玉）で注文しているので、途中でスープが無くなること請け合いだが、申請さえすれば足してもらえる模様。まあ、400gにもなる麺を、追加スープ無しで食べろ、とか、割りと無理ゲーなんですがそれは（白目しかし、看板に偽りの無い魚系スープなので、やや魚臭が強い印象を受けるスープは好みが出るところ。無化調とか割りとどうでもよかったりするので、僕的には、魚抑え気味だと最高だった。こんな感じで、一気に紹介しようと思ったら、久々に容量オーバーで弾かれ…いや、そもそもラーメン屋をまとめて適当に紹介してお茶を濁そうとか思っていたら、写真の量が割りと多くて、却って疲れたということに…と、いうわけで（後半へつづく）　

  2014/10/13

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  ミズガルズスオルム

  　　ヨルムンガンドは２クールを通して中ダレも無く、事実、原作ファンも納得するくらいに完成度の高いアニメだと評判で、僕自身も相当楽しめたのだが、如何せん周りで観てくれている人がいなくて、「面白いよ！」と言っても華麗いスルーされる昨今。とっつきにくいのか？ムサいおっさんやマッシブな姉御が活躍する話だから、割りとそうなのかも知れないが、むしろ萌えアニメに辟易しているならば是非とも毛嫌いせずに観てほしいとか思う。でも、ヨルムンガンドというタイトルを出して、「何それ？蛇の話？？」と返答してくれるゴリ先生はさすがだと思った。さて。串家物語、という串かつ食べ放題の店舗がある。何度と無く目にしている所為か、割りとどこにでもあるような気はする。事は、旧・派遣隊のPOSﾌﾟﾛが、串家物語の携帯会員サイトにて、料金がほぼ半額となるレベルの強烈なクーポンを引き当てたことに起因する。しかしそれは、POSﾌﾟﾛの持つｉPADが現地に在ることにより効果を発揮するものであり、利用するというのならば彼の同伴は必須事項となるのだ。それはそれでいい。何一つとして障害とはならない。何が問題かと言えば、「時間が合うか否か」である。実は行ったことのなかった串家物語、まあ、クオリティ的には何となく見当は付くものの、980円で楽しめるというのならば行かない手は無い。では、いつならば都合がいいのか、全てはPOSﾌﾟﾛ都合に依存しているわけだが、その日たるや、先日のなにわ食堂の一週間後の土曜日、しかもランチタイム。あの衝撃が抜け切っていないままに、串家プランがよもやの決定事項になってしまうのであった…そして向かうは大日イオンモール。週末になるたびに近所に渋滞を作ってくれる鬱陶しいことこの上ない施設であるが、今回は僕らもそこへ行くために、渋滞の一端を担う羽目となる。モール内ということで当然ながら通し営業、どピークの時間帯をやや外し気味で入店。席につくとそこにはテーブルの真ん中にフライヤーが設置されており、各自具材を持ってきて、勝手に揚げて食え、ということである。具材はバイキング方式で食べ放題、それ以外にもサイドメニュー、デザートなどが存在する。実は僕自身、何気に初来店だったりするのだが、まず必要なのがねり粉（白）とパン粉（茶）。既に何度と無くここを経験しているPOSﾌﾟﾛ、ゴリ先生に倣って持ってきたつもりであったが、僕の持ってきた皿（下）に対して、見るからに大きさが違う…よくよく確かめてみたら、既に何度と無くここで修羅場を展開している彼らは、大きめのカレー皿でパン粉を持ってきているのだった。早くも上位プレイヤーとnoobの差が出てしまう。FPSだとキックされるレベルだと嘲り笑われる。そして僕が持ってくるものといえば…ササミ、エリンギ、そして、芋。あるなら持ってくるだろ、常識的に考えて。カラっと素揚げしたものを塩でいただく。これが至高。ついこの間、鶏はもも肉でエラい目にあったので、ここは素直に鶏ささみを選択し、これらはとんかつソース、若しくはおろしポン酢で。こういうところのポン酢は、得てして不味い。僕は酸味のきっついポン酢が好みなのだが、世間の味覚に合わせた出汁入りのマイルドな口当たりとなっているのが大きな理由だが、それそのものの不味さだけは如何ともし難い。有り体に申し上げると、ポン酢が不味かった。そういうこと。実際行ったことのある人や、公式サイトで見た人なら理解るとは思うが、ここの串は30品目程度。当然ながらそれら全てが食べ放題なわけだが、既にどれに重きを置くかを識っている両名と、食べれそうなものをひと通りなめた僕と両名は、ゴリ先生　鶏もも肉POSﾌﾟﾛ　しいたけ、エリンギエスファ　芋、鶏ささみたまに豚結果的に上記品目に絞られた。30種くらいあるうち、その半分も使ってない徹底ぶり。そんなわけで中盤以降はこの状態が満腹になるまで延々と続けられるという、絵的には全く面白くない展開となるのだった…ゴリ先生は前日のダメージ（夕飯）が抜けきっておらず、早々にグロッキー状態となっていたが、POSﾌﾟﾛは普段あまり使わない塩に感銘を受けてか、ひたすらに菌茸類を塩で食い散らかし、着実に消費串数を伸ばしていた。その勢いたるや左　POSﾌﾟﾛ一人右　ゴリ先生・エスファ連合二人合わせて串数ほぼ変わらず、という体たらく。と、いうか、塩を使い出してからのPOSﾌﾟﾛの消費速度が凄まじいの一言であった。さて、串カツの食べ放題。制限時間は在って無いようなものであり、尚且つ油モノというものあり、腹いっぱいになるまで食べ続けることが出来るのは保証済。ただし、間違っても「原価分を取り返す」とか考えちゃいけない。串カツ以外のメニュー、デザートもあるものの、サラダ以外は在って無いようなものだと考えれば、クーポン補正無しのランチ価格だとやや割高、それ以降の時間帯、特に夕方以降となると、ちょっと躊躇するレベルの価格設定というのが正直な感想。実は僕以外の両名は、しばらく前に来たばかりのようで、なかなか時間の合わない僕にわざわざ合わせてくれていた模様。それを考慮したうえで敢えて言わせていただくが、短期間で二回以上ここに来るというのは、なかなかキツいものがあるな…ｗそんな彼らに対し、僕が出来ることといえば、このことをきっちりと記事としてアップすることくらいであろう…（終わり）オマケつい先日の会話。もうすぐ誕生日を迎えるゴリ先生。POSﾌﾟﾛと同じクーポンが、自分にも届くであろうと期待していたゴリ先生であるが、ゴリ：「クーポンが配信されてこないんですがそれは」エスファ：「抽選がハズれたんじゃないでしょうかね（震え声」GIR：「せ、せやな（白目」期待を裏切らない、ある種安定の結末でした。（今度こそ終わり）　

  2014/10/05

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  バイアクヘー派？ビヤーキー派？

  　ビヤーキー、クトゥルー、ナイアルラトホテップ派です。たまに「○○が正式名称、それ以外は認めない」的なことを仰る方がおられますが、そもそも人間が発音出来ないような音を、無理矢理に言語化しているわけで、どれが正しいか正しくないかとは、一概に言えないではないでしょうか。要するに、それっぽく聞こえたら、それでいいんじゃないか、と。OPが前回ほど電波っぽくなくて、とりあえず「31！31！」ってどういう意味なのか、ラブクラフト的に31という数字に意味があるのか、割と本気で調べたりした当時の自分に、「先ず歌詞でググれ」、と言ってやりたかった。もちろん、録ったからには責任をもって全部観ましたが、ニャル子さんの二期は一期にも増して、前にも増して出落ち感が強く、視聴するのが苦痛だった…さて。東大阪市の方に、非常に僕ら向きなお店がある、と連絡を受けたのは、例年よりも早く暑さも収まってきたと感じられら8月も末の頃。お店の名前は「なにわ食堂」。いわゆるガッツリ系。既に先遣隊で乗り込んでおり、既に「いろいろやらかした」ゴリ先生の話や、ネット上での噂や写真を目にする限りは、なかなか期待出来そうな感はある。ゴリ先生とSoldy支部長との三人で現地入りしたのは20:30くらい。一見するとオサレな居酒屋風ともいえなくもない店舗に、やや躊躇しながら踏み込むと、思っていたよりも店は混雑しており、僕らの着席により店内は満席となった。このとき、仕切りの向こう側で既に戦闘を開始していた別グループのテーブル上を見て、なんとな～くヤバい気はしていたのが本音である。さて、メニューを拝見。定食は全てご飯、味噌汁がおかわり自由という設定。よりどり三品でいくか、品数豊富な二品でいくか。そこは来店前から非常に悩ましく、今回最もアタマを抱えたところではあったが、僕が選んだのはまさかのチキンカツ定食・トリプル！！空腹状態としては微妙なところが今日のコンディション、つまりはベストコンディションだとかのたまわうわけだが、なんとな～くやらかした感がたっぷりなのが本音である。だって！！シングルとトリプルの差額って、100円よ？そりゃどう考えてもトリプルにするでしょ？でしょ？誰だってそーする。オレだってそーする。その結果。確かトリプル、と言ったはずなのだが、なんで四枚乗ってるんだ？おそらく（っていうか間違いなく）枚数ではなくグラム数がシングルの三倍、という意味なのだろうが、トリプルって書かれてたら、三枚って思っちゃうよな、普通は…しかもこのチキンカツ、あっさり型の胸肉を想定していたが、よもやのもも肉仕様！「唐揚げはもも肉一択だが、チキンカツは胸肉だろ常考。」は、ここでは当てはまらない模様。即ち、僕が期待していた胸肉のチキンカツとやらは、メニュー内にあった「若鶏ささみフライ」とやらを選択しなければならなかったワケだ。これはちょっとヤバいんじゃないの、と、ご飯コーナーの横に佇む、食べきれなかったひとのための「お持ち帰り用パック」が、僕の耳元であやしく囁いたような気がした。一方、僕の対面に座るSoldy支部長はミニトンカツ、唐揚げ、ハンバーグとバランス良く配置。唐揚げが何とも美味そうなのだが、このタイミングで一つでもへつろうものならば、間違いなく爆死する、とゴーストの囁きが聞こえたので自重。ゴリ先生はミニトンカツｘ2とハンバーグ。っていうかこの定食、メニュー上ではミニトンカツとなっているのだがどこがミニなのか。正直、この店のミニと標準の差が何とも曖昧で、前回にゴリ先生が注文前にお店側に確認をとったところ、説明の内容とは大きく違うサイズのものが提供され、本来ならば喜ぶべきところだが、想定外の苦戦を味わうことになったという…事前にそれは聞いていたので、ある程度は予測をしていたのだが、注文時によくある「多いですよ…？」的な脅しもなく、ごく普通に注文が通ってしまったこともあり、気楽に構えていたら巨大な器に、まだチキンカツがまるまる二枚ｗｗｗｗｗｗｗｗｗこの時点でもう満腹とかいうザマである。だが一番困るのは、この手の油物の過剰摂取時に発生する血豆が、この時点で口腔内に発生しており、余計にペースダウンに拍車をかける。今潰してしまっても構わないのだが、血液風味のチキンカツとか正直勘弁なので、違和感を我慢して目の前の敵を倒すことに集中する。一つ助かったことは、ソースの構成をとんかつソース＋おろしｘ2としたことだった。当初目論んでいた、とんかつソース＋デミ＋おろしの構成で行ってたとしたら、完食は諦めていたかもしれない。まあ、それでも、ご飯のおかわりとか行ってる時点で、まだ余裕はあった、ってことなんでしょうな。うん、まあ、なんとか殲滅。ここにきて、よもやとんまさクラスのチキンカツに遭遇するとは、夢にも思っていなかった…だが、この時の僕はまだ知らない。翌日の夕方くらいまで腹にもたれていた揚げ物バトルの次の日の夕食が、とんかつ・チキンカツ・エビフライ等のミックスフライになるということ、そして、その数日後に相対するもののことを…　（つづく？）　

  2014/09/28

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  俺の食ネタがこんなに更新されるわけがない。

  　割と最近になって、アニメの二期を見たわけだが、正直なところ後半三話に関して言えば、「あんな胸糞悪い話は久々にみた。」というのが僕の感想。なんというか、ひどすぎだ。１期のみで、なんとなーく終わった感じのままで放置しておけばよかった…さて。毎月29日と言えば、語呂合わせ的にいくと「にくの日」である。だとするならば、肉料理を提供する店舗としては、どう考えてもサービスデーとなるであろう。去る6/29。僕達が向かったのは、関西圏を中心に店舗を展開している「タケル」というお店。毎月29日は、特定のメニューが500円、ｇ数二倍で1000円というキャンペーンを行っており、食い意地の張ったいつもの面々は、ヨダレを垂らしながら店舗へと向かうのであった。駄菓子菓子。（だがしかし）我々を待ち受けていたのは売り切れといういつものパターンではなくて、凄まじい行列。日曜日の夕食時という悪条件が重り、現時点で空腹の我々の心をヘシ折るに容易いレベルの長蛇の列が出来上がっていた。この調子からみて、予想待ち時間は2時間以上は覚悟しなければならない。そこまで待って食べたいのか、待ち時間中にも発生する駐車場代など、総合的に考慮して、泣く泣く戦略的撤退を余儀なくされる我々であったが、すっかり肉の口になっていたため、近くの天神ホルモンで肉を貪り食うことで事なきを得た。と、いうよりは、腹いせを兼ねて食い過ぎて、割と本気で気持ちが悪かった。主に芋の食べ過ぎで。その二ヶ月後。平日だった7/29は敬遠し、9/29が金曜という好条件であったため、時間をズラして閉店間際を狙う作戦で打って出た。ロマサガの王位継承の如く、「先帝の無念を晴らす！」と息巻いて、前回と同じく最寄りのタケル・上新庄店に赴くも、またまた行列に遭遇、どころか、雨まで降り出してくる始末。屋根が付いている向こう側が入り口であるため、オーダーストップに間に合うのか否かは微妙なところだったが、何とか入店。というか、僕ら以降に並んだ人たちは、22:30のオーダーストップの時間で、問答無用の終了宣言を受け、バッサリ切り捨てられる。並んでいる間、人数を聞いていた分くらいまでは注文を取るのかと思っていたが、まさかの全切りとは思いもしなかった。これは場合によっては戦争が起きるのではなかろうか…何にせよ、あと一歩間違えていれば、並んだ挙句食べられずに帰る、とかいうシャレにならないどころじゃない憂き目に合うところであった…さて。今月のメニューは、毎回メニュー入りするハンバーグの他には、カルビステーキが対象メニューとなっている。ゴリ先生曰く、「今月は当たり」とのこと。注文時に焼き加減を聞かれ、躊躇なくミディアムを選択し、食べ放題であるサラダとスープに手をかける。サラダはまあともかくとして、コンソメスープに関してはなかなか素敵なチープさ加減を醸している。言うなればそう、ネカフェのスープ。あの安っぽさが逆にいい、とかいう人もたまにいるから何ともいえない。いえいえ、私ではありません。肉のソースは数あれど、僕はあえて塩を選択し、ブラックペッパーと混ぜあわせる。某厨房内にて、これまで「塩・胡椒」と呼称していたものが、ある日を境に急に「シーズニング」とかいうオサレな名前に変更されたものだから現場は混乱。主に僕が。いや、中身は同じなんだから、「塩・胡椒」のままでいいーじゃねーかよ、と。そしてお待ちかねの肉が到着。カルビステーキの量が多い方。いかにも焼き立てと言わんばかりに湯気がたち、もはや心地よいとすら言えるほどの音を立てて、我々の前に姿を表した…シーズニングはもう、みたまんまの塩コショウ味ですよ、ってことでいいとして、問題はこのタケルソースである。前回来た時は、存在を知りながらもテーブル上に無かったために、無いものだと思い込んでいたが、まさかの店員コールが必要だったと、食べた後に気付いたことにより、食べず終いで終わっていた。店の名前を冠していることもあり、これはきっとスペシャリティなソースなのだと期待して食べては見たが、オリジナルソースである雰囲気を醸してはいるものの、その実はただのタマネギベースの薄味ソースだったりして、これ単品では何とも弱々しい。ゴリ先生に至っては、そこにポン酢をかけて、おろしポン酢風にしている始末。悪くはないが、別に無くても良かったかも知れない。僕的には。そして、もう一つが、タケルスパイス。割と味の濃い目のMIX調味料である。実はコレだけを買うこともできたりする。その用途たるや、肉に限らず、万能ふりかけ的にお好み焼きやら炒めもの、あるいは白飯にふりかけ代わりに使うなど、用途は多岐に渡るものの、実際問題賞味期限までに全て使い切るには、相当な頻度で使わなければならない量である（GIR邸に期限切れのコレがありました）。結局は自作シーズニングに帰結するわけだが、他のソースなんかもそれなりに楽しんで完食。ご飯も食べ放題ですが、やや水分過多傾向で、僕の好みからは外れていた模様…確かに1000円で楽しめはしたものの、写真でなんとーく想像がつく通りかも知れないが、肉の焼き加減は、ミディアムの域を超えてウェルドーン、即ち焼き過ぎである。部位によっては表面が焦げてすらいるという体たらく。いや、でも、まてよ、以前来たときは、同じようにミディアムで注文し、明らかにレア状態で来たような…つまりアレか、時間内は回転率重視で生焼け状態、僕らでラストだったから、念入りに焼いて差し上げましたよ、と、つまりそういうことなのか？参考までに前回（と言っても2013年だが）来たときのカットフィレステーキだが店内の照明に邪魔されて判別し辛いものの、確かに生っぽかったことが思い出される…「まあ、500円（1000円）だしいいか」と考えるか、「やはりセール中はダメだ」と考えるかは、人次第、ということで。（終わり）　

  2014/09/20

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  月２更新とかいう甘え

  　　前回記事から一ヶ月以内とかなら、「お久しぶりです」と言わなくてもいいだろうか（震え声いや、週五回更新していた頃から考えれば、「甘え」以外のなんでもないような気がしないでもない昨今。さて。そもそも「カレーと言えばCoCo壱番屋」というような風潮が、僕としてはどうしても納得がいかないワケで。それはもちろん、そこのカレーが決して美味いと思えない、有り体に申し上げると不味いと感じているのが理由というワケで。確かにチェーン展開、大量生産ゆえの味の劣化は避けられないものとはいえ、食事の際には選択肢にあがることをとにかく避けるようにしているのが現実。いや、もしかすると、CoCo壱番屋が不味いのではなく、本当は僕がカレーが嫌いで、単にカレーというものが受け付けられないゆえにダメなのではないか。世間の評価と違って、僕が頑なにその味を認めようとしないのは、もっと根本的な部分に原因があるのではないか。そんなことを思ったりしたが、やはりそれは錯覚であったという、正直なところ出オチ感が拭い切れないのが今回のお話。外からは少々わかりにくい場所にある「いずみカリー　堺筋本町店」。久々に赴くカレーを専門的に扱うお店に、否が応でも期待は高まる。案内人兼スポンサーのGIR氏の助言に従い、名物的メニューの「メガバーグカリー」の大盛りを選択。お店からは「少々時間が掛かる」とのことで、きっと待つに値するクオリティであることを願いつつ、僕はひたすらにその完成を待つのであった。結果。「うっひょぅッ！！」と言いだしてしまいかねない芳醇な香りが鼻腔に突き刺さる。これか、これが欧風カレーとやらのスペックなのか、と、今すぐにでもスプーンを右手にしたい気持ちを押し殺し、シャッターを切る。毎度ながら、記事として載せる以上この時間は避けられないと理解ってはいるものの、生殺し感が半端ない。大盛りと言ったものの、量そのものは標準的な「大盛りサイズ」と言えようか。まあ、今回期待しているのは、キチ○イか、と突っ込みたくなるような特大サイズのそれではないからな。そして、感動の実食一口目。風味豊かなカレーと、ハンバーグから滴る肉汁が、割と本気でたまらない。いま改めて写真を見直したところ、脳裏に刻まれた味の記憶が、これでもかと言わんばかりに鮮明に蘇り、口腔内に必要以上に唾液を分泌してくださる有り様。本当に、割りと本気でたまらない。だが、ルーの量としてはやや不足しがちで、終盤は福神漬けのちからを借りて残った白飯を処理する運びとなった。ご飯の大盛りに対しては、ルーの大盛りも必須のオプションというところであろうか。何にせよ、結果としては大満足である。僕はガラケー勢というのもあって、コンデジとは言えわざわざカメラを持ち歩いて写真をとっている。食事中でも品が悪いとは思いつつも、何度と無くシャッターを切っていたためか、どこぞのブロガーと思われたのか、店主らしき人に話しかけられる。これはアレか、否定的な記事を書かれないように牽制されているのか？ｗまあ、どこぞのブロガーというのは確かに間違ってはいないし、実際こうして記事にしているわけなのだが、こんな更新頻度も微妙な零細ブログに掲載されたところで、集客には全く影響しないとは思うんですがね！！フヒヒ！！…という邪推でした。でも、確かに美味しかったし、否定する必要は全くないので、思ったままのことを書きましたよっと。（終わり）　

  2014/09/15

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  君がいた夏は遠い夢の中

  　　暑いですね。今年は例年よりはマシだとは思いますが、十分暑いです。ニュース番組は連日熱中症への注意を喚起しておりますが、僕みたいな極端な暑がりは、本能的に暑さを回避することに注力するため、逆に掛かる要素が見つからないという…個人的には、5月から10月までが夏であると認識しております。雨上がり夜。GIR邸での夕食会の後、ネカフェツアーという流れになったその後、眠い目をこすり、深夜のコンビニに入店する。すると、久々に「なんだか呼ばれた気」がして、そこに視線をやると、こに在った。見つけたくなかった、だがある意味待ち焦がれていたものを目にしてしまった。その実物がこちらである。昔からここを読んでくれている人にしか、理解らないネタではあるが、一瞬、「久々にお前らか」と思ったりするも、どうやら今回は違うようで、メーカーは森永乳業のようだ。あと、乳酸菌飲料ではなく、清涼飲料水であるところも大きな違いだろう。開封し、グラスに注ぐと、漂ってきたのはラムネの香り。その匂い自体は悪くはない。瓶入りラムネの匂いというよりも、どちらかと言えば固形菓子のラムネの、良い言い方をすれば芳醇な、悪い言い方をすれば過剰なまでの、ラムネの香りが漂ってくる。僕の悪い予感はますます加速する。「これはただの炭酸の抜けたラムネじゃあないのか…？」という予感が。もともと炭酸スキーの僕からしてみれば、炭酸の刺激の抜けた、ただの甘ったるい液体を口にするなど、正直拷問の類に他ならない（その点ラムネアイスは優秀である。食べるとラムネが発泡し、単にラムネ味の冷たい固形物から一線を画しているのだから）。かと言って、ただ見ているだけでは話は先に進まない。黙ってグラスを手にとって口に含む。すると、どうだ。口腔内に広がる先ほどのラムネの香りが鼻腔に抜け、同時にやや強めの甘みを舌で捉えながら、喉の奥へと放りやると、この手の飲み物に普段あるはずの炭酸的な刺激が全くないことに違和感、あるいは虚無感さえを覚えながら、未だに残るその後味を吟味する。うむ、これは紛れも無く炭酸の抜けたラムネそのものである。いや、一瞬後味のさっぱり感は悪くないか、とか思ったりしたが、所詮は一瞬。パック入りジュースとして成立させるためか、完全にラムネ飲料を再現しているわけではないものの、飲めば飲むほど誤魔化しようのない甘さが口の中に残留し、「炭酸の抜けきった感」を加速させてくれるという非道さ加減。これはなかなかに酷い。なんでこんなものを作って売ろうとしたのか、割と本気で理解らない、というか割と本気で商品開発部の正気を疑う。もしかすると、SAN値（健常値）がマイナスに達していたのかも知れない。それを言うならば、嬉々として買ってしまう僕自身も、SAN値がマイナス方向に振り切れていたのかもしれない。いや、ある意味期待通りなのだが、問題は最初の一口、二口で結論に達してしまったことであり、後に残るコレを、当然ながら僕一人で全て処理しなければならないことにあるワケで…いや、その、なんていうか。この手のオモシロドリンクは大好きなのですが、どうにかいい意味で、いい方向で期待を裏切ってくれやしませんかね…いずれにせよ、炭酸→無炭酸化はダメ！絶対ダメ！！（終わり）　

  2014/08/24

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  サラダ王国のトマト姫

  　　夏コミが、行くものから見るものになってしまって幾星霜。最後に行ったのが２００６年というのを考えると、時間の流れの早さにアタマがくらくらするのですがそれは（白目そして、久々の更新が夏コミ最終日という因果。さて。　事は、まだ肌寒さの残る春先の某日から始まる。ゴリ先生からのメールに添付されたとあるファミレスの画像に、アイス食べ放題のアイスバーと称する画が写っていたのだった。そのファミレスの名前たるや、「トマトアンドオニオン」。正直、数自体はあまり見ない。ファミレスといえばサラダ、スープ、ドリンクあたりがせいぜいといったところだが、ここにきてよもやのアイスバー。しかもそのラインアップたるや、定番フレーバーはもとより、好き嫌いのハッキリ分かれるチョコミント、ソーダ系シャーベットに発泡ラムネの入ったラムネアイスがあるという、「全くもってけしからん」内容である。かつて社長の発言で物議を醸した「けん」も、あるいっときを境に、アイスバーのみの注文はできなくなっていることを考えれば、単品でも注文も可能である点が本当に素晴らしい。アイス食べ放題がそんなに大事かと言えば、大事である。「人生に二時間の幸福を」のＣＭが特徴の「ワンカルビ」だが、肉と同様に食べ放題であったデザートが、ある日を境に一人一回制に改悪されて以来、僕らの選択肢からそれが永遠に消滅した。確かにメインは焼き肉であることに違いはないが、しこたま肉や米をハラに押し込んだ後、流し込むようにデザート（主にシャーベット系）を攻めるのが至高のひとときなのであって、一回のみで終わってしまうデザートに幸せも何もあったものではない。だが企業からしてみれば、改悪によって来なくなる客の損失よりも、複数回注文による費用を秤に掛けた結果、後者の方が多額となると判断した結果なのであろう。そんなわけで、深夜のトマオニに到着。実はこれより以前に、POSﾌﾟﾛ、soldy支部長が先行し、アイスバーに臨まんとしたものの、目的フレーバーがほぼ完売、補充を要請するも、こともあろうに抹茶アイスなどが代替補充され、提案者のゴリ先生の土下座騒動に発展したという…そんな不安もあるなか、「今日でなければダメなんだ、同じ日は二度とやってこない」と、店舗に赴いたのは五月の連休も後半戦に入った日の深夜、人もまばらな閉店数時間前のトマトアンドオニオンに到着したゴリ先生とエスファ。おもむろにアイスバーの単品注文をし、まずは既に残りが少なかったチョコミント（３枚目左の緑）とラムネアイス（３枚目写真右の水色）を血祭りにあげる。さぁ、ここからが問題だ。意を決して補充をお願いしてみたところ…エスファ大勝利。ここからは言うまでもない、「ずっと俺のターン」である。これ以外にもメロン、ゆずのシャーベットなど、惹かれるフレーバーはあったものの、メロンはどうにも薬品感が強く、ゆずは割りといろんなところで食べ放題メニューに組み込まれていて今更感があり、今回は敬遠。　また、チョコミントはサーティワンほどのチョコチップ感が無く、イマイチ決め手にかける感に欠け、今回はラムネアイスが標的となった。当然ながら、アイスクリーム（シャーベット）ゆえに冷たく、食べれば食べるほど体温は奪われていく。ここでドリンクバーなど注文していればホットドリンクの出番となるのだが、わざわざそれだけで注文するもの勿体無い気がした貧乏性の僕は、お白湯で凌ぐ。なんというか、必死杉。中盤以降は、お疲れであったゴリ先生はテーブルに突っ伏して眠ってしまったため、僕一人が黙々とテーブルとサーバーを移動し、粛々とラムネアイスを流し込むこととなかった。その結果…実質ほぼ一人でラムネアイスを1/3ほど削りとる結末に…　ってか、正直これくらいが限界。だが、大満足である。それはそうなんだが、連休中とはいえ、深夜のファミレスで野郎二人が必死になってアイス食べる様は、どこをどう捉えても、「異様」としか「言い様」がない。「異様」なだけに、ってやかましいわｗｗｗｗｗｗｗ今回はアイスバーのみではあったが、それは既に夕飯を平らげていた後だからなのであって、食事＋セットメニューでの注文のパターンも想定しなかったわけではない。HP上で見る限り、通常メニューは一般的なファミレスよろしくひと通り揃っており、それなりに美味そうにも見えていて、どちらかというとそれも含めてこのアイスバーに挑むことを考えていた。そこはまた、いずれ来るその時までに、と思っていたが、ゴリ先生いはく、見た目に反して薄味設定らしく、あまり期待できるものではないとか。ただ、超が付くほどの濃い味指向の彼の意見が、果たしてどこまで僕に適用されるかは、些か疑問ではある…（終わり）　

  2014/08/17

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  Ｂｉｋｉｎｇ2014　後編（実質本編）

  　（続き）2014年6月のＢｉｋｉｇはまさかの二本立て！というか、前回は前置きそのものの内容ですが。さて、ようやく迎えた6/21の土曜日。ハンバーガーの食い放題ごときで、必要以上にやる気になって、無駄に必死になるのは僕と、恐らくゴリ先生（SAC氏）くらいであろう、そんな思いとは裏腹に、いざ集まってみれば去年と同じくＧＩＲとPOSﾌﾟﾛも参戦、加えてSoldy支部長まで同行するという、言ってみればフルメンバー状態。「このメンツで、一体どこまでやれるのか」と、期待を隠せないゴリ先生。ほかはどうかは知らぬが、これまでの３セットを過去のものにするため、４セット目の大台に乗せることが、僕の最大の目標である。だが時間的にはやや押しており、恐らく最寄りであろう新店舗「ラウンド１大東店」にたどり着いてはみたものの、店が回ってない。どうやら厨房のキャパを超えた注文を受けてしまったようで、席が空いているにも関わらず、カウンターの前でお預け状態。先ほども申し上げたが、時間が押している。22時閉店のラウンド１大東店、最終受付が２１：３０なのか、２１：００最終受付で２１：３０オーダーストップなのかで、本日詰みの可能性がチラつきはじめ、表情に焦りを漂わせている中、ゴリ先生の秘密兵器に目がとまる。「え…？　コレなに？」と、僕が言うと、「見るなあああ！」それがナニだったかは後述するとして、心配とは他所に、無事に受付を済ませることが出来た。さて。さすがにこの状態、五人いっきに注文すると再び厨房がパニック状態に陥るため、「一人ずつ注文を受けていくスタイル（ｷﾘｯ」となり、僕が一番銛を穿つこととなった。だが、その差は僅かであり、次々と一同の準備が整う。ちなみにＧＩＲは去年でもう懲りたのか、敢えてＢｉｋｉｎｇには挑まないで、観戦モードに入っていた。っ１セット目を片付ける。もはや当然ではあるものの、サイドメニューはポテトLで、ドリンクはゼロコーラL。オーダーから３０分の短期決戦に於いて、ここから徐々に速度が低下していくことを鑑みれば、このスタートダッシュに全てが掛かっている、と言い切っても決して過言ではあるまい。だが、今日はポテトのクオリティがよろしくない。油が劣化していたのか、ここまで手が回っていなかったため油切りが不十分だったためなのか、これまでの京橋店で味わった塩分過多気味から、油分過多状態になっており、非常に重く、胃にもたれる。しかし、すぐに２セット目を注文すると、混雑状態の割には早く出来上がり、機運は高まるばかり。ややペースを落としつつも、２セット目も完殺。そんな姿に感化されたのか、もともと観戦ムードだったPOSﾌﾟﾛにも火が着いて、いつの間にかすっかりバトルモードに突入している始末。もちろん３セット目と続くわけだが、半分ほど腹に入れた時点で、どうでもよくなった。と、いうか、無理だ、と素直に感じてしまった。このままでは無事に帰れない、と本能が語りかける。だから思わず声に出してしまう。「ごめん、これ以上は無理やわ」と。周りも、ある程度納得。だって仕方がない、僕達はもう子供じゃない。分別のつく「いい大人」なのだ。無理をせず、ほどほどに楽しむ。それが正しいことなのだ。などという、およそ世の中の人間の大半が持っているであろう「常識的な考え」とやらを、いつも無理矢理ねじ伏せて、その先に今の僕がいる。ただそれだけのこと。いつもどおり、何ら変わりない平穏な日常。時計を見ると、時間いっぱい。４セット目の注文のために、僕は何も言わず立ち上がり、振り返ることもなくレジを目指す。まだ間に合うだろうか？いや、間に合わないでくれｗｗｗｗｗｗと、正直に思ったりしたが、サービス精神旺盛の店員さんは、並んで丁度時間が来た部分は多めに見てくれたようで、夢の４セット目が実現したのであった…出されたもの、それも自分の意思で食べると宣言したものに関しては、責任を追わなければならない。お残しは許されない。その思考が可笑しいというならば、是非とも嘲笑ってくれ。そう、指をさして。そのためにこのサイトがあり、僕は記録を残しているのだ。一方、ゴリ先生たちは…彼の持ち込んだ秘密兵器、それは明太マヨ。そもそも芋が好きではない、むしろ邪魔ですらあると豪語している彼が、如何にしてその苦痛を和らげるか。それに対しての回答がこの奥の手ともいえるソースの持ち込みである。そして、店の照明も消え始め、後片付けムードが店内に漂い始めたころ、ようやく僕は4セット目を沈めることに成功した。この店のオペレーションに関してであるが、ハンバーガーのドレス（調理）には何の落ち度もない、むしろこの修羅場状態の中、一定のクオリティを維持していたことは、賞賛に値すべきことだと思う。逆にキツかったのは揚げ芋。芋好きの僕が苦しく感じるくらいなのだから、そうでない人はもっときつかったのではなかろうか。そういう点においては、ゴリ先生の仕込みは功を奏したと言えるだろう。それが1セット目の時点で理解っていながらも、敢えてセットで注文する。何度も申し上げるが、揚げ芋とコーラが食べ放題、飲み放題の状況を目の前にして、それらをパスするとは有り得ないことなのだ。テーブルの上に並べられたそれは、まるで墓標のようだった。結果、どうにか４セット食べきったわけだが、提供時間、処理時間、物量などを全てを考慮して、恐らくここあたりが僕の理論値となるだろう。店内の掲示板「本日の記録」に表示されるのは、バーガーの個数のみ。セット単位の注文は記録として扱われない点が悔やまれるのだが、食べ放題に於いての最大の鉄則は、「終わってみれば元がとれていた」である。それは売価かも知れないし、原価ではないかも知れない。結局はどこに損益分岐点があるかは部外者には理解しえないことなので、が、真理である、としておこう。ただ漠然とそんなことを思っていると、ゴリ先生とPOSﾌﾟﾛは「果たしてエスファは、コーラと芋を犠牲にした場合、実際にバーガー６個を完殺できるのか」を、本人を目の前にして熱く議論していた。6月度は期間が一週間足らずということであり、二回目に行く気力はチャージされなかったが、開催を知ってから食べ終わって、吐きそうになりながら家に帰るまでの流れは、もう十分といえるくらいに満喫出来た。「家に帰るまでが」なんて言い回しをよくするが、僕らとしては「（開催を）知ったときからバトル開始」というのが、きっと正しい。そうでなければ、多くの客がごく普通に食事をしている中、事前に入念に作戦を練って、ある種の必死さすら漂わせながら食べている連中は僕らだけ、という事実に、納得の行くオチがつかないよね、ってことで、2014年6月Ｂｉｋｉｎｇ、ここに終了ッ！

  2014/07/07

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  Ｂｉｋｉｎｇ2014　前編（前置き編）

  　その情報を耳にしたときは、にわかに信じがたい、というのが本心だった。そう、アレは例年ならば１１月開催のはず。故に全くの想定外、完全なる予想外、寝耳に水、青天の霹靂。既に過去の話となっているが、Ｂｉｋｉｇ２０１４6/20～6/26開催！！どうやら、今年も戦争が始まるようだ。僕はその幕開けを、静かに待つのであった…なんて言うと思ったら大間違い！！情報をキャッチしたのが6月上旬であったため、この日を迎えるために必要なのはリハビリである。リハビリと言えば医療的な何かを彷彿させるが、この場合に於いてはその真逆、来るべき日に少しでもスペックを発揮するために暴飲暴食することにある。…と言えばまだマシに聞こえる、というか、そもそもそれはただの言い訳なのであって、フツーにコンビニ弁当とカップ麺をデザートまで付けて平らげた後にらーめん屋に行くことになり、当たり前のように大盛りで、当然の如く白飯まで付けて食わされるハメになり、あまつさえ「今日はポテトが食べたい、ポテトの気分だ。　ガストへ行こう」というスポンサーＧＩＲの謎めいた思考のアオリを食らった僕は、既に「ごちそうさまでした」と言って寝っ転がって、そのまま爆睡できるレベルの満腹感を覚えていたのだが、ガストの山盛りポテト二人前（上が普通、下が明太マヨ）を、結果的に一人で8割近く処理する憂き目にあったりする。ちなみにその対面で、ＧＩＲはハンバーグ突付いてやがりました。またご丁寧に、やめときゃいいのについついドリンクバーでゼロコーラを選択し、後先考えずがぶがぶ飲んだりして、帰る頃には満腹レベルは歩くのが辛いほどに昇華。自分の低脳さがいい加減イヤになる。イヤになるとか言いつつも、その次の週はその次の週で、同様に夕食を処理したあとに、濃ゆ～い漬け汁のつけ麺400グラムを流し込んだ挙げ句、車の中で「おちびちゃんが生まれそう」とのたうつ僕の無様な姿があった。そもそも、ある程度腹が満たされている状態で、とんこつのこってり漬け汁を選択することが大間違いであることは、重々承知している。だが、つけ麺と言えば、麺を濃ゆい漬け汁にくぐらせて、ズルっと一気にいくあのダイレクト感が堪らないのであって、あっさり系のそれだと、敢えてつけ麺なんて選ぶ意味なんてないような気がするのだ。そんな自分自身の勝手極まりない思考も手伝って、先週のことにも関わらず、何一つ学習もしていないアタマの悪さを存分に発揮していたのであった。そうして、僕達のＢｉｋｉｇは6/21と定め、それぞれは、その刻（とき）を虎視眈々と待つのであった…（続く）　

  2014/07/06

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• 予告

  　もはや何度目かすら憶えておりませぬが、生きてます。それなりに元気です。今このタイミングの更新ゆえ、次のネタが何なのか、容易に検討がつくとは思いますが、素晴らしいネタを提供していただけましたゆえ、久々の食ネタ更新、ってことで。…明日くらいに。　

  2014/07/05

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  Solid state drive

  　ある晴れた日の日本橋。いや、雨こそ降っていなかったものの、曇り空だったかも知れない。ここ数年で増殖したメイドの格好をしたおねぇちゃんがビラ配り兼客引きを行っているのは、もはや見慣れた光景となっていた。僕が目にしたその女の子は、対象である通行人に対して、両手を頭につけて、膝を曲げつつ、「ばいばいにゃん☆」の挨拶（？）を行っている。その姿が、痛いとかキモいとかいう話ではない。ある種の閉鎖空間である店内でなく、人通りの多い屋外で、そのキャラクタ（設定）を通しているあたりには、雑多な感情以上に、ある種プロ意識を感じさせられた。まさに「職業に貴賎なし」のそれだったかも知れない。ただ、僕はなるべく近寄らないようにした。さて。残念ながら食ネタは、○ございません。しかし、このまま更新が完全に止まってしまいそうなので、この時期にかこつけたネタを一つ。ｘｐのサポート終了に先駆けて、1年ほど寝かせたままであった（面倒臭がって放置していた）Windows7の導入に踏み切ることに。「だがこの暗い引き出しの底で一年間もの間、堪え続けてきた7に、ただ導入するではもはや足りない」ということで噂のアイツ（ＳＳＤ）を正式導入。CFD製SSDとか、raid構成の中の一機とかでも無い限り、何の面白みもない選択と言われる、思われるかも知れないが、まだ世に出て日の浅いSSDは、メーカーによって（コントローラーとも言うが）大きく差が出ると言われている製品であり、ましてや僕の使い手相性が炸裂する不幸体質も相まって、冒険でしょでしょというわけにはいかないのだ。あとついでにメモリも増やす。現行機を含め自作ＰＣは３機目だが、実を言うとこれまでに、新調したことによる劇的な体感速度の変化を感じたことがなかった、というのが本音である。確かに、中に入っているもの自体はCPUとメモリとHDDなわけだから、極端に詰めた仕様でも無い限り、予算そこそこに組む以上は、「言われてみればなんとなく速くなった」あたりが関の山。しかし、今回はSSDという、これまでと全く違う部品が入るわけだから、今回こそは本当に期待できるかも知れない。そう胸をおどらせる僕は、かつて野を駆けまわった少年時代と同じ目の輝きをたたえ、逸る心はもう抑えきれぬと言わんばかりに電源スイッチを押したところ、起動しない。なんというお約束。ここに到達する前にもフラグが立っていたのだが、本当にその通りになるとか、腹が立つを通り越して、正直笑えてくる。実際に相性問題を引き起こしていたのはメモリモジュールのようで、仕方なくこれまで使っていた4GBを取り外したところ、ようやく起動。かつての少年のような目は、早くも市場に並ぶ死んだ魚の如く光を失っている。ＯＳインスコまでトントン拍子に進み、いよいよWindows7を起動させたわけだが速すぎワロタ。いやまじワロタ。従来のHDD起動から考えると、ちょっとコレはおかしい。おかしいと感じてしまえるくらいの速さ。面白がって、何回も起動→シャットダウンしてしまうくらいの速さ（あっぷでーとで要求されているだけだが）。よく聞く「一度SSDに慣れてしまうとHDDには戻れない」の言葉に嘘偽りナシ、そう言わしめるだけのスペックは、間違いなく存在していた。実際に換装を行ったのは12月のアタマで、もうすぐ４月に至らんとする昨今に於いても、申し分の無いパフォーマンスを上げている始末。まあ、未だに速いと感じてしまうのは、職場のPCがHDD機だからだとは思うが。XPのサポート終了と増税が差し迫っている昨今、もしこのタイミングで変えるならば、ついでにSSD化してみてはどうだろう、噂通りの速度ですよ、というそこはかとなくステマ臭（これでCFD製SSDの売上が伸びたとしても、僕は一銭も得しませんが）の漂う僕の独り言でした。こんな感じで食ネタ尽きてるんで、遠征、早よ！早よ！！

  2014/03/28

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• 追記とお知らせ

  　まずは追記。前回の記事の、編集の過程で、「ＧＩＲのオゴリで回転寿司の寿司バリューに行くことになった」のくだりが抜けていた。そのオカゲで、なんだか唐突に寿司の話が始まり、何の前触れもなく写真がどうのという文章が連なったりで、意味不明感たっぷりの出だしになっておりました。つまり、僕が言いたかったのは、　　　　　　　　 ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ 　　　　 　 　 (.＿＿_,,,... -ｧァﾌ|　　　あ…ありのまま 先日　起こった事を話すぜ！ 　 　 　 　 　 |i i|　 　 }!　}} /／| 　　　　 　 　 |l､{　 　j}　/,,ｨ//｜　　　　『おれはGIRのおごりで回転寿司を食べにいったと 　　　　　　　 i|:!ヾ､_ﾉ／ u {:}//ﾍ　　　　　思ったらいつのまにか揚げ芋祭りになっていた』 　　　　　　　 |ﾘ u' }　 ,ﾉ　_,!V,ﾊ | 　　 　 　 ／´fト､_{ﾙ{,ィ'ｅﾗ　, ﾀ人　　　 　　な…　何を言っているのか　わからねーと思うが 　　　　 /' 　 ヾ|宀| {´,)⌒`/ |

  2014/03/13

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  ミサヅカカイリ

  　「惨劇館」という漫画がある。その惨劇館という漫画は、とにかく人が死ぬ。簡単に人が死ぬ。刺されて死ぬ。斬られて死ぬ。墜落して死ぬ。病で死ぬ。呪いで死ぬ。モブっぽいのも死ぬ。主要キャラっぽいのも死ぬ。ヒロインみたいなのもの死ぬ。とにかく血が流れて、人が死ぬ。勿論、救いなどなく、しかし、稀に生き残る。そんな漫画。吹き出しの中のセリフが尽く明朝体のみで、悲鳴も絶叫も断末魔もとにかく全部明朝体。一種の狂気すら感じる。そんな漫画。中でも有名なのはこちら。怖い話コピペで度々登場する話の（多分）元ネタ。この本自体の初版が平成元年とかだから、ほぼ間違いないかと。この話も確かに怖いけど、テレフォン２（４巻収録）、首切り人形（５巻収録）ビデオゾーン（７巻収録）、ニュルニュル（８巻収録）あたりも相当キてる。機会があれば是非とも読んでほしい、とは正直言えないというか、作者の精神的健全性を疑問視出来るレベルの作品がワリと多い。そんな漫画。「another」を見た時、僕が呟いた一言は「あ、なんだ、惨劇館か」だった。ただ、惨劇館とは違って、anotherに出てくる女の子はぐうの音も出ないほどに可愛かった、っていうか、このアニメ画で萌アニメやりなよ…きっと入れ食いだよ…ところで、この惨劇館という漫画、そもそも僕の持ち物ではない。これを僕に、それこそ無期限に預けたままとなっている、あの男。「ある事件」を境に絶縁状態となっているが、果たして今、どこで、何をしているのやら。一説によれば家庭を持ち、一児の父となった聞くが、お前、今頃どの空の下で、オレと同じあの星見つめて、何思う…？さて。今日の仕事もそろそろ終わり、そんな時間に唐突にGIRからのメール。飯の誘いだった。食ネタの残弾が尽きている昨今、それは渡りに船だと言わんばかりに返事をすると、どうやらパチスロで軽くやらかしたようで、今日は飯代の一部が出る模様。一言で言うと、「ゴチになります」と。だが、決して忘れてはならない。そうやって、おごってもらったからには、それに関しては意地でもネタにして、ここにその結果を残す。それが、僕に課せられた使命であり、僕に施してくれた彼らへの、せめてものお返しである、と…まあ、僕はギャンブルやりませんので、おごってもらうばかりですけどね！フヒヒ！！席に着いたまではよかったのだが、なかなかどうして、撮影する気になれない。今更、ごく普通の回転寿司の写真なんて撮ってどうするんだ、と、僕の中の何かが語りかけてくる。加えて、その、なんだ。有り体に申し上げるとすれば、食べたいと思うネタが無い。強いていうならばサーモンくらいか？別に刺し身や寿司が嫌い、というわけではない。だが、好きというわけでもない。即ち、「回転寿司」とか言われても踊る心は持ちあわせておらず、メニューを見てからのヒット確認が常套である。結果、うどんで腹を膨らませ、そのサーモンと、目についた貝類などを注文してみるも、２回３回と続けて食べたいとは思えず……で、どうなったかというと、まあ、ここまで数回の結果を踏襲することに…寿司以外のアラカルトに、揚げ芋と唐揚げがあったので、脊椎反射でオーダーすることに。ゴリ先生はいつものごとく「エスファよ、回転寿司にきｒｔｇｙｌｐ；　…失礼、噛みました　」と、呂律が回らないレベルに呆れていた模様。結果、回転寿司に来てまで揚げ芋を食することとなり、それがしかも４皿も注文することとなり、また、回転寿司に来たにも関わらず寿司の写真が一枚もないという、前代未聞の出来事に…　その結果、ＧＩＲゴリ先生二人のコレに対して、エスファまあ、ある意味、「揚げ芋があってよかった」のかも知れない、というところが、今回の落とし所なのだろうか…　

  2014/03/09

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  僕は更新が少ない

  　僕が何より驚いたのは、あのゴリ先生でさえ、「星奈ちゃんぺろぺろ＾＾」などと言い出したこと。肉無双だった一期を経ての二期、原作を知らない僕は、同じような展開になるのだろうと思って二期OPを観たら、理科がヒロインだった。本編を観たら、やっぱり理科がヒロインだった。いや、その…。　このまま理科ルートでいいんじゃないですかね…だがどうしても解せないのは、話自体はそこまで面白いわけでは無いし、主人公にも何一つ共感できないこの作品を、どういう思考を経て実写化しようなどという結論に至ったのか。各方面から批判を浴びるのも当然、必然で、夜空役の女優に至っては「お前、絶対読んでねーだろ」と2フレでツッ込まれそうなコメントをお残しあそばせている模様。ホント、どうしてこうなったのか…さて。ついこの間の話。数々のイレギュラー（主に病院代とか）でお小遣いを使いきった僕は、必死の思い、それこそコーラ一本ケチる生活を経て給料日を迎え、行きたくても行けなかった取材へと繰り出す。僕としては、死ぬ前に一度は行っておきたい「こがね家」を案に出すも、今回もタイミングが合わず、残念ながら断念することに。代わりと言ってはアレだが、前々から興味をそそられていた「天神ホルモン」のステーキ食べ放題に赴くことになるのであった。事前のデータも聞き及んでいるし、ステーキ食べ放題という響きだけでご飯三杯は行けそうなくらいまで、期待値は高まるはずなのだが、如何せんこの前の、トラウマとなりかねないレベルの失敗から、まだ日も浅い。あの爪痕が、鮮明に残っているままでの肉食べ放題は、果たして満足行くものとなるのだろうか。あるいは、新たなトラウマを作り出すだけの結末となるのではなかろうか。そんな不安を他所に、犠牲者もとい同行者であるPOSﾌﾟﾛは、前回のそれを払拭せんとしているのか、この選択に相当気合いが入っている様子。だが、もう一人の犠牲者のゴリ先生は言う。「受け付け、２０時までとちゃうかったっけ」現在の時刻を知った僕は、思わず言った。 「はやくしろっ!! 間にあわなくなってもしらんぞ──っ!!」実にこの位置から、１５分程度で辿り着かなければならないのは無理ゲーじゃあないのか、そんなふいんき（なｒｙ　を醸す中、POSﾌﾟﾛの運転するクルマは旧国道を爆走し、店舗のある「イオンモール大日」の駐車場へと、後輪を鮮烈に滑らせながら（一部誇張）到着した。駐車場に車体を収めるや否や、「走れぇ──っ！！」POSﾌﾟﾛの怒号が車内に響いいた。久々に彼の本気を垣間見た気がする。だが、実際のところ余裕で間に合う時間だった模様。これでもし間に合っていなかったら、「ジャンボ」、「いただき」の一連の失態から、POSﾌﾟﾛは本気でゴリ先生に土下座させ、その姿がこのブログに晒される展開となっていたかも知れない…　そのくらいの勢いが、今日の彼には在った。それはさておき。このだだっ広いイオンモールのレストランエリア内、どこもかしこも店の前には順番を待っている客が並んでいるが、ゴリ先生の話だと、「誰も並んでないところが天神ホルモンだ」とは言っていたものの、フツーに先客がおり、２０分程度待っての着席となった。食べ放題プランは３つあり、その内の真ん中が今回の「得々コース」。まずは初期ロットで出てくる品を片付けて、それ以降は食べ放題で野となれ、山となれという構成らしい。テーブル上に置いてあったソースは三種類。ご覧のとおりなのだが、大根おろしと酸味がきっついポン酢が欲しいところ。リアルな話、それで実測1.25倍くらいは食べられるようになる。そうこうしているうちに、初期ロット分が到着。焼き野菜とカットポテト。「芋は任せろー」といつもの勢いで芋を食べるが、このもやし炒めが決してバカに出来ないクオリティ。旨い。そもそも、塩胡椒の加減が絶妙であるのも去ることながら、牛肉を焼いた後の脂で炒めたもやし炒めが、マズいはずがない。ハンブルグステーキとはなんぞや、などと思ったりもしたが、よくよく考えたらハンバーグのことだった。ご覧のとおりのデミソースたっぷりのホイル焼きで、それ自体はやや固め。そして待望の肉が到着。多分上がハラミステーキで、多分下がプレミアムステーキ。派遣隊の伝統にならい、焼き加減はミディアム・レアなのだが、正直意地を張らないで、普通にミディアムと言えばよかったかも知れない件…だが、美味である。先日の網焼きステーキで、肉にハサミを入れる加工を施す憂き目に遭うなど、割りと散々な目にあった僕らだが、今回に至ってはそんなことをする必要もない。美味である。POSﾌﾟﾛとゴリ先生はやや脂が強いハラミだが、僕の好みはあっさり目のプレミアムの方が好みだ。世間では、初期ロットが山のように出てきて、それだけで腹いっぱいになって、とてもじゃないけど続きを楽しめないようなプランが横行しているらしいが、これに関しては至って良心的。むしろ瞬殺状態で、全く足りなかったので、ここからは肉。肉アンド肉。そして、芋。食べ放題メニューの中身はもやしと芋以外はひたすら肉なので、バラエティを求める人には向かないが、どれか一つをひたすら食べまくる、という傾向の強い僕には、ハッキリ言ってうってつけである。更に芋まであるとか、一体これのどこに非をつけようか。一方ゴリ先生は、いつものごとくどんぶりを作る。この御仁のブレなさも大概であるｗｗｗｗｗ三種類あったタレは、強いてどれかというと、とろみポン酢が僕好みか。ステーキソースも悪くはないが、ちと濃い味。にも関わらず、ゴリ先生はまるで湯水のように、ステーキソースを消費していくのでった。彼にとってみれば、ソースとドレッシングは飲み物なのである。お店の屋号たるや「天神ホルモン」ではあるが、入ってみた感想としては焼き肉のお店ではなく、どちらかと言えば「鉄板焼き」のお店。即ち、実際にオーダーが入ってから火を通し、カットし、提供するというスタイルである。今回僕らが着いたテーブル席では、移動型のグリル上で調理、それが提供されるわけだが、カウンター席に座ると目の前に鉄板があり、文字通りの「鉄板焼き」のスタイルとなるワケだ（おかげで店舗内はやけに暑い）。即ち、この店の本当のスペックを知るならば、カウンター席に行かねばならないのではないだろうか（迫真）。また、やや値段が張るものの、この上にもう一つレベルの高い食べ放題プランが存在するわけで、そのスペック調査も兼ねて、必ずもう一回以上は来ることとなるだろう。これでゼロコーラとシャーベットがあれば最強なんだがとりあえず、食べ放題のマイナスイメージは、これでようやく払拭されました…　

  2014/03/01

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  早くすり潰さないと

  　これを観たのは偶然だった。無数の本がある図書館で過去が語られる第九話。たまたまその回だけを観た。過程もなにも、全く知らないけれど、観た僕は「これは絶対おもしろいに違いない」と意味不明の確信で、この作品を観ることにした。しかし蓋を開けてみると、漫然と観ていた（ペンギンの動きばっかり観てた）僕は完全に作品に置いてけぼりをくらっていたらしく、最終話を終えたところで何の意味もわからずに、結局ネットでの解説を読むことに…ただし、95年の3月の惨劇や、自らを「透明な存在」と称した者の起こした事件を、憶えている僕にとっては、常に言い知れぬ恐怖のようなものを感じていた、…かも知れない。さて。冬場、特に寒い日の続くこの季節において、鍋は手軽に出来て、野菜を多く摂取するのにうってつけのメニューであるが、如何せん味覚の偏りがちな我が家では、レパートリーの種類に事欠く事態がままある。きっかけは、祝日の夕方のワイドショウだった。そこで紹介されたトマト鮟鱇鍋。同じ番組を見ていた母が、「こういうの、どう？」と言ったのに対して、僕は「うん、絶対やめて。　」の一言。その番組に、パネラーとして出演していたトミーズの健だか雅だかの「ポン酢じゃないの？」という一言が、僕の気持ちを代弁していた。そう、余計なことはしなくていい、ぶつ切りのまま鍋に入れて、煮て、おろしポン酢に大量ネギで食べれば、それはきっと素敵だなぁ、って思うの。だが、鮟鱇という食材にはあまり馴染みがない。果たして美味いのか、そもそもどんな味がするのか、興味をそそられる。で、その結果、次の日に鮟鱇鍋が実現するという、不可思議な現象が起こるのが我が家である。近所の割と高い目スーパーには売っていなかったが、たまたま行くことになったデパートにて、目についたからという理由らしいが、当の本人は思っていたよりも高かったとややご立腹。それなら無理して買わなくてもいいものを…　これが我が家のエンゲル係数を高騰たらしめる理由の一つであろう。だが、せっかくの鮟鱇鍋である、楽しまない手はない！それ以外の具材は、しめじ、水菜、薄揚げ、白菜。あと、薄切り餅。こいつらを大量の大根おろしとネギで戴く。僕とっての鍋は、「すき」ではなく「ちり」であり、キムチ鍋とかもう論外中の論外。そういえば、かつて忘年会でオマールエビ鍋とか称して、クリームシチュー鍋が出てきたときは、割と本気で泣きそうになったな…出汁を取るためにガラの部分を中心に鍋へと落とし、その他の具材と一緒にひと煮立ちさせる。僕にとっての鍋カテゴリ最強は、いうまでもなく「てっちり」なのだが、そのふぐに比べると、どうも白身が少ない。後から知ったことだが、鮟鱇は白身よりも、外皮のコラーゲン成分が魅力なのだとか。　いや、そもそも経口摂取でコラーゲンって意味ないんじゃねぇーのか、という…ならば１パック内の数少ない白身、しかと味わって食べるべし。期待を込めて口に運んでみたところ、思っていたよりも淡白。身はしっかりしているというよりは、ほぐれるように柔らかい。食感としては鱈が近いような気がするが、鱈ほど癖（臭み）がない感じ。ちなみにアンキモでお馴染みの部位、「肝」は、とにかく濃厚。濃厚アンド濃厚。ひと通り堪能した後は、お待ちかねのシメである雑炊。塩で味を整えたら、白飯を入れ、ひと煮立ちしたところにやや白身を残した溶き卵をぶちまけて、フタをする。これに関しては何年も前から僕の担当なのだが、今回は正直言って、「会心の出来」だった。これ以上は無い、というくらいに汁と米のバランスがよく、溶き卵の状態も限りなく理想に近い。確かに美味。美味ではあるが、期待していたほどではない。例えばカニやふぐの後のような、「奴らが確実に鍋の中に存在していた」感が出汁や香りから感じられず、「なんとなく美味い」雑炊に仕上がっていた。美味だったのだけど、なんかこう、しっくりこない結末。僕が過剰な期待を寄せていた所為なのか、比較対象がふぐなのが良くないのか、本当に鮟鱇のスペックを出しきれたのか、どれが原因なのかはよく理解らないが、これが僕の、鮟鱇との邂逅であった。念の為に申しておきますが、某少年漫画誌に連載中の食戟のなんとかで、鮟鱇カレーが出てきたタイミングと物凄く似通ってたりするのは、本当に偶然です。　

  2014/02/23

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  そは、空動なり

  なんと、今週は二本立て！…というのは、ただ先週分の更新がなかったため、この週に二回更新しただけ、という。　本編は、文化祭くらいまでは思っていたよりも楽しめました、が、なんていうか、さ。「型に入れて、冷やして固めただけのチョコは手作りじゃない」というのは、理解っていても絶対に言ったらダメな一言だよな…そもそも、カカオから焙煎して、チョコレートを作製出来る強者が、果たして存在するのか、調べる気にすらなれないし、自分が言えないことを言ってしまうことに、痺れも憧れもしないけれど、スレやら二次創作においての彼と彼女の嫌われっぷりが凄まじい。渡した方も含めて、なぜこうもヘイトを集めるのかｗｗｗｗｗｗそういえば一期のEDで寝返りをうつシーン、かつてどっかで似たような画を観た、と長いこと引っかかっていたんだけど、その正体はこれだった、と最近になって気づいた（再生後50秒あたりから）。OPも去ることながら、バーチャルスター発生学は（厨二視点的にも）正直アタマがおかしくなるくらい名曲過ぎて、生きてるのが辛い。本編そのものは、4クールに渡って録画までしたものの、結局積んで、観ないまま終わったけど…さて。ある日曜日、唐突に、たこ焼き大会が催された。使用されたたこ焼きの粉は４袋。一袋あたり400ｇなので、結果として1600ｇの粉が水と卵と出汁で溶かされ、たこ焼きとなり、ＧＩＲ、ゴリ先生、POSﾌﾟﾛ、そしてエスファの腹に収められたことになる。単純に一人あたり一袋という計算になるわけだが、お好み焼きの一件から日も浅いタイミングだと、こんな程度のことは日常の一部。某団長の言葉を借りて言えば、「昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わりない平穏」そのものである。そのたこ焼き大会の際に（正確にはその少し前に）出た懸案事項があった。二日後にオープンするという焼き肉食べ放題の店があるという。僕の中で、行く・行かないが半々だったのだが、この時点でそれが「行く」に確定してしまい、どころか、居合わせたPOSﾌﾟﾛまで巻き込んでしまう始末になってしまうのだった。さて、その当日。オープン記念で500円引きということなのだが、実は居抜きの店舗とかいうことも手伝ってか、誰もがなんとなく地雷臭を嗅ぎ付けている。「これは罠なんじゃないか」「釣られてンじゃないのか」と、不安だけが大きくなっていく。確かに過度の期待を寄せることは精神衛生上にもよろしくないことであるが、例え不安の通りの大爆死であったとしても、行く前から負けた気になってしまっているのはよろしくない。「もしかして」、「まさか」のパターンを信じたいものじゃあないか。そんな不安と不安、もとい不安＞期待の中、店に到着。もしかして並ぶハメになるか、とも思ったが、平日の、しかも500円引き程度じゃあ行列は出来ず、10分程度の待ち時間で席へと案内される。ここ最近では常識となりつつあるタブレット端末での注文方法の説明を受けたところで戦闘開始である。上ロースと上カルビ、目についたので網焼きステーキをのオーダーを入れる（デカい塊がステーキ）。まずは葱塩タンからはじめ、まあ、塩タンの薄さで、なんとなく判断がつくとは思うのだが、その…有り体に申し上げると罠だった。とにかく硬い。味が悪い。加えてタレが薄い。わざわざ追加で貰ったおろしポン酢は、匂いはすれども味がしない。最初は味見のため、僕はひと通り注文しただけだったが、ゴリ先生は、自身の中で鉄板であるの中落ちカルビを大量に注文しており、皆で泣く泣く処理するという憂き目に遭った。これ以降の肉の写真がない、というあたりで、この不幸さを察していただければ何よりである。見た目はそうでもないのだが、とにかく焼きだすと、嘘のように肉が硬化し始めるため、POSﾌﾟﾛに至っては次々の肉にハサミを入れ、食べやすいように加工し始めるという、前代未聞の出来事が。GIRと言えば、サッサと肉から離れ、サイドメニュー祭りを始めていた。なので僕は揚げ芋。写真は三人前。油で揚げた芋は出来たてであるならば、天変地異でも起こらぬ限りマズいはずがないとはいえ、焼き肉メインの食べ放題で、揚げ芋を三人前注文するという、この暴挙…！！かつてゴリ先生がホテルのランチバイキング等で「食べ放題に来てまで芋食うなｗｗｗｗｗ」とか、別の焼肉食べ放題で同じように揚げ芋を食べていると、POSプロが「ここでも芋とは、エスファはブレねぇな」など、揚げ芋に関しては様々なコメントを賜っているが、今日に至っては、誰も触れない。そう、こうでもして、無理矢理満にでも足ゲージを高めないと、やってられないという、素敵な絶望が僕らを待ち構えていたのだった。しかしながら、注文可能デザートに存在していた「プリンキャラメリーゼ」なる、プリンの上にカラメルを焼き固めたそれは、なかなかの美味、掃き溜めに鶴そのものの存在であった。ゴリ先生の目が光るのを、僕は見た。彼はただ一言、僕に言った。「やるかね？」全てを察した僕は、短く返事をする。「ああ、やろう。」と。（モノクロの）麻雀放浪記の映画を観ているひとは、このやりとりの元でが理解るかも知れない。いっぺんに、いくつ注文出来るのか、試してみたら15個MAXだったので、そのままＧＯしてみた。念のために申しておくが、僕らは決して「食べ物で遊んでいる」わけではない。「遊びながら食べている」のは認めるが、出されたもの、特に自らが率先して注文したものについては、責任を持ってハラに収めることを義務としている。その部分を、どうかお忘れなきよう。どういうことなのか？つまり、こういうこと（僕が半分くらい食べました）。コレと芋とで、とりあえずハラは膨れたがなんだろう、言い表せないモヤモヤとした気分は…そこで、僕は言った。「戦犯、だーれや？」皆の視線が、不幸にもここのオープン情報を知り、我々に流したゴリ先生に集まる。この前のジャンボに引き続き、POSﾌﾟﾛは「土下座せぇや」と罵り、ゴリ先生はまたもや平謝り。確かに発案者はゴリ先生なのだが、来る来ないはあくまでも自己責任なワケで、本当は、誰が悪いも何もない。ここにいる我々は、ただ単にオープン記念という安っぽい言葉に釣られただけ、それが全てである。ただ、「今日のメシ代は、子供のお年玉を黙って抜き取ってきたのに」と言う、鬼畜の所業をやってのけたGIRに関して言えば、そこまでやってこの有り様となれば、いろんな意味でかける言葉が見当たらない…確かに味に関しては論外、問題外の幻滅に値する残念クオリティだったが、開店から二日目とはいえ、お店のスタッフには教育が行き届いており、好感が持てた。だが果たして、このクオリティで一年以上もつのだろうか、やや心配にすらなる。まあ、間違いなく、もう僕らが行くことは無いでしょうが…でないとこんな無茶できないよねオマケ僕の行動範囲内で、一番マトモな肉の出る食べ放題系焼き肉は、大阪・京都に店舗展開中の「チファジャ」だった。上ロースの塩ダレだが、ＧＩＲ曰く、「食べ放題にあるまじきクオリティ」と称するだけのことはあった。これでサイドメニューに揚げ芋があれば最高なんだが

  2014/02/15

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  永劫の闇へ帰還（かえ）れ

  　「厨二病でも恋がしたい」というよりかは、「厨二病のくせに一般人を好きになったりするからご覧の有様」というあたりが、現実的にはせいぜいといったところ。そう、「一般人と関わったヲタクの物語には、必ず不幸な結末が訪れる」のだ。即ち僕の場合、同属性である異性の厨二病患者に出会えなかったことが、最大にして最高の不幸だったということだ。うん、きっとそうだ。そういうことにしておこう。そのほうが精神衛生的にもきっといいはず…実際のアニメ（一期）は、途中まで物凄く面白かったものの、後半から無理矢理いい話にしてまとめようとしている感が受け付けなくて、世間の盛り上がりとは裏腹に、イマイチのめり込むことが出来ず終いでした。僕はそういうのが観たかった、期待してたのではなくて、多くの人が若かりし頃に行った、恥ずかしくて痛々しくも、どこか懐かしいそれらの妄想やらを通じて、「あー、こんなこと、オレもやったよなぁ」とか言いながら、面白おかしくニヤニヤするだけの展開で、僕は十分楽しかったりしたのだが…さて。年の瀬のある日のこと。時間の空いていた僕は、GIR氏たっての願いで、「しょうがないにゃぁ…」とか言いつつ、彼の仕事を手伝うことになったのだった。その代わりと言ってはナンだが、昼食はゴチということになるものの、特に候補地も決まらぬまま、仕事場へ向かっていたところ、あるらーめん屋の話が持ち上がる。「無鉄砲」。その屋号をそう言った。かつて、そう、僕がまだ同人サークルなんぞをやりながら、黒歴史街道をまっしぐらにひた走っていた頃、奈良の同名の店舗に踏み込んだことがある。当時はご飯のお代わりが出来て、「二杯目、どうしますか？」という言葉に、脊椎反射で「大盛りで！」と答えてしまった浅ましい過去の自分の姿がフラッシュバックされた。いや、浅ましいのは今も昔も何一つ変わっていないじゃないか、という脳内の３フレツッコミ（１秒/６０フレーム）があったものの、今日はその、大阪にある店舗へと向かうこととなった。時間はお昼前の、ピークが立ち上がる前の時間帯である。店の中で待つこと数分、カウンターの席に案内されて、らーめんと白飯を注文した。到着までの間、「確かあんな感じで、そんな感じだった」などと思い出を巡らせてイメトレをしていたところにらーめんが到着し、僕の目は点になる。僕の第一声は「え…　こんなんやったっけ…？」レンゲでスープを掬うと、液体というようりは流動物と言う方が適しているようなスープが、どろり、という効果音を伴って、重ったるく流れた。意を決してその中に箸を潜り込ませると、太めの麺がまろび出る。おかしい、おかしい。僕の知ってる（はずの）無鉄砲のらーめんは、こんなんじゃなかった。例えばそう、こんな感じのとんこつらーめん。麺は太めで、スープはトロっとしてて、味玉…はあったかどうか憶えてない。だが少なくとも、こんな限りなく固体に近いドロドロの物体ではなかったはずだ。それともアレか、ただの記憶違いなのか？だとしても、GIRの注文した「背脂たっぷり」のそれは、すまない、もはや汚物にしか見えない。これ、モザイクかけなきゃならんレベルじゃないの？なぜか違和感がｒｙしかし当の本人は美味い旨いといいながらズルズルと掻っ込ンでるし、文句の一つも無いご様子。僕のキチガイ、じゃなくて記憶違いなのか、そもそも全くの別ものなのか、それはこの際どうでもよろしい。僕は辛い辛いと言いつつ、一応、麺だけは処理致しましたでござる。ちょっとコレは有り得ないレベルである。…と、思っているのは僕だけのようで、他の客は概ね満足している様子で、僕らが店から出る頃には、いわゆる「どピーク」の時間に達しており、店の前には長蛇と言っていいレベルの行列が出来上がっていた。ここでもまた、世間との味覚の乖離を…というよりは、単に行列が出来る程度には支持されている店だが、ただ僕の好みには合わなかった、だけお話。ドロドロこってり大好き人間にとっては、きっとたまらんのだろう…ちなみに、僕が喩えたのはこのお店、魂心屋（こんしんや）の高槻店。こってり系のとんこつって言わると、僕はこういうのを思い浮かべます…

  2014/02/11

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  それでもへらへら笑うのが僕達だ

  　だからぁ！！めだかボックスは、球磨川が出てきてからが本番なんだってば！それに、他にも魅了的なヤツ等が登場するだろ？ほら、江迎とか江迎とか、あと江迎とか！とか言ってみても、3期目は無さそうだよね…連載を追いかけていたわけですが、僕としては委員会連合のあたりの話が一番面白かった。単なるド突き合いで決着するわけではないあたりが。さて。ある日曜日の夕方、突然ゴリ先生から入電。「ジャンボ行こうぜ」ジャンボ、というと、アレだ。京都の等持院のお好み焼き屋。実に何度とのなく通っている（と言っても、家から２時間くらい掛かるのだが）お店で、こんな思い出とか、あんな思い出とか、あとそんな思い出もある。しかしながら、最近はめっきり行ってない。思い出せる範囲内において、2012年のアタマに行ったのが最後だ。そんな状況もあり、僕は問う。「いつよ？」ゴリ先生は返す。「いまから。」事もあろうにこのメールは、僕の家の前から送信されていたのであった。は？ライン？ガラケー勢ですがなにか？正直、割と意味がわからないが、要するにスクランブル、即ち緊急発進である。急いで着替えて、家の前に止まっているクルマに乗り込んだ。今日の犠牲者参加者はゴリ先生と、珍しくもPOSプロとsoldy支部長。「いいのかい、ホイホイついて来て」などと言うはずもない、どいつもこいつも百戦錬磨過ぎて、勢い余って、血迷って、ニコ生あたりで配信したいレベル。さて、今日の目的はミックス玉である（ジャンボサイズであることは言うまでもない）。僕は普段より、「お好み焼きは豚玉最強にして一択」である、と豪語しているわけであるが、ゴリ先生は「いや、ミックス玉こそ至高」である、とそれに異を唱えるカタチとなった。果たして豚以外の異物、主にイカとかが入ったそれが、豚玉を超えるポテンシャルを秘めているのか、それを検証することが最大の目的である、とか言ってみたりもしたが、要するにハラが減っているのだ。そんだけ。先ほども述べた通り、ジャンボというお店は粉物のお店である。粉物のイートインの最大の欠点、それは「回転率の悪さ」であると断言出来る。作りおきのものが、次から次へと運ばれていくのであれば決してその限りではないが、注文が通ってから、混ぜる、焼く、ソースを塗りたくる、という工程を踏む以上、１テーブルあたりの稼働率は、らーめん等に比べて低くなるのが道理であろう。ましてや、人気店とものなると、それが途方も無い行列の発生に繋がる。ゆえに、ジャンボへ行く、というのは開幕ダッシュか、ピーク後かのいずれかが正しい選択となる。ちなみに後者の場合、高確率が焼きそばが完売しているわけだが、今日に限って言えば、ミックス玉が目的なので、到着時刻が２１時とかでも、何の問題は無いのである。と、いうわけで、２１時くらいに店に着いたわけだが、何故か焼きそばが残っているという事態に出くわし、「ついつい注文」してしまう。この時点では誰一人として気付いていないが、、一発で三玉分の質量をほこるジャンボ焼きそばが残っていたのは、今日の我々にとって幸運ではなく、不運だったのだ…さて、問題のミックス玉であるが、これは焼きそば到着前、即ち注文時にまで遡る。「えー、すみません、ジャンボ焼きそば一つと、ミックスジャンボ　６つで。」そう僕らが注文すると、店員さんの動きが一瞬、確かに止まった。そして、やや首を傾げながら言う。「…えっと四人ですよね？」確かに四人なのだが、もしかすると、この店員さんには、座敷に座る僕達の姿が、10人にも、20人にも見えたのかもしれない。いや、それはない。ただ単に、明らかに常識の範囲を超越しているであろう量を注文した、というだけのことだ。さて。皆さんは、鉄板、若しくはホットプレートをはみ出すくらいのお好み焼きを焼いたり、見たりしたことがありますか？僕はありませんでした。限りなくそれに近いものなら、かつてここで目にしたことがありましたが、これまでに遭遇したことがありません。つまり、今日、歴史が変わりました。アングルが見事に同じだったため、せっかくだからgifアニメにしてみたのだが、楽天のクソ狭量設定によって、gifフォーマットは写真と見なされてない模様。非常に残念である。なんと言いますか、しかり撮っておけば良かった、と、いまさらながらに後悔しております。６枚のミックス玉が、鉄板を覆い尽くすどころか、僅かに端がはみ出しているその有り様を。しかもこの鉄板、２～３人向けのテーブル席ではなく、家族向けの座敷席のサイズというのだから、尚更アタマが悪い。それはさておいて、僕は焼きそばが好きでないので、先ほどの焼きそばはスルーしている。しかしながら、焦げるソースの香りにあてられて、空腹感は限界を超えた域にまで高められていた。「イライラする」この時の感情を、僕はそう表現した。ソースが塗りたくられ、かつお節が振りまかれ、マヨネーズが落とされるまでの間、僕は一体、どんな相貌（かお）をしていたのであろう。店員さんの「はい、どうぞ」の言葉を聞くや否や、いつものセリフを言うことすら、忘却の彼方へと封殺され、もはや食欲という言葉では言い表せないような、ある種の殺意めいた感覚が、下品に、ひたすらに下品に、目の前に熱く焼けた小麦粉とソースの塊を口腔へと運ばせていった。数分後、写真左下が僕のテリトリーなわけだが、明らかにおかしい速度で消滅している。もう、なんか、こんな状態になると、豚玉がどうとか、ミックス玉がどうとか、そんなことはどうでもよくなっていて、如何に早く、如何に大量に、目の前のモノをハラに詰め込んでいくのか、そんなことしかアタマになかった。なかったのだが…終盤戦はやっぱりこうなる。ハラが苦しい、食いたくない、どうでもいい。僕を含む四人とも、明らかに箸が重い。そして、ここにきてミックス玉の中に埋もれている、巨大なイカの切り身がもの凄く重く感じる。身は柔らかく、簡単に噛み切れるのだが、数センチ四方の切り身は、終盤戦に来て本当に辛い。ミックス焼きとか、大失敗なんじゃないのか…？一方の提言者のゴリ先生は、焼きそば共闘にも参戦し、ここに来る前にチキンカツ弁当やらアイスやらを食べてきていたりする始末で、早々にグロッキー状態。いや先生、途中にアイスはまだしも、弁当食べてからくるようなところじゃあないでしょうよ…それでも最後の最後に残った部分を、僕の手で持って完殺。soldy支部長が、「苦しいならオレが食うぜ」とも言ってくれたりもしたが、一旦自分の皿に乗せたものを、他の誰かに渡すとかは有り得ない、あってはならない。POSプロはPOSプロで、今日の戦犯はゴリ先生だということで、「土下座せぇや」とひたすら土下座を強要してたりした。そんななか、完食後に、僕は確かに聞いた。「すげーな…」と言った、店員さんの小さなつぶやきを。そして支払いを済ませ、帰るところに「よく食べましたねぇ…」と、僕らに言った彼らの表情は、引いていたというよりも、呆れていたと表記するべきであろう。何度も言うが、お好み焼きはこれで終わりではない。濃ゆ～いソース味のあと、ゼロコーラを流し込む。ここで初めて完結である。勿論、ハラはいっぱいというか、正直、出そうなくらいなのだが、このとき、このタイミングではゼロコーラ。それ以外は認められない、一択である。僕はそいつを、ほとんど一気に飲み干して、岐路に着くのであった。さて、なんどめだナウシカ的に回数を重ねているジャンボ訪問記であるが、いい加減もうやり尽くした感もあり、前置きで尺を伸ばして字数を稼いでみたところ、エスファ程度の文才によれば、単に冗長になって、読みにくくなっているだけのような…次やるとしたら七枚か…　

  2014/01/30

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  忘れた頃に

  　別に「今週中に」とかを忘れていたわけではありません。単なるサボタージュです（もっと悪いわ）。 　確かに昔はガチっぽかったかもしれないが、今の僕は間違いなく、ネット上で言われたる「にわか」というヤツだ。だが決して忘れてはならない。ヲタクなんていうのは、ましてやガチなヲタクなんていうのは、いくら世間で認められ、ファッションやステータスになぞなりはしない。所詮は蔑称、忌み嫌われ、差別区別の対象でしかない。つまり、「にわか」という浅い程度でとどまっているくらいのほうが、適度に健全であり、また十分に後戻りできる範囲の、比較的軽い症状である、ということだ。ちなみににわかっぽく見られないようにしたければ、「ガイナックスの最高傑作はオネアミスの翼だ」とか、「20世紀のアニメはカウボーイビバップをもって完成した」とか「Ｇガンダムは今川ガンダムであり、ガンダムとして観なければ面白い」とか言っていれば、割りとそれっぽく聞こえるかもしれない。聞こえないかも知れない。ただの懐古厨と言われるだけかも知れない。でも正直、オネアミスとか、初めて観た時は、絶賛する周りを尻目に、僕自身は何が面白いのか、さっぱり理解出来ませんでした（今観ると違うかもしれないが）。さて。去年の話。暦上は秋なれど、なぜかまだ夏の香りを漂わせていた時期に行った、あるらーめん屋の話をするとしよう。大阪拳。なお、拳は「ナックル」と発音する模様。事前になんだかんだと新規開拓先を模索していたＧＩＲが、満を持して（？）突撃することとなった店である。常日頃、美味なるらーめんに飢えている僕としては、否が応でも期待が高まると言ったところで、異例の開店前並び。と、いうか、事前に用事を済ませてきたら、必然的にそうなっただけのことであって、特に気合を入れたというわけでは、決してない。メニューを一読。ＧＩＲ氏は事前にアレコレと情報を仕入れているものの、僕は何の下調べもなく来ていたりするので、期待値も何もかもが未知数である。あれこれ迷うが、あっさり系もいける僕は「ナックル醤油そば」を選択。一見、上品な味の醤油らーめんに見えなくもないが、よく見ると脂がすげぇ。一方の麺は他ではあまり見掛けない平打の細麺。それを平らげたあとに、よもやのつけ麺追撃。ピンク色のよく理解らん物体は、恐らく「さくら貝割れ」とかいうヤツだろう。実は既に記憶が曖昧だったりするのだけど、覚えていることは唯一つ。やけに塩辛かった。スープも何もかも、全体的に。無化調を謳って健康志向アッピルはいいと思うのだが、それ以前に塩分が高杉やしないだろうか…写真では見えにくいが、つけ麺に入っていた味玉らしきものを口に入れたところ、中で炸裂したと思ったら、正直気分が悪くなるレベルの凄まじい塩分が駆け巡った。不思議なのは、アレほどの、アタマが痛くなるレベルの塩分の味玉もどきを出しているにも関わらず、誰もノーコメントというのはいい加減に解せない。もしかすると、僕らのときだけ仕込みをミスったのだろうか…果たしてこの先、僕の求める美味なるらーめんに、この先であることが出来るのか、無駄に不安になったりするのであった。まあ、その数カ月後、大阪モーターショーで「僕の求める美味なるらーめん」とやらに出会うワケですが、こっちもいずれ、実店舗に行ってみようとは思っていたりはする。　

  2014/01/20

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• チラ裏

  　連休の間に記事の書き溜めでもしようか、とか思ってたりしたら、休みに入る前のある朝、なんとなく体がだるい。しかし、寝起きが悪いのはいつものこと、気にすることもないとか思っていたらなんてことはない、どんどん体調は悪くなり、咳、くしゃみの垂れ流し状態となる。仕方なく病院へ行き、処方箋を受け取るも、よくある病院の隣にある薬局はなぜか既に閉店しており、舌打ちと悪態を吐きながら帰宅するハメに。早々に床に就き、その未明、Excelの数字がどうしても合わない、というやけに現実めいた夢にうなされて目覚めると、物凄く熱っぽいくせに震えるくらいの悪寒がするという、「コレ、あかんやつや」と言わざるをえない状態。そこから熱は上下を繰り返す。診断結果はインフルエンザでは無いものの、結局４日ほど居座り続け、僕の連休やら予定やら何やらを、これでもかといわんばかりにぶち壊して頂いた。熱が引いた日に用事を片付けに外出したのはよいものの、実質４日くらい寝たきり老人状態だったわけで、体の鈍り方が凄まじく、帰りの電車の中で割りと本気で吐いて、倒れそうになったりしていた。ああ、そういえば、正月はよく体調崩していたっけ。今年は、ちょっと遅れてやってきたってワケか…　と、僕は散々な連休を過ごしておりましたが、皆様、体調管理には十分ご留意くださいませ。既に上がっているはずだった次の食ネタは、何とか今週中に上がる予定です…　

  2014/01/14

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  好牌先打はオールドファッションセオリーだ

  　さて、年が明けてしまったワケですが。年末に関しては、お墓参り３拠点制覇中、祖父母の墓前で飲んだビール（350ml缶半分くらい）のせいで、空腹かつすぐに動いたのが不味かったのか、やけに酔いが回って帰りの阪堺線（路面電車）でふらふらになったり、押入れをひっくり返すレベルのガチな底ざらい大掃除を額に汗を浮かべながらやったりとかで、割とやることが多かったのが現実。だがそれらが片付くと、穏やかな日々が…なんて思ったら大間違い！その2013年の暮れ、ＧＩＲ（長☆）が不慮の事故に遭い、不幸にしてご逝去してくれれば（不謹慎）それは叶ったのかも知れないが、左腕を骨折する大怪我を負ったため、常にヒマを持て余す状況であったという。それに加え、このド年末に実装したという全自動麻雀卓ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ昔ッから「全自動麻雀卓を買って、麻雀御殿を作り上げる」などと曰わっていた彼の、積年の夢がここに現実のものとなったのである。ちなみにこの全自動麻雀卓、個人的にはややトイツ場が発生しやすいような気がする。また旧派遣隊の東京帰省組がいたりしたため、結果、穏やかどころか、連日のごとくアレだコレだと呼び出しがかかる始末。されど卓につけるのは最大で四人（旧派遣隊は４人打ちがデフォ）。それ以上集まれば抜け番が発生するのは必至。であれば、やることは一つ。年末恒例料理タイム。みんなが麻雀に興ずるなか、一人で調理場（台所）を占有し、ガチ調理し始めるとか、割りとワケがわかんない。いつもの自作トマトソースでイタそば（イタリアそば＝パスタ）でも茹でて差し上げようとも思ったが、上記の鳥のせせりを、チキンソテーのトマト煮込み風に仕立て上げる。トマトソースは僕の好みで唐辛子の辛味を強調したアラビアータ風、まろやかさを出すために入れるバターは普段よりやや少なめにして、強火で表面に焦げ目を付けた鶏のささみを後先考えず放り込んで、煮込む。結果は概ね好評、っていうか、コレで不味かったら、僕に問題があるとしか言い様がない…のだが、この日、僕はやや遅れてやってきたため、既に食宴の第一陣は終了しており、みんなハラいっぱいとかいう始末。大半をゴリ先生が処理するものの、まだトマトソースと肉が余っていたのでイタそば茹でててオン・ザ・トップ。コレで不味かったら以下略。さすがにゴリ先生も満腹とかいうことなので、これは仕方がないのでセルフ製作セルフ処理。この程度の量だけでは飽きたらず、自ら持ち込んだ遠赤外線鍋で焼き芋タイム。コレに関してはほぼ何も調理はいらない、ヘタを落として鍋に放り込み、ガスコンロのセンサーを切って、焼けるまで放置するのみ。ただし、本当に焼いて食べるだけのなので、その味は完全に素材依存、即ち芋の質が直接味に関わるため、旬を過ぎたこの時期はやや危険。ちなみに、この日は大ハズレでした…その代わりと言ってはアレだが、後日に行ったコレは…昨年の大阪モーターショーでのじゃがバターの溜飲を下げるに十分なクオリティ。コーラとの相性が良すぎて、生きているのが辛いレベル。鍋に入れる前に、ラップで包んで２分程度電子レンジにかけるのがポイントである。他の日には、なぜか夕飯食べたあとに王将行ったりとか、唐突に焼き肉パーティーが始まったりとか、揚げ芋一袋全部揚げてほぼ一人で食べきるとかして、絵に描いたように口内炎をこさえて正月も過ぎて行きましたが、今年はまず、モーターショウとかイレギュラーで先送りになっている、去年の未公開分からやっていくという方向で…オマケＧＩＲ家の非常食、その名も「デスラー将軍」。檻から出すと、所狭しと走り回ります。かわゆすなぁ( ´ω`)　

  2014/01/07

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• オレたちの戦いはこれからだ！

  タイトルはアレですが、別にブログ打ち切りとかではありませんｗｗｗｗｗｗ　今年は行こうとか思っていたりしたのだが、事情とタイミングが合わずに、結局コミケは「自分が行くもの」ではなく、「ネット上で見るもの」になってしまっている俺ガイル。2011年、2012年と僕自身は何かと低迷していた時期で、そんな中でも、何か楽しいことを見つけようと、無理矢理に雑記を更新しようとしたりしたものの、所詮は無理矢理、義務感から来る更新など、書いていて面白いはずもなく。この2013年は、ようやくマシな方向へと動き出したこともあって、更新ペースはアレなものの、自分的には疾走る筆を感じていたり。だが所詮、まだ「マシな方向」。来年は、良い方向へ向くように。ここを見ている人は、本当の意味で「一部の身内」と業者のみなってしまっていたりするけれど、そもそも自己満足で始まったこのサイト、来年もしつこくしぶとく更新していったりします、やります、してみせます。というわけで、そばでも茹でてきます。それでは皆様、また来世来年。 　　

  2013/12/31

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  ぜろよん！

  　去る12月20日。実はこの日から四日間、大阪モーターショウが開催されており、よもやの平日強襲。いやいや、仕事ですよ、仕事ですってば！と、いうものも、取引先が出展するということで、ご丁寧に前売り券を送りつけて頂くというご行為を賜り、「名目上、仕事で」まさかの平日強襲となった。しかしながら、当日の天気予想（と敢えて言う）は晴れマークが出ていながらも、地下鉄線から地上に出てきたときには怪しい空模様。当然傘など持ってはおらず、駅についた頃には轟々たる風の吹きすさぶ中、雨ならぬミゾレの爆撃を受け、卸したてのスーツを着ていた僕は、一様に気象予報士共の適当極まりない天気予想に対し、呪詛の言葉を口にしていた。あと、割と本気で寒かった。そんなこんなで会場入りすると、前売券専用入り口から最も近い場所に、なぜだか電話屋（ソフトバンク）があり、「おいおい、モーターショウだろう？」と、主催者の正気を疑っていたところ、日産のブースがすぐ近くにあり、僕はいてもたってもいられなくなった。実際に間近で、手を触れられる位置までＧＴ－Ｒの側に行くと、寒いとか気象予報士とか最早どうでもよくて、その存在に圧倒されていた。ましてや、乗車して、写真まで撮ってくれるとか、（後々理解ることだが）他のブースじゃあ有り得ない。しかし、そこには順番待ちの列があり、ただいま20分程度待ち。名目上は仕事で来ている以上、ここは…などと言う思ったか。一度やったら、二度も三度も同じこと。（それにしてもこいつ、ノリノリである）自衛隊仕様にも跨っていいとのことだったので、自衛官のひとにシャッター切ってもらいました。他にもSUZUKIの隼とか、HONDAのCB1100とかあったんだけど、シャッター切ってくれそうな人がいなかったので以下省略。ぼっちの悲しさとはこのことか。わざわざ並んでまでいてアレですが、スーツ姿で会場に来ているひとは多数見掛けましたが、そんな格好で列に加わってるようなアフォは、勿論僕だけでした。いや、結果的には何の問題もなかったんだけどね。クルマ、それもスーパーカーといえば何故かとなりにキレイなお姉ちゃんが立っていて、実際のサーキットやこの手のイベントに於いては、それで１セットになっていたりする。まあ、ガソリンとオイルとゴムの焼けるイヤな臭いの漂う世界に、普通は女の子なんて寄ってきたりなんかするわけないので、ある程度のむさ苦しさの緩和をする要素として侍らせているのであろう。中には、そんなお姉ちゃんを、それはなんかの武器ですか、と聞きたくなるような砲塔めいたレンズの付いたカメラで、食い入るように、それこそ必死にシャッターを切る変態紳士の姿も多々みられたわけだが、当の僕はというと、冒頭に出てきたGT-Rやら、初めて間近で見た911のターボモデルやらに夢中になっていて、ハッキリ言って人間なんて撮ってる場合じゃない。そう僕に言わしめるには、実はもう一つ理由がある。即ち、本題はこちらである展示ブースとは別に、このように屋台村的にご当地グルメブースが展開されているのだ。後は…　理解るな？会場の中で、ひときわ興味をそそられたのが「こがね家」のらーめん。この日は、世間的にはかなり寒い日に分類されたであろうこともあり、お昼前、しかも平日であっても、かなりの行列が出来上がっていた。そして、その近くで売ってた「じゃがバター」。そもそもじゃがバターと聞いて、実際に目の前に在ったとして、スルーするとかいう行動理念が理解不能である。…が、冷めていて不味かった。イカの塩辛オン・ザ・トップなのだが、買った時に「（イカの塩辛）乗せてもいいですか？」と聞かれて、ハイ、と即答したものの、塩辛無しでバターたっぷりがエスファイズム的にベストではないのか、と思ったりしたけど、冷めてるのだったらそれはナシだ。それとも、北海道では冷めているのがデフォルトなのだろうか…加えてコレが一つ500円とかいう暴利。固定費（ショバ代）が乗っているのは理解っている（らーめんも味玉付で850円もしやがった）のだが、とにかく冷めてて硬くて、エスファは激おこぷんぷん丸。そんな残念さとは正反対に、らーめんは美味だった。わざわざ並んでまで買っただけのことはある、と思えたらーめんと出会ったのは、果たしてどのくらい前になるだろうか。実店舗では「黒豚骨ラーメン味玉つき」とかになるのだろうけど、出張販売でここまでのクオリティとは、実店舗ではどんなスペックなんだ、と思いきや、世間の評判はそれほどでもないようで、ここでもまた世間の味覚との乖離をひしひしと感じさせられたのであった。何が嫌いかより、何が好きかでｒｙとりあえず全汁不可避でした。こがね家で僕のテンションは有頂天に達し、「これはもう二杯目不可避」などとなんＪ民みたいなセリフを吐き出しつつ、同行しているボス（上司）に許可を貰い、よもやの２ターン目が始まった。すんでのところでこがね家お代わりの衝動に打ち勝って…結論から言うと、この塩らーめんは失敗。そもそもの味が好みでなかった上に、濃い味のとんこつの後、あっさり味の塩らーめんを審美出来るほどに、僕の味覚は繊細ではありませぬ。これに納得できなかった僕は、危うく３ターン目に突入するところだったが、ボスの手前でもあるし、この後仕事に戻ることになるため、心のブレーキに搭載されている金色のブレンボキャリパーが、僕の疾走る心を制動したのであった。前日、というか当日の朝、家を出るまでは、ハッキリ言うと行くのが億劫で、面倒くさいなーとか思っていたものの、終わってみればクルマにらーめんにテンション上がりまくりで、しかもそれがタダで入場出来たって、正直に申し上げまして思いッ切り楽しんでいたりしました。ちなみにボスはクルマにはさして興味も無く、お昼前にゆっくり来場して、割りと退屈そうにしておりました。＜オマケ＞なぜか三菱ブースに…ああ、そうか、三菱って言えばランエボと零戦と戦車だもんな、と一人納得。ちなみにガルパンは観てません。おわり。　

  2013/12/27

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  人狼

  　なんだか「萌えアニメしか観てねーんですか？」「なんだ、エスファも所詮ただのにわかだな」とか思われてそうな昨今だが、まあ、概ねその通りかと。…では、こういうのはどうだろうか。http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=X1dxR4lsJN4敗戦。動乱。行き場の無いエネルギーが、日本中で燻っていた時代の、正史が歩むことのなかった、別世界線での出来事。レンタル開始当初、新作扱いで借りてきて、上映会を催す運びとなり、僕はもうコレ以上ないくらいに真剣に見入っていたのだが、すぐ隣でゴリ先生とＧＩＲは、いびきかいて寝てました。彼らを責めるつもりは毛頭ない。世界観にのめり込めなければ、本当に退屈な展開が続くかもしれない（予告の派手な銃撃戦とは裏腹に、物語の殆どは情景描写など）。加えて、ＩＧってことで、押井臭と言えば確かに押井臭なのだが、そこに拒否反応さえ出なければ名作中の超名作　…だと思う。「人の皮を被って、人と隣合わせに生きていても、狼が人に成れるわけじゃない」というくだりを、「一般人の皮を被って、一般人と隣合わせに生きていても、ヲタクが一般人に馴れるわけじゃない」と脳内変換していた当時の僕は、間違いなく慢性厨二病。現在進行中で慢性厨二病。さて。「好物は？」と聞かれたら、「ゼロコーラと揚げ芋」と僕は即答するだろう。ゼロコーラは言うまでもないが、揚げ芋とはフレンチフライ、即ちポテトフライのことである。だが今日は揚げ芋の話ではなく、バニラ・コーラ。そう、コーラの亜種製品である。かつて、同じ名前の商品が出回ったことがあった。まあ、多分ってか、間違いなく、期間を限定して出荷されたものであることは間違いないとは思うのだが、世間からは一瞬で姿を消した。その味たるや、一言で言い表すとしたら、「アイスの溶けきったコーラフロート」そのものであり、正直なところ、とてもじゃないけど許容できるものではなかった。コーラフロートは、アイスが乗っていて、それが溶けてあの味になるから許されるものであって、初手からあの味で提供されることは、決して許されざるべきことであろう。なんて思っていたのだが、その期の冬、ある山奥のリゾートホテルに泊まったときのことである。売店に、500mlが200円しやがる普通のコーラに対し、恐らく売れ残ったままになっていたであろうバニラコーラは、500mlが100円で売られていた。通常150円程度、50円をケチった僕は、しぶしぶバニラコーラを選び、数回飲んでみたところ、「あれ、コレ、慣れたらイケるんじゃね？」とかいうワケの分からない思考に落ち着き、結果、その売店のバニラコーラを一本残らず買い占めた（と言っても10も20もあったわけではないが）。そんな思い出があるのが、2013年の夏頃、コンビニに並んでいたバニラコーラ。懐かしいなー、なんて思いながらグラスに注ぐ。すると、なにかおかしい。僕の記憶から、遥かにかけ離れた甘ッッッたるい匂いが鼻腔を突く。一抹の不安を覚えつつ口に含んだところ甘えええっぇぇえっぇぇぇっっっぇぇぇ！！あの時、山奥で買い占めるほどに至ったのは、なんだったのか。僕のキチガイ、じゃなくて記憶違いだったのか。それともまるっきり別物として再販されたのか。今となってはもう理解らないが、思い出は苦くも酸っぱくもなく、ただ、胸焼けするほどに、甘かった。という、まあ、今回は殆ど僕の思い出話でした、まる無論、勿論、二本とも責任を持って私のハラの中に流し込むというカタチにて処分致しました。　

  2013/12/22

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  そんな当たり前に心が踊った

  　 鍵っ子悲願の、keyオリジナル作品と聞くと、かつて2chに葉鍵板という隔離施設があった頃の勢いを知る自分としては、思うところがあるのが事実（葉はともかく、鍵には何の興味もありませんでしたが）。しかし蓋を開けてみれば何てことはない、その信者ですら擁護出来ないような内容であると、開幕前に一体誰が予想できただろうか。ましてや、「そんなことより野球やろうぜ」をホントにやってのけるなんて…その当時に散々言われてきたことではあるけれど、なぜこれを２クールでやらなかったのか。登場人物自体は割りと魅力的な連中が多かったし、その中である程度掘り下げていれば、こんな結末にはならなかったのではないだろうか。でも、天使ちゃんマジ天使」という名言を残したことだけは、よかっ…　た…　のか…？さて。まだくっっっっそ暑い日々の出来事。年々暑さ耐性が低下していく僕のもと、某らーめん屋襲撃の知らせが入る。お店の名前は「ど真ん中」。その名の通りかどうかは別として、ここ最近で新規でいったらーめん屋の中では、まさにど真ん中な内容。まだ寒い中に訪店したことがあったが、かねてより再訪を望んでいたため、願ったりかなったりな展開である。近くに無化調を謳った健康志向（）のらーめん屋があり、そちらは店の前に長蛇の列を作っているものの、少し離れたここには、いまだその兆しは見られず…いや、どう考えてもこっちの方がうまいだろう、と。…こっちしか来たこと無いけどね。それにお店のひとがジャンプ贔屓なのか、前回に来た時の看板は北斗の拳のイラストだった。その名残はここにもあり、南斗五車星とはまた選択が渋い。原作では雲のジュウザが人気でしたね。看板、メニューもさることながら、店内では「うしろゆびさされ組」の曲、すなわち「ハイスルーク！奇面組」の主題歌がそれこそエンドレスで流れていたりで、なんというかまあ、おっさんホイホイである。本日食すはこちら。無化調？健康志向？ナニソレ？とでも言わんばかりの油ッ気たっぷりのギトギトラーメン。以前食して、非常に印象的だったのもあり、是非とももう一度食し、写真におさめておきたいと予てより思っていた次第である。しかし…全然美味そうに見えない…いや、決してそんなことはないんだ。筆者の撮影スキルがお察しなだけであって、味そのものは、ここ最近の中でも飛び抜けていると断言出来る。一方、ＧＩＲ注文の普通のとんこつ。こっちは割りと普通っぽく見えるな…実は僕はチャーシューがあまり好きではない、というのも、あの脂身への耐性がやけに低かったりするので、らーめんに入っているチャーシューは、最初に処理しきってしまうか、隣にいるひとの鉢にダンクシュートするか、の二択となっている。が、ここはそのチャーシューが非常に美味。乗せる前に「炙り」の工程を設けることにより、表面が香ばしく、あとを引くような風味が堪らなかったりする。いや、むしろ、チャーシューが旨いと評したことなど、これまでで一度たりともなかった気がする。ただしその炙りの工程、行うことにより店内に煙が充満し目に染みる。夏場、暑さ耐性の低下、それら相まって、調子に乗って大盛りとかにしてしまった僕は、全身汗だくになりながら全力でらーめんをすするという、非常に汚らしい醜態を晒していた。どれくらい汚らしいかといえば、店員さんが見かねて僕のそばに扇風機を置くくらいのレベル。だがそれは、そのような醜態を晒してでも食べていたいという、美味いものを求める人間の中に流れる根源的欲求、即ち、何かで何かを満たすという行為そのものに於ける、一つの回答とも言えるのではなかろうか。そんな意味の分からない戯言より、そのときの僕は、一刻も早く食後のコーラを流し込みたいと思っていたことは、もはや言うまでもない。特段大盛りもない、あっさり風味の内容ですが、今回はコレにて！　

  2013/12/19

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  いつか降る雪

  やっぱり神様なんていなかったね。あるとき、誰かが僕に言った。「運命の出会いを信じる」と。だが僕は思う。「誰かと出会う」ことが運命であるならば、「誰とも出会わない」というののも、また運命ではなかろうか。「自分たちは幸せだ」とでも言いたげに身を寄せ合いながら街を行く連中とすれ違うたびに、条件反射の如く呪詛の言葉を口にする僕の小指の絡む糸は、数センチを残してぷっつりと切れているに違いない。はたまた、糸そものが存在していないか。そのどちらかであろう。…と、いうわけでバーガーキング上陸６周年イベントＢｉｋｉｎｇを強襲する！！昨年も同時期に行われたバーガーキング食べ放題イベント「biking」。昨年のその模様を記事にして掲載したことは、割りと記憶に新しい（というか今年も殆ど更新してなかっただけ、ともいうが）が、その中で僕自身が「来年は２回行きたい」などと正気を疑うようなことを曰わっており、今年は早めの行動を心がけていた。しかしながら、割りと直前まで開催の正式発表がなされていなかったため、もしや今年は開催されないのでは…と内心ヒヤヒヤしていたが、今年も無事に開催される運びとなり、ホッとしたというか、俄にテンションが上がったとうか、なんというか、簡単に言い表すとみなぎっっっっってｗきｗたｗぜーーーー！前回（去年）同様、生贄（同伴者）はＧＩＲ（長☆）とゴリ先生（SAC）、今年はそれに加えてPOSプロも参戦である。はて、少し前に十二指腸潰瘍とかで緊急搬送されていたような気がしないでもないが…それでも来るとはPOSプロ、こいつも百戦錬磨の兵（つはもの）だ。恐らく（いや間違いなく）最寄りの京橋コムズガーデン店に降り立つはアフォ四人組、日没後の薄暗さに、その目はより一層ギラつきを増していたようにも思える。一方僕は、レジに並んでいる間から、既にニヤつきが止まらない件。それもそのはずだ、僕は、いや僕らは一年待った。この瞬間を、一年もの間、待ち焦がれたのだ。さぁ、始めようか。初回はチーズワッパーのＬセットをゼロコーラで攻める。今年も去年と同じルールであり、初回のワッパー系Ｌセットをドリンクまで完食したあと、それ以降注文から30分以内が食べ放題。とりあえず一回目の10分程度の沈め、おかわりを注文したところでイレギュラーが発生する。「すみません、お代わりのワッパーなのですが、大きいサイズのパンが無くなってしまいましたのでジュニアサイズ2つの提供となりますがよろしいでしょうか？」ジュニアサイズなどと可愛らしく曰っていたりするが、つまりこれって、普通の大きさのハンバーガーが２個、ってことだよね…？たちの悪い冗談というか、あるいは我々への新しいカタチの挑戦なのか、あるいはその両方なのか定かではないが、目の前に在る真実は、唯一つ。食べる。ただ、それだけ。僕は目の前にある狂気の沙汰に、思わずごくりと唾を飲んだ。ドリンクは炭酸系以外のお茶も選択出来るにもかかわらず、なんの迷いも躊躇もなくなく、当たり前のようにゼロコーラを選択する僕は、周囲や同じチャレンジャーから見れば、嘲笑の対象であろう。そもそも、数だけをこなすのであれば、それぞれ単品で注文することも出来るので、わざわざ僕のように、セット単位で自らを縛る必要はなく、バーガーだけを注文して、ひたすら食べ続ければいいのである。しかし、目の前にゼロコーラと、揚げ芋を、好きだけ食べてもいいという状況がありながら、それを無視することが、果たして出来るのか？無視することが正しいのか？僕の価値観に照らし合わせるとすれば、それは言うまでもない。答えはｎｏだ。いまの状態？ああ、確かに通常じゃない。…頭はぼやーっとしているし。身体は火照るように熱い、内容物を今にも吐き出しそうだ。あちこちがだるくて一歩踏み出すだけで倒れそう――口の中にでかい血豆ができていて、、破裂しようものならまともに話せやしない。次にセットを注文したら、駐車場まで歩いて辿りつけないかもしれねーな。「つまり、ベストコンディションだ」Ｌセット一回、Ｍ芋２つ、Ｍゼロコーラ２杯、ワッパージュニア４個。都合３セット文の左下のレシートが僕の戦果だ。入店前にＧＩＲが、「エスファよ、去年は３セットだったし、今年は４だろ？」なんて煽ってきたりしたが、このパターンで４セットとか、どう考えても無理ゲーだよ…僕らは、ヘロヘロになって岐路に着いたのだった。一方、ゴリ先生は、バーガーのレタスとオニオンを抜きにすることで、一人だけ４ターン目に突入し、合計７個のバーガーを腹に収めていた。その約二週間後…どんっ！バンッ！なん…　だと…！？久々の日本橋で、某先生と合流し、敢えての「なんばセンター街店」で今年二度目のＢｉｋｉｎｇに挑む！とは言っても、食べ放題やってたのは僕だけで、ましてやこの人通りがものすごい界隈、レジには列が出来上がっていたため、きっとまともにお代わりの注文なんか出来やしない、せいぜい２セット止まりか、と適当に食べてお茶を濁すか。などとと思っいた。駄菓子菓子！！（だがしかし）このなんばセンター街店には、通常レジに加え、なんとｂｉｋｉｎｇ専用が設けられており、通常注文とは別にスムーズにお代わり注文が出来るという、本気を感じざるを得ないシフトが敷かれており、無駄に戦闘意欲を掻き立てられる仕様となっておりますｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ（それでもタイミング次第では、お代わり組の列ができたりしますが）この時は、話しながら割りとゆっくり食べていた割には、３セット目が終わった時点で２分オーバー。ここから無理矢理詰めればまだ行けそうではあったため、条件次第では３セット越えも無理な話ではないかも知れない。今回初めてバーガーキングに来た某先生は、クオリティには納得してもらえたようで、料金が変わらないのであれば食べ放題で注文しておけばよかった、と後悔していたくらいであった。来年もやるならば（僕はやってくれると期待してますが）、是非とも一声かけてほしいとのお言葉を頂いたゆえ、是非とも３セットの大台超えを目の当たりにしていただこうではないか、と。二回目は、血豆も出来ず、この後口内炎へと発展リーチは起きなかった。当然ながら覚悟はしている、あるいは口内炎が発生すると理解ったうえで食べているが、やはり、胃もそれなりいじめてやらないと、ある日突然無茶食いしたら、体の方がついてこれなくて、異常が出たりするワケね。そして、このなんば界隈であれ、京橋であれ、必死になってお代わり注文しているような意地汚いヤツは僕（ら）だけでしたｗｗｗｗｗｗｗｗｗと、いう、いつものオチで２０１３年のｂｉｋｉｎｇ、これにて終了ッ！！　

  2013/12/11

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  超盛るぜ

  　　（前回の続き）競合、というほどジャンル的には競合してなかったりするのだが、運の悪いことにこの店のすぐ隣にある店、それがかつてここでもネタにした店、盧庵だった。かつての取材当時、健康志向の惣菜バイキングで、濃い味、油物上等の僕が行ったところ、本気で食べたいものがなくて、半泣きになりながら逃げ帰ってきた苦々しい記憶すら生々しかったりするわけだが、それがある日、ディナータイムに限り、食べ放題でしゃぶしゃぶが、デフォルトで付く仕様に様変わりしていた、とかいうのだから驚きだ。こともあろうにすべての食材がその対象で、ドリンクバー付きの上に時間無制限。本気を垣間見るとういか、正気を疑えるレベル。健康志向ということもあって、当然肉だけでなく、野菜も食べ放題。しかし野菜と言っても青さが足りない！！今回の同伴者その１のPOSプロに、「しめじ山ほど」と言ったら、ご覧の有様。つけダレに関しては、ゴマや味噌がメジャーだけど、僕はポン酢一択。ポン酢に大根おろし、刻みネギ大量の組み合わせ一択。ただし、僕は酸味強めのポン酢が好みなので、ここの甘めのポン酢は、やや好みからは外れていることになるかと。次回は旭ポン酢持参か（←やめろ）。と、いうわけで宴の開始しゃぶしゃぶというか、豚肉キノコ鍋。他のテーブルと比べ、ひどく色合いが悪い。勿論、鍋だけでなく、惣菜メニューも充実、食べ放題ということで、同伴者その１のPOSプロセレクション。唐揚げは相変わらずの胸肉で、悲しいかなパッサパサです。わたし男だけど、胸肉が許されるのはチキンカツだけだと思うの！積み上げられるバベルの塔。てっぺんから「裁きの光」が出て、下僕の星「ミカエル」とかに反射とかしません。意味不明失礼。箱一つにつき５枚程度しか入ってないもんだから、GIR、POSプロ、そしてエスファの三人体制でも、実際はそれこそ天井にさえ届きそうな勢いだったものの、次から次へと箱が回収されていくため、残念ながらそれには至らず。で、肉に満足したら、次はお楽しみタイム我が家にはキノコ食べれられない君がいるため、実家では決して出来ないキノコ雑炊。生卵は貰えなかったので、仕方なく「卵ご飯用」とされていた温泉卵を利用。ネギ、刻み海苔なんかは常備されているのにね！食い散らかした後も、お楽しみタイム！健康志向とか言う割には、エグい色のゼリーが。お味は微妙だったものの、この日のアタリはアップルパイ。出来立てを食することができれば、さぞ美味かったろうに…ドリンクに関しては普通のコーラはラインアップに入っておらず、ゼロコーラのみという狂気さえ感じさせるこの徹底ぶり！でもファンタが入っているあたり、力の入れどころがイマイチ理解らないが、ある意味清々しい。それと、ある意味最も感動したのがお茶バー？写真→のポットにお茶っ葉を入れて、お湯を注いで作るという本格的っぽいテイストを漂わせるモノで、アールグレイを三回くらいお代わりしたような気がする。ただ、入れ方がぬるぽだったため、お味の方は最後まで安定しませんでしたが。まあ、そんなわけで、惣菜側は微妙だったりしたものの、しゃぶしゃぶというか水炊き鍋で食べ放題、デザート、ドリンクが付いていたりして、しかも時間無制限とかいうチートな体制に満足がいかないわけもなく、気分よく締めることが出来たものの、前回の「紋蔵」が敗北するのは、ある意味仕方のないことだ、当然の結果だった、と思い知らされた（内容的には、肉ってところしか競合しておりませんが）。立地によっては、２つが共存する未来があったのか、それは今となっては、もう理解らない…しかし、正直、また行きたいレヴェルのクオリティである…（終わり）　

  2013/10/28

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  盛る

  　　だいたいからして、一万円に届きそうな額は法外だと断言出来るし、そもそも幸せで結婚するヤツら（将来的には不幸になるかも知らんが）に対して、なにゆえに不幸な僕が金を払わねばらないのか。それならばいっそ、むしろ、不幸な僕が幸せなヤツから金を貰うべきではないのだろうか。そもそも、こういう考え方をするような反社会的なヤツをお祝いの会に呼んだことによって、僕自身が周囲に絶望を振りまいて、新郎新婦に悪影響を及ぼす結果になってしまうのではないのか。そう考えると、結婚式（二次会）への参加など、こっちから願い下げなわけで、僕としてはその当日まで不参加という名の、現代社会における悪しき風習への言葉無き抵抗を続けていた。　ところが、世の中とは不可思議なもので、意地でも僕を出席させたいなどという珍妙な思考を持った方が存在し、電話口で二時間近くもの間、来る来ないの問答を経た挙句、僕の心はパキッと折れることになる。行った先の会場はリア充共の坩堝。ヲタクゲーマー型非リア系の僕にとって、対極をなすと言っていいその空間は拷問以外の何者でもあらず、人酔いというか、リア充酔いというか、雰囲気の合わなさにあてられて、会の殆どを入り口近くのソファにて過ごす憂き目にあった。丁度アレだ。「トラどら」をただの萌えアニメと思って観てみたら、登場人物共のリア充展開っぷりにこてんぱんにヤられて、僕の中で勝手に鬱アニメ認定したときのような、そんな気分だ。ちなみに僕は、櫛枝実乃梨のような「決して僕のことは好きにならないであろう」女の子を好きになるのが得意です。勿論、バッドエンド不可避で一直線です。さて。かつて、近所にあった焼肉屋「紋蔵」。そのランチタイムに、非常に香ばしい告知がなされていた。焼き肉、しかもステーキとあらば、はいらずばならんだろう。いつもどおり（？）にゴリ先生を拉致して、やや高い目設定の焼肉屋だった印象があったため、恐る恐る入店し、内容を確かめて、件のステーキバイキングをオーダー。おおよそ1500円。本音をいうと、値段的にはあまり期待していなかったのが事実。まずは初回に必ず来る豪州産ステーキから。見ての通り、サシ少なめなあっさり仕様。うん、まあ、美味いんじゃいか、ってことで早速「やわらかステーキ」と「豚バラ」で追撃。困ったことに、これら全てやけに美味い。そして、骨付きカルビ。「やわらかステーキ」と「骨付きカルビ」は美味なものの、油が結構キツかったので、後半は豪州産ステーキを中心に攻める展開に。1500円ってことを考えると、オーバースペックと感じられるくらいのクオリティ。いや待て、実はオレ達、騙されてるんじゃないか？1500円が見間違いなんじゃないのか、と思ってしまうくらいのクオリティで、タレでなく、塩で食べてもワリと行けるレベルだった。他、申し訳程度の焼き野菜、あってないようなサラダなど、謎設定な部分もあることながら、文字通りの大満足なわけなのだが、悲しいことに閉店致しました！！それもワリと以前の話、丁度ブログをサボっていたあたりの2011年の秋くらいの出来事。まあ、この辺りは激戦区だし、高い目設定の回転寿司も店を畳んでいるわけで、やや高級志向の焼肉屋の閉店もやむなし、といったところだろうか…勿論それが理由だとも思うが、問題はそこだけではなく、その隣の強烈と言っていいほどの競合店舗の存在であろう…つまり、次回のその競合店舗の話が本題です。（つづく）っていうか、これ、写真でごまかしてるけど前置きの方が長いよね。　

  2013/10/16

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  ようぐそうとほうとふ！

  いあ！いあ！はすたあ！うぐ！うぐ！いあ　はすたあ　くふあやく　ぶるぐとむ！ぶるとらぐるん　ぶるぐとむ！あい！　しゅぶ＝にぐらす！はすたあ…　はすたあ　くふたぐん！てぃーきらいらい、まだなのか。僕のクトゥルーとの邂逅はコレである。他には「ｅｓの方程式」というえろげ。小林泰三の「玩具修理者」。…etc.僕としては、卓ゲ等を包括するある種のヲタ知識、厨二病の必修科目的なもののように思っていたのが、それまでの話。去年の春頃から、やけにクトゥルー神話がフューチャーされるな、と思っていたら、「うー」とか「にゃー」とか言ってるし…まあ、僕は「ラブクラフトが草葉の陰で泣いている」とかは思ったりしない性分ですが、「這いよれニャル子さん」の話自体を全然面白いと思えなかったことに関しては、ラブクラフト本人ではなく、僕自信が泣いた（平成ライダーとか観てないからかも知れないが）。あと、主題歌のインパクトの強さだけは、賞賛すべきだと思います。さて。松屋でから揚げ丼を食べる前に、行こうとしていた店。奇しくも次のタイミングが、その翌日にやってきた、という件で終わっていたのが前回のお話。つまり僕は、から揚げ丼の数時間後、そのお店の前に立っていた、ということになる。そのお店がある場所は、大阪府は西成区。曰く、大阪のスラム街。曰く、日本で最も危険な場所。そのようなことが実しやか囁かれていたりするが、それは一部のごく限られた地域の話であって、区役所の周辺は、店外に商品を並べていても大丈夫な、普通の日本の都市部である。今日向かう店の屋号は「コーさんラーメン」。↓がその外観正面。…うん。…まあ、その、なんだ。壁の朽ち方、のれんなどの色褪せ具合、歴史を感じるよね！早速入店すると、時間は午後１５時になろうかというのに、ほぼ満席。人気の高さが窺い知れる。単にパチ屋が近いので、昼メシの客が多いだけなのかもしれないが。今回、僕が注文すべきは「唐揚げ定食・大盛り」。僕を拉致したＧＩＲ（長☆）は、スタミナ定食を注文（違う定食だったかもしらん）。大盛り、と言っても唐揚げの数自体が変わるわけではなく、ご飯が大盛りとなる。それだけのこと。それだけのことなのだが…お店のおばちゃんおねぃさんが、普通サイズのお茶碗にこれでもか、とご飯も盛りながら僕らに問う。「大盛り”じゃない”方はどちらですか？」そこに盛られたご飯の量たるや、茶碗の上に茶碗をひっくり返したかのような、大盛りを超えた超大盛りである。そこでＧＩＲは「いや、”大盛り”はこっちです」と僕の方を指す。「あ、じゃあ大盛り”じゃない”方は…」と、なんだか会話が咬み合っていない。僕が、いまその持っている茶碗を受け取ればいいのではないか。きっと誰もがそう思った。ＧＩＲも思っていた。だが、違った。「あ、これ、並ですから　。」ちょっと待て、じゃあ大盛りって、一体どうなるんだ…どん！バン！なん…だと…！？あまりの驚きに、比較対象となる並盛りの写真を取れなかったところに、当時の僕の動揺っぷりを感じてもらえたら幸いである。世間で言う、普通のお茶碗よりも二回り近く大きな、最早どんぶりに近い茶碗の上に、容赦の無い日本昔話風盛り。米もギッチリ詰ってます。ワリと正気を疑う、というか、はて、唐揚げ定食で、かつて似たようなことがあったような…ご飯ばっかりに目が行きそうだが唐揚げもまた凶悪である。写真では理解難いので恐縮だが、実際、成人男性の握りこぶしくらいの大きさの唐揚げが、大皿の上に所狭しと小高い丘を形成している。その唐揚げ、確かに美味である。美味であることに一切の嘘偽りは存在しないが、いわゆる「外はパリっと、中身はジューシー」と言ったものでは決して無く、まあ、後者に至っては概ねその通りではあるものの、問題は前者、外皮である。パリっと、クリスピーな、などという表現とは程遠く、そのものの大きさが大きさなためか、やけに念入りに揚げられており、その衣の強度たるや凶器と言って差し支えないほどの硬度である。パリパリ、サクサクという効果音ではなく、ガリガリ、バリバリが正しい効果音。口の中が切れまくり。いや、ホント、味は美味しいんだけどね。途中経過。このエビたまも、出来たてふわふわで、ホントに美味しい。これだけおかずにしても行けるレベル。あと、言い忘れていたが、この日は七月の下旬。外気は当然ながらの灼熱地獄で、店内はエアコンが動いてはするものの、カウンターを挟んだ向こう側にぐらぐら煮立つズンドウ鍋や、油があるために、しょぼいエアコンなんぞ気休め程度にしかならない。大盛りライス、高硬度唐揚げ、そして暑さ。それらが最前線から遠のいていた僕の気力・精神力を削っていく。途中経過２あと唐揚げ一個まで追い詰めたが、「これで勝つる」という気には到底なれやしない。むしろ、追い詰められているのは僕の方だ。「エスファ、味変出来るぞ！」と今更ながらにＧＩＲが発見した唐揚げパウダーは残念！ただの塩コショウでした！その数分後…ようやく撃墜…そして左側が並、普通サイズのお茶碗。右側が大盛り、凶悪サイズのお茶碗。これで僕の苦しみの一部を理解していただけると嬉しい。と、いうか、久々にバトルらしいバトルに遭遇したような気がする。予め、それなりにキツいとは聞かされてはいたものの、やはり現場を離れると戦闘力も低下するし、危機感覚も鈍る、と言ったところだろうか…無事にハラに収めきって、外観の写真を撮っていたら、先ほどのご飯をよそっってくださったおねぃさんに遭遇。「よく食べましたね～」と、賞賛されているのやら、呆れられているのやら。僕は「美味しゅうございました」と、一礼一謝。そして、この店の大盛りを知るゴリ先生に、「食べきった」とメールしてみると、「くまかかかかかｗ　油がきつーいｗ」と、意味不明な笑いが。僕的にきついのは油ではなく、どう考えても暑さと衣の硬度だった。こうしてメシウマタイムも提供したところで、とりあえずここでの大盛りは二度と食わねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗという、かつてのよくある終わり方。同時に、その時の僕は、よもや次の日の夕食が唐揚げになることなぞ、当然のごとく知る由もなかった。（おわり）＜おまけ＞ようぐそうとほうとふ　＝　Yog-Sothoth（ヨグ＝ソトホース）てぃーきらいらい　＝　テケ・リ・リ　

  2013/09/28

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  ジャッジメントですの！

  　　もし僕が、コレに中学生の頃に出会っていたら、それこそ崇拝するように信奉していただろう。　もし僕が、高校時代に出会っていたら、それこそ蛇蝎の如く忌み嫌い、こき下ろしていたに違いない。そんな印象。現在としては、「話は割りとどうでもいいが、女の子はとにかく可愛い。」まあ、萌えアニメですしおすし。さて。まだ暑さが本格化する前の季節。松屋から「から揚げ丼」なるものが発売される。ＧＩＲ氏曰く、「香味野菜タレが下品なくらいに効いていて、非常にゴリ先生の好みに仕上がっている」とのこと。何でも、持ち帰りで購入し、家で食したところ、件の香味野菜タレが容器の底部に溜まるくらい豪快に丼にぶちまけられれおり、完全にマヨネーズの味を殺し、香味野菜タレの味しかしなかったとか。それを真に受けて、最寄りの松屋へと、深夜に駆り出したゴリ先生。期待に胸を膨らませるも、香味野菜の味はおろか、唐揚げにマヨネーズが掛けられているだけという、ただの唐揚げマヨネーズ丼だったとか。当然ながらそれにはゴリ先生もご立腹。「これ、ただのカラマヨ丼じゃねぇーか！　よくもだました！だましてくれたなアァァァァ！」と激昂した、とのこと。一部誇張してますが、大筋では合ってるはずのやりとりがあったらしい。っていうか、目の前であった。果たして、どちらの主張が正しいのか。そこに居合わせたエスファ。「わかった、じゃあオレが、どっちの言い分が正しいのか、ジャッジメントですの！」とかいう、非常に痛々しい発言をしてみせる。痛いと理解っていてもやってしまう、そんな自分がイヤになる。　斯様な紆余曲折を経て、ＧＩＲ、ゴリ先生、エスファの三人で深夜の松屋に赴くことになり、問答無用で唐揚げ丼を3つ注文してみたところ…うーん、画像ではイマイチ理解り難い。というわけで、公式サイトから画像を拝借。どうみても香味野菜ソース入りです。本当にありがとうございました。実際に食してみても、確かに香味ソースらしき味がする。即ち、ゴリ先生はものの見事に入れ忘れられた、ということだ。と、まあ、そんなよくあるやりとりがあったりしたわけだが、実は松屋へ赴くこと自体が今回の主題ではない。僕が既に夕食後であるということで、この時無理矢理回避したある店のことが本題なのである。そう、この深夜ツアーの際には回避したのだが、奇しくも次のタイミングが、その翌日に来てしまい、その店へと赴くことになるのであった。（つづく）

  2013/09/23

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  俺の食ネタがこんなに更新されるわけがない

  　「エスファさん、弟と仲悪いの？」いや、悪くないよ。めちゃくちゃ悪いだけで。実弟とは記述の通りなのだが、実妹とは折り合いを付けて、ワリと平穏にやっていけているような気がする（単に顔を合わせる機会が少ないだけとも言うが）。どこのスレだったか、「姉や妹がいる時点で勝ち組」なる発言があった。何を意図して、または妄想してそのような発言に至ったのかは理解致しかねるが、ハッキリ言っておく。そんなことは有り得ません。幻想です。ファンタジーです。そんな現実補正が強烈に作用しているため、桐乃の良さなんて理解以前に、嫌悪対象にしかならず、なんていうか、見た目があやせで、中身が地味子で、設定が黒猫だったら最強だったのになぁ…　などと曰わう始末。いや、待てよ、地味子と黒猫は逆でもいいかも知れん（←いいからもう死ね）。さて。おけいはん本線は滝井駅付近にあり、前々から気になっていた店があった。生醤油うどんと舞茸天とで、府内では割りと有名な店舗で、一時期は高架上の線路から、行列が出来ているのを眺めてとれたほどである。いざ行こう、ということになってクルマを出し、こうして店の前まで来たはいいが、もともとあったという専用駐車場が撤廃されており、近所のコインパーキングへの駐車を余儀なくされることになったのだが、この付近の駐車料金がバカ高！！それもそのはず、滝井駅と言えば関西医大病院。車での来院という需要ゆえ、付近の駐車料金は高めに設定してある模様。専用駐車場が無くなった所為なのか、はたまた支店が出来た所為か、滝井駅のこの店の行列は現在はほぼ無くなっている様子…加えて、「そこまでして食べる価値はない」という来店歴のあるＧＩＲ（長☆）の意見を汲み、残念ながらこの日はお預けに…僕としては「踊るうどん」は勿論のこと、すぐ隣の店の入り口に表示されていた「ステーキ丼」が妙に気になっていた。事と次第によっては、ゴリ先生と僕とで二軒掛けのプランがあったかもしれない。なかったかも知れない。僕の口は完全にうどんの口になっていたため、近隣のうどん屋ということで、かつてここでもネタにした「三島」に向かうことに。その向かった三島ではカレーうどんにとろろ、生卵を加えた「つるたま」を所望。前回はコレとざるうどんの二杯構成だったが、つるたま今回は大盛りにしたところ…なんかヤケにデカい。写真では理解難いのだが、「こんなにデカいの来たっけ…？」と思わず首をひねってしまう大きさの丼に、見ての通り溢れる寸前くらいまでに盛りつけられたうどん。その味を思い出すだけで垂涎モノではあるが、同時に別の悪夢が脳内にチラつく。だが美味い、本当に美味い、それは周知の事実。その上でレンゲにカレーだしを掬い、口にしてみると…「うむ。　シェフが良い仕事をしておる。」「それ、何て海原雄山？」と昔のVIP風に突っ込まれたりしながら、それぞれが注文したうどんを流し込む。勿論、麺だけは食べきったものの、今の状態ではどう考えても全汁とか無理ゲーだった。ただの日記っぽいけど、今回は以上っ！　

  2013/09/15

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  必ず最後に愛は勝つ

  　（つづき）「いやあ、オレも丸くなったもんだ。」…と、話はそこで終わるはずだった。実家から片道1500円以上掛けて、敢えてわざわざその店に赴くことはない。このまま永遠に忘れて、無かったことにする、それで全てが終了るはずだったのだが、今度は出来上がった書類を受け取るために、再び大津市法務局へと向かう用事が出来てしまった。なんだ、結局こうなるわけか…「よろしい、ならば戦争だ」それともしばらく前に観た作品にちなんで「わかりました、戦争をしましょう」とでも言えばいいか。凸るとならば一応相手のことは知っておかねばなるまい、と軽く検索してみた結果、どうやら日によっては、昼間であれど行列を成す可能性もあるとか。法務局や法理関連事務所が多数存在するこの界隈、ランチタイムに訪れる職員をターゲットにしているのは理解るが、線路を跨いだ先にあるこの店にまで足を伸ばし、行列を作るとは…　恐るべし。そして迎えた当日。僕としては七月とは既に真夏の領域、炎天下のもとで並びながら体力を消耗するのはカンベン願いたいものであるが、奇しくもピークが訪れる前の、11:30くらいに駅に到着することが出来た。この日の気温も余裕の30度オーバー。「5月から10月くらいまでは実質的に夏」と豪語する僕にとっては、既に灼熱地獄の様相である。店に到着すると、まず予習通り、入り口付近にある券売機で食券を購入。おそらく基準となるであろう「伝説のトンテキ」を選択するであろうことはもはや確定的に明らか！無論、勿論、キングサイズ一択。店内は人がすれ違うにはやや狭いと感じる程度の空間に、壁に向かって座るカウンタ、2人掛けのテーブルが三つ（うち一つは物置）という狭さ。その奥に厨房があり、これもまた狭い。言い換えれば、この厨房の大きさだと、この席数が限界のようにも感じる。僕が席についてしばらくすると、程なく店内は満席に。どうやら作戦が功を奏した様子。そして「伝説のトンテキ」以外のメニューはこんな感じ。トントマには割りと惹かれたが、まずはスタンダードからだろう。カレーも割りと人気で、しかも毎週金曜日は全サイズが同一価格になるという設定。ってことはアレか、前回にトンテキ、今回はカレーとしていれば、全てが丸く収まったってことじゃないのか…！？これもまた、「ゴーストの囁き」を無視した結末と言えようか、と、一人アタマを抱えているところに、待望のトンテキがやってまいりました。焼けた鉄板からはソースの焦げる音と共に香ばしい香りが漂い、思わずゴクリと飲み込んだ何かは、いわゆる固唾と言うやつだったのかも知れない。そしてキングサイズというだけあって、ブ厚い肉の下に、もう一枚同じ大きさの肉が隠れている…この通り、割りと肉厚で硬そうな見た目なのだが、いざ口に入れるとあら不思議、想像を超える歯通りの良さで、「硬い」という印象は微塵も感じなかった。むしろ、適度に歯応えを残した気味のイイ食感とも言える。味はというと、トントマなるトマトを彷彿させるメニューがありつつも、トンテキの味付けもトマトの風味たっぷりのデミソース　…と、いうよりかは、もっと別の何かのような気がしていた。実は後で気が付いたのだが、トンテキというよりはかポークチャップ、実家の夕食に出てくる豚肉のケチャップ炒めに近い味付けだった。実家は生姜焼き用肉で、それ自体が美味なるものなれど、それに対しこの肉厚でやられると…　これはたまらないと言わざるを得ない！ただし、見た目通りの相当な「濃い味」なため、スープは完全に負けてしまってほぼ味はしませんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ終わってみれば難なく平らげることができたものの、昼間っからこれは少々、いやかなり重いかったかも…店内の冷房の設定温度はこの通りなのだが、食べ終わってみたらもう汗だく。ちなみに「すきなだけご飯」の表記通り、白飯のお代わりは自由なのだが、後々のことを考慮して、一回のみに留めておくとは、いやあ、オレも丸くなったもんだ。しかしながら、お代わり自由だというにも関わらず、他のどのお客もお代わりなんぞしておらず、ウマイウマイと言ってもう一杯、とかやってる卑しい客は多分にもれずオレだけでした。といういつものオチで。勿論この後、一戦終えた僕は仕事に戻り、容赦なく照りつける太陽と、それによって熱されたアスファルトの上を歩いて法務局へと赴くわけだが、その道中、ハラに収めたトンテキが、異様な熱量を発しながら胃の中でぐるぐる回って、リアルに吐きそうになっていたことは、言うまでもない…（終われ）　

  2013/08/31

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  最後に愛は勝つ

  ちはやふるかみよもきかずたつたがわからくれなひにみつくくるとは（上の句）お相撲さんの竜田川関が、「ちはや」という女性と「かみよ」という女性に言い寄るも、二人とも、聞く耳を持たなかった。（下の句）数年後、落ちぶれたその片方の女性が、竜田川関のもとに現れ、「おからでもいいからめんでください」というものの、当時のことを恨んでいた竜田川関はこれを拒む。それを苦にした女性は、井戸に身を投げた。当時中学生だった僕はそんな覚え方をしており、このフダが唯一上の句のみで反応出来るフダだったわけだが、時代が今ならば瞬時にヲタク認定されてクラスのみんなからハブられてしまうわけか。世知辛い世の中だ。六月某日。京阪大津線。「きょうは ほうむきょく まで しょちょうさん の おつかいにょ！ 」とか某グッズショップのキャラクターみたいなことを考えていたら、やけに目に付く色の電車が、ホームへと走りこんできた。おいおい、ちょっと待てよ、「おけいはん」って言ったら、あの芋臭い緑色のツートンカラーが目印だろうが、なんだよこのパッションフルーツカラーは？などとおもいきや…「なんだよ…　コレに乗れってか…」とか、「そういえばこの手のラッピング電車やバスに乗るのって、何気に初めてだったりするよな」とか思ったものの、周囲にいる地元民、学校帰りと思しき学生などは、まるで動じた様子も無く、すでに見慣れた風景となっている模様。なんとも複雑な気分だ。その車内も同じく、「ちはやふる」の作品がフューチャーされた内装となってはいたものの、地元の方々にはすでに見慣れた風景となっている模様。窓の向こうに見える琵琶湖を見ても、何の感慨も沸かないのと同じようなものだろう。多分。ならばその車内の内装とやらも写真に収めるべきか、とは思ったものの、一応社会人的な格好をしているということや、周囲の視線を気にして自重した。いやあ、オレも丸くなったもんだ。ちなみに「ちはやふる」がどんな話なのかは、全く知りません。さて。大津市法務局ということで、降り立ったのは島ノ関駅。時間は11：00を過ぎたあたり。湖岸道路側のホームから、反対側へと渡って改札を出ると、視界の先に琵琶湖が見える。だが、琵琶湖が問題ではない。道路を越えた、反対側の歩道。このときの感覚を申し上げると、「呼ばれた気がした」。そこに見えた青色に、白を染め抜いた文字。何と書いてあるのか、まではこのときしっかり読まなかったが、確かに僕を呼ぶ何かは、そこから発せられていた。その青い看板にはなんとく見覚えがある。何となくそんな系列の店だろう、と思った僕は、時期的な気温の高さと、強烈なにんにくの臭気を懸念して、法務局方面へと足を向けたのだった。仕事を終え、やや遅めに昼食にするか、とコンビニに入り、コーラとおにぎりを調達したそのとき、再びその看板が目に入った。ああ、なんだ。やっぱりそうだったんだ。「呼ばれ」てたんだね。屋号からして、どう考えても僕が、僕らが行かなければならない系統のお店じゃあないか。しかし今の僕は、かつての無茶食いとは遠く離れた生活を送っている身、ましてや年を追う毎に暑さの耐性が低下している。こんな状態で、「肉食堂」なんて銘打った店の暖簾をくぐり、果たして無事に帰還ってくることが出来るのか…！？否、出来ない。そもそもこれ以降の仕事も残っているし、なまじ美味かったりしてみろ、きっと二度と来ることもあるまいこの地に、そんな美味を見出してしまっては、後々思い出すたびにもんどりうつことに成りかねない。そう判断した僕は、コンビニで買った昼食を手に、琵琶湖の湖畔で遅めのランチタイムとシャレ込んだ。そうだ、見なかった、聞こえなかったことにしよう。昔の僕ならいざ知らず、今はもう、意味も無く戦う必要なんてないのだ。いやあ、オレも丸くなったもんだ。　（つづく？）

  2013/08/28

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  空と大地となんたらかんたら

  僕のＲＳ的溜飲が下がったところで、撮り溜めてある食ネタが一気に放出される、とかいう予定だったのだが、どらくえ　おもしろすぎ　わろた。ここしばらくの間、ドラクエに夢中になってました。この時点で「なんだエスファもドラクエ１１か？」「小学生通報してＢＡＮしてこ」とか思われそうなのだが、ちょっと待って欲しい。何と今になって初プレイ。割と意味がわからない。我ながら。まあオフゲなんて、二徹（48時間）もすれば終わるだろう、そしたら食ネタ書き上げちまおう、とか思っていたら、なんてことはない、終わってみれば（真ＥＤ見終わってみたら）余裕で90時間に迫る勢い。お盆休みとか存在しなかったので、90時間一気とかぶっちゃけ在り得ないわけで、一日数時間ずつ、2週間ほど時間を費やしていたという体たらく。よくよく考えてみれば、７の時点で相当長い時間掛かったような気がしたが、今となってはアフターカーニバル。積んでいたＮＤＳ版ＳＡＧＡ３のリメイクを消化する予定だったのだが、どうも僕向きではなかった（成長システムが何かと面倒くさい）ため、結局再び積んでしまうことに…ドラクエのいいところといえば、「安定感」。Ｊ－ＲＰＧの草分けということもあり、初代からの製作ノウハウや、自分の知識も手伝って、何となくでプレイしていても差し支えなく操作が出来るなど、非常にプレイしやすい点にある。「ＰＳ２にもなって、あの野暮ったいインターフェイスを見せられたらどうしよう」などというものはまさに杞憂そのもの、キャラクターは表情豊かになり、主人公が話さないという伝統は守られた上で、ドラクエはドラクエらしく、その正常進化を見せつけられたような、ある種の感動すらあった。ちなみにドラクエの対抗馬ともいえるＦＦは、現人神であらせられるｂｒｏｎｔ氏を排出した11を除く、７あたりから内容が、何ともノムリッシュ過ぎてファルシのルシがコクーンでパージしている様相なので、どうにもついていけない、おいてけぼり間満載なため、果たしてこの先プレイすることがあるのだろうか…しかし、入手ルートがちとアレだったため、手元に取説が無く、完全と言っていいほど自分の知識と経験でゲームを進めることになった。そもそも僕は、「オフゲに於いて１ｓｔプレイは攻略サイトを見ない」というルールを課しているため、自身は効率厨でありながらも、非常に非効率的なプレイを余儀なくされるわけだ。しかしながらＲＰＧといういうもの、非効率なものを効率化する過程を楽しむものだと思っている節があるため、そこは良しとしているからいいとするが、結果的に、１ｓｔプレイから「仲間モンスター召喚無し」＋「チーズ使用無し」プレイという意味不明な縛りプレイをやることになってしまった。上記のような回避のしようが無いトラブルは仕方ないとして、決して不満がなかったワケではない。とりあえず、錬金術は不親切すぎるだろ。一回目クリアのときの、ゴミ装備っぷりは本当にひどかった。これまでの作品で終盤に手に入る防具が全然無くて、実はまだまだ続くんじゃないか、と疑ったものだ。と、いうか、割と本気でフラグ回収し損ねたんじゃないか（エンディング的に）、と思った。それと、一回くらいスキル再振りさせてくれ。何の気なしに満遍なく振っていたら、大失敗してしまったでござるの巻。「後いくつでスキルＬＶ上がる」のＮＰＣも何かと面倒過ぎる。他にカジノが強烈に面倒くさい、オレはルーレットやスロットがやりたいんじゃないとか、不意打ち一発で全滅まで有り得るとか、不満は無いわけではないが、プレイ中は純粋に楽しめた、良ゲーだったんじゃないか、とまあ、なかなかの時間泥棒っぷりを発揮してくれたんで、その腹いせにここに書き殴ることに。一応真ＥＤまでは見たので、ある程度、僕の溜飲が下がったわけだが、あくまである程度。完全に下げるためには、ヤンガスとゲルタさんの結末を見なくてはならない…つまり、薄い本で補完するしかｒｙそんなわけで、次からは食ネタ書きます…　

  2013/08/26

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• 昔日のＲＳ　～郷愁～

  　「コレってさ、キャラ同士の余計なやりとり省いたら、１クールで収まるんじゃないの？」というのは、この作品においては禁句らしい。むしろ、キャラ同士の掛け合いこそが、本体であるからだそうな（原作だとそうらしい）。言い方を変えれば、自分の好みの娘を見つけないと、ただひたすら話が進まない、非常にテンポが悪い、という印象を受けることになってしまいかねない……というわけで、Ｑ．どの○物語キャラと○○したい？　僕は、　　僕は…　　　　　僕…　は…？うん。どうやら僕向けの作品では、なかったようだ。とりあえず、実妹のファーストちゅっちゅを奪う阿良々木さんまじ鬼畜！！参考動画［僕は、神山満月ちゃん！］http://www.youtube.com/watch?v=B92S50Qqhu4ここからＲＳなお話。　折角なのでこの物語の（妄想上の）結末を（簡潔に）書いておくと、前回でも書いた通り、その過程は省略するが、エスファと敵ランサが一騎打ちとなる。点数上は、「ｘｘ」の平均ＬＶが高かった所為か、失点の少ない敵ギルド「○○」の方がややリード。敵ランサはこのまま逃げるだけでいい。それでも敢えて真っ向勝負を受ける敵ランサ。インターバルシューターを打ち上げ、エターナルプロジェクターを召喚し、勝負はあくまでランサ同士として決着をつける。前回は全ミスだったエントラが、今回は命中する。相手の攻撃は相変わらず痛いが、フルヒを飲みながらならば対処出来なくはない。それでも装備か、はたまたＬＶなのか、やはりエスファが押され気味。何とか射程外まで逃れたとき、敵ランサの動きが止まった。残り少ない物資と時間に焦りを感じている中、しばらく前から、敵ランサのＨＰが回復していないことに気が付いた。ＢＩＳ無し、ＷＩＺ無しのこの状態で考えられることはただひとつ。敵ランサの物資が底をついた…！？だがそれは、こちらとて似たような状況。既にフルヒは使いきり、青ポットがいつくか残るだけ。それとも、相手は物資切れを装い、こちらを誘い込んで返り討ちにして完全勝利、という算段なのか？いずれにせよエスファには倒さぬ限り勝利はない。しかし相手は戦わずとも、逃げ切りさえすれば勝ち、という条件。どうする…！？「あと６０秒でギルド戦が終了します」迷っている時間は無かった。意を決してワーリングアサルトから飛び込むと、敵ランサがダミーステップを発動、その時計回り側に本体がいる！エスファがエントラを放つと、ギルド○○との対戦に勝利しました味気ないウィンドウが、ギルドｘｘ側の画面に表示されたのだった。ｘｘの集会所（当時はギルドホール未実装）では、魔法系のスキルを連発し、勝利の余韻に浸るギルメン達でいっぱいだった。だが、その立役者であるエスファは、未だにその実感が湧かないのか、心ここにあらずと言った心境で、流れるログを流れるままに見ていた。そのとき、耳が入る。敵ランサ：お疲れ様でした。今、少しだけ会えませんか？指定された場所にいくと、まず社交辞令めいた対戦後の挨拶を交わす。やはり敵ランサは物資切れ、事実上、ほぼ一人でこちらの戦力を削っていったこともあり、当然の帰結と言えた。そして、敵ランサが「これを最後に引退する」と切り出した。リアルで言葉を失うエスファ。すると、突然トレード承認窓が出る。戸惑いながらも承認を押すと、そこに、噂のスクリューフライアーと、噂のホースキラーが表示され、既に［ＯＫ］が押されていた。慌てて拒否すると、「是非ともあたなにもらってほしい」その言葉の後に、もう一度トレードが入る。散々迷った末、それを受け取ると、「ありがとう。最後の最後に、最高の戦いが出来た。」何も言えなかった。何を、どう言えばいいのかわからなかった。エスファが咄嗟に出た行動は、友録の申請。それが承認されると、「＾＾」それだけを残して、そのランサはログアウトした。永遠にログアウトした。その後、エスファはログインするも、何かをするわけでもなく、ただずっと、アリアンを流れるログを見つめるだけだった。遊撃隊のメンツから、ギルメンから、いろいろと耳が来るが、こたえるのも煩わしく、二日目にはＧＭも委譲して、コミュ拒否状態に。結果、目標を失ったエスファも、後を追うように引退する道を選んだのである。…という結末。しかし、もしもコレが書き上がっていたとすれば、細かい描写も含めると、恐らく40～50KBになると思う。そのような内容を、わざわざダメオン社員が読んで、精査するとはとてもじゃないけど思えない。最優秀作品を見てみたところ、10KBどころかその半分も無かったりしていたので、構想の時点で審査の対象外であったことは間違いないであろう。まあ、そもそも捏造だしねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗいや、創作と言ってくれ、創作と。より格調高く。　当然ながら、実はこの話には続編があり、数カ月後にエスファはＲＳに復帰することになる。かつての敵ランサが残したトンデモアイテムの数々を自分のもとに集めるためだ。各部位の装備は、既にいろいろなＰＣの手に渡っており、それらを所持するＰＣと、再びギルド戦にて激突する、という展開なのだが、勿論その展開にも大きな矛盾がある。そもそも、なんでギルド戦で負けた程度で、自分の持っている装備を敵に譲らにゃならんのか。賭け試合なんぞ、口約束なんだしバックれたら終いだもんね！！いろいろ破綻してるよ、ってところで、この思い出話は終了！！と、久々に文章書いたら、エラい疲れた。ヘロヘロだ。こんなものを日常的に書いていて、ある程度のクオリティを維持しようとしていた当時の僕は、相当アタマがおかしかったに違いない…（終われ）　

  2013/08/03

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• 昔日のＲＳ　～想起～

  　なんか、こう、本編書くよりも、アニメの感想書く方が疲れるんですが…ここからＲＳのお話だが、勿論今回も文字ばっかり！もとももＳＳ少なめ、文字情報メインの自称文章系であったものの、果たして今更になって、こんな文字ばっかりの昔話、わざわざ読んでくれる物好きさんはいるのだろうか…まあ、いてもいなくても、僕の自己満足は続くわけですが！！さて。その当時に書かなかった理由の一つは、やはり時間が惜しかったこと。まがりなりにも社会人を営んでいた僕にとっては、決して簡単なことではない。しなければならないことをした上で、週５更新を維持しながらプレイ時間を捻出する上で、割りと色んな物を犠牲にしていたことを白状する。そうして優先順位が下がっていくと同時に、記憶からも抹消されていくのであった。実はこっちがメインだったりするもう一つの理由。一応、この物語は、再び宿敵「○○」と対峙したギルド「ｘｘ」との対戦へと展開する。今回は実力伯仲で、撃墜ログには両軍共に犠牲者の名前が上がっていく。そして、キル取りの殆どはエスファと相手のランサのものだった。最終的に双方の参加者が、エスファと敵ランサを除いて全滅。点数的には「○○」がリードしているが、ここでエスファが相手ランサを倒せば「ｘｘ」の逆転勝ちとなる。ｘｘ側は逃げればいいのだが、敢えて相手ランサはタイマン勝負を選び、本当の意味で雌雄を決する展開となる…というのが山場となる構想なのだが、もうお気づきだろう。ＲＳのギルド戦で、そんな状況になることは無いと言ってしまって問題無い。確かにＳＳの中のお話なら、「偶然がいくつも重なりあって～」でもいいかもしれないが、あくまでゲーム内での出来事の話なので、仕様として起こり得ない展開は現実味に欠ける。加えて、ＲＳにおけるタイマン戦を体験したことのあるひとなら理解る思う。これがまた、どうしようもなく地味なんだ。この話を思いついた当初、僕はギルド戦を経験しておらず、掲示板の話や、各職のスキルなどを見てアレコレ妄想し、過剰な期待を寄せているに過ぎなかった。例えば、スキルの性質。射程距離内で、一度発動してしまえば、例えその後いくら間合いを話しても、命中判定が行われる。極端な話、スキル発動直後にコールされたとしても、コールされた先でダメージが発生するし、それが命中してＨＰが０になったらもちろんデッドする。格ゲー出身の僕としては、相手の射程を見切って、ギリギリでエントラを発動させ、ヒットした瞬間にワールで射程外に逃げて空打ちさせ、相手のＣＰを消費させるとか、それを見越した上で射程の長い武器、速度の早い武器に持ち替えるとか、そういうテクニックが要求されるものだと思い込んでいたりした。ちなみに現実は右下スロットにビット（パラ、ダブスロ）を入れる　↓右クリックする　↓心臓使う　↓ＨＰ減ってきたらフルヒ、ＣＰ減ってきたらまた心臓　↓どっちが先に倒れるかであり、「お前ェ、こんなん文章化して一体なにが面白ぇんだよ」という、残念極まりない現実が待ち構えていたりしたわけである。当時流行った言葉で表記すると、絶望した！ＲＳのＰｖＰシステムに絶望した！！ってヤツだ。（続く）　

  2013/07/31

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  食ネタＩＩＤＸ・トルーパーズ・Gold

  　やあ （´・ω・｀)ようこそ、寡黙をくれた弓と苦悩に満ちた槍へ。このポーションはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。うん、「また」なんだ。済まない。仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。でも、雑記が更新されているのを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って、今日の雑記を書いたんだ。じゃあ、注文を聞こうか。ところで、バーボンハウスって今でも通じるの…？「上等カレー」という店舗がある。簡単にぐぐったところ、どうやら大阪民国を中心に展開している様子。実は名前のみは知っていて、僕自身は口にしたことはないのだが、某人物曰く、「上等カレーには、上等上等カレーが存在する。」一瞬「何を言っているのかｒｙ」状態だが、上等カレーのある一店舗のみが、上等カレーの上位互換とも言うべきカレーを提供するらしい。上位互換というか、むしろそれこそが上等カレーの名を冠するに相応しいのではないか、という話。残念ながら、その上等上等カレーが今回の記事にはならないのだが、その話をしてくれた某人物の地元にあるという、これまた美味なるカレーの店に行くことに…なったのだが「準備中！出た！準備中出た！得意技！準備中出た！準備中！これ！準備中出たよ～～！」 オレは限界ｒｙうむ。期待して向かった店が既に閉まっている、臨時休業、貸切という事態は稀によくある出来事。今更驚くまでもない、というか、常に閉まっていることを予想して、次の候補地を用意しておくのが訓練された大食イスト（大食い＋ｉｓｔ）。そして事前に確認の電話まで入れておくのが超一流の大食イストだ。ホント 深夜に無茶食いは地獄だぜ！ フゥハハハーハァー（ＡＡ略）そんなわけですぐ近くにある別の店舗へ。「カレー＆カレー鍋　Asahi-ya」というのが屋号。どうやら阪急塚口駅周辺の一店舗しか無いようで、食べたいと思ったらそこまで行くしかない模様。店内はワリとオサレなふいんき（なぜか変換できない）かつガラス張りで、非リア系まっしぐらの僕としては、非常に落ち着かない気分にサせられるものの、立ち込めるスパイスのかほりは、早くも口の中を唾液で溢れさせ、これから満たされようとする新たな味への探求、欲求を刺激する。早い話が、ハラが減ってきたため、ふいんきなどどうでもよくなってくるのだ。ＨＰや店舗内ＰＯＰから察するに、カレー鍋推しのようだが、僕は鍋は水炊き以外は認めないという狭量設定ゆえ、いずれそのうちに、という気にすらもならず、問答無用でカレーライスに。ノーマル、チーズ、野菜、揚げ物など、カレー屋に「あるべき」と言って差し支えないようなトッピングメニューはひと通り揃っていたものの、この日は臨時収入があったので、豪勢にカツカレー。大きさについては、メニュー上には１盛り～５盛りの表示があったので、問答無用で５盛りで注文する。僕の行動に、その某人物の顔色が変わる。「いや、ちょっと待ってエスファ君、長いことこの店に来てるけど、５盛りなんか見たことないよ？？」と。それに対し僕は、「多分、大丈夫ですヨ。それに、本当にヤバかったら注文時点で止められますから。今回はすんなり通ったから、常識の範囲内だと想いますよ！」過去の記事なんかを掘り返して貰えば、僕自身の見た目に食が細そうに見られるがゆえに、「止められる」というシーンの描写があったりするわけですが、今回はナシ。つまり、何も問題は無い、ってことだ。この一連の流れを、「あー、そうそう！」と思えるようになれば、現場での僕の心情、心境を理解しやすくなるかも知れない。ならないかも知れない。それ以前になりたくない。まあ、今となっては実際に食が細くなってますけどねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗそうして出てきた５盛りのカツカレー。２盛り（１だったかも）と比較。うむ。皿こそは大きいが、常識の範囲内の大きさであった。ちなみに違う日に食べた３盛りのキノコカレーを参考画像に。そのお味の方だが、辛さは調整できるものの、唐辛子系の一瞬に突き抜ける辛さと違い、後を引くスパイス系の辛さが好きではない僕は、辛さレベルはデフォルトのままで実食。もともとの状態では、口当たりはやや甘口ではあるものの、その口当たり自体には何一つ不満は無い。また、見た目、香りには全く感じられないが、確実のカレーの奥底に果物が存在している、そんな奥の深さを感じさせる、味わい深いカレーであった。その旨さゆえに、先にルーばっかり消費してしまい、ご飯を大量に残してしまうという見るも無様な結果に…トッピングのトンカツは揚げたてて、これ以上の状態で出すことは不可能と言っていいであろうクオリティである。まあ、作りおきとかが出できた日にゃあ、僕の性格上、カレー自体が旨くてもボロクソに書いてると思いますがね！！勿論全てハラに収めたわけですが、かつての渋谷での敗戦以来、自らすすんで無茶食いすることも無くなり、記事的にも何ともつまらない、同行する人物にとっても何の面白味のない状況となっておりますが、それなりにハラが減ってるな、と思うと、やはり食えるだけ食う、詰め込めるだけ詰め込む、そんな浅ましい思考が今になっても離れない。要するに食い意地が張ってるだけとも言いますが、嗚呼、いつまでも無茶が効くと思っている（思い込んでいる）自分が何とも愚かしい。ちなみに臨終収入のお話ですが、その出処を申し上げておくと、僕がかつて音ゲーマーの端くれであった頃に、買うだけ買って未開封のまま積んでいた、BeatmaniaII DXの１５作目にあたる「DJ TROOPERS 」の家庭用版が、どうやらプレミアが付いているらしく、「ぶっちゃけ有り得ない」金額で売却できたことによるものである。BeatmaniaII DXの１４作目にあたる「gold」も、こちらは開封済みであるにも関わらず、割りと目を疑う金額になったりした。最後の家庭用である「Empress」は、もっと高騰している模様。もし、僕みたく、やらずに積んでいるひとがいたりしてたら、売れるうちに売ってしまってもいいかも知れない。上等カレーの伏線回収は、またいずれ、そのうちにｗ　

  2013/07/27

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  昔日のＲＳ　～回顧～

  「これは…　狂ってるな…」　と、正直思ってしまったのがこのアニメの率直な感想。魔法少女と魔女（ウィッチ）というだけで、どうしてここまで差があるのか…、と、いろいろ飛び抜け過ぎていて、付いて行くのが精一杯だった（特にスボンの下りとか）。その世界観はともかくとして、ストーリーに関してはアレコレ言うまい。いろいろ突っ込んだら、負けのような気がする…そんなことよりも、だ。僕はずっと、いつそれが言われるのか、ずっと待っていた。いつ、どういう状況で、あのセリフが聞けるのかと、一期はもとより、その焼き直しとも言われたる二期と、通期で待っていたのだが、結局最後の最後まで「パンツじゃないから恥ずかしくないもん！」って言いやがらなかった。はて、僕はどこでどう間違えたのやら…と、いうわけで…Ｑ．どの501小隊隊員と○○したい？僕は、トゥルーデ（ゲルトルート・バルクホルン）ちゃん！［参考画像（よりによってその画か）］参考動画［僕は、神山満月ちゃん！］http://www.youtube.com/watch?v=B92S50Qqhu4ここからはＲＳのお話。文字ばっかりです。長いです。で、なぜ創作であるＳＳと、公式の8周年イベントとが関係あるのかというと、当然ながらその内容こそが、この日記のタイトル「昔日のＲＳ」と深く関係するからである。当時の赤石小説スレでは、誰も彼もがＲＳの職、スキル、設定などを用いて、往年の中世ファンタジー的な世界観にて、独自の展開を表現していたりしたワケだが、残念ながら僕は慢性厨二病。他人と違う発想をすることや、エッジの効いた自分をアッピルすることが、マジメにカッコいいと本気でカンチガイしていたわけで、決して同じようなＳＳを書こうとは思っていなかった。そのあらすじはこうだ。僕はランサー使いだったので、当然主人公はランサーである。正確にはランサーではなく、ランサーを使うプレイヤーが主人公だ。名前は当然「エスファ」である。時間は、これより8年ほど前、2005年の春頃にまで遡る。その頃は、霊術士はもとより、ネクロマンサーやリトルウィッチ、シーフすら実装されていない。テイマーの率いるファミリアが、唐辛子スキルにより覚醒し、赤い悪魔として恐れられ、数多のプレイヤーを恐怖のどん底に叩き落とした時期よりも、まだ以前の話。主人公の操るランサーの「エスファ」は、某鯖のギルド戦ランキングのTOPの「ｘｘ」に所属している。　今では常識化している心臓や青POTにおけるパラ、ビット、エントラを主力に攻撃すること、徹底して支援職を攻撃することなどを早くから取り入れて戦術化しており、各職の数も質も安定し、充実している、文字通りの鯖内最強のギルドであった。ＰＴは主力メンバーで構成された一軍、やや戦力の劣る二軍（こっちが２ＰＴ）、そしてもう一つ、エスファ率いる別動部隊「特別遊撃隊」から構成されている、最大で４ＰＴを超える大所帯。特に、特別遊撃隊は、敵後衛の活動を妨害し、またこちらの後衛を守ることをその任務としており、他ギルドからも一目置かれている存在であった。そんなある日。金曜日の夜の野良待ち枠、マップは23時40分のクロス・カウンター。こんな人気枠に堂々と野良待ちで放置していられるのは、王者の特権と言えようか。そこに見知らぬギルドが後入れしてきた。ギルド名は「○○」。見たことも、聞いたこともないギルド。「ｘｘ」のギルメンの誰もが油断した。「どうせ新興ギルドだろう」、「ランクを知らずに入れてきたのだろう」、そう思ったのは掲示板で戦績を監視していた連中も同じで、注目カードにすら上がることもなかった。そんな考えから、一方的すぎる展開ならば、と予め不参加とする者も多かった。エスファと、その遊撃隊の一部も参加を見合わせる形となった。戦場は二軍ＰＴが中心となるが、それでも、ＸＸの勝ちを疑うものはいなかった。…が、開始10分足らず、ソロ狩り場にいたエスファは、画面上に表示された文字に目を丸くする。蓋を空けてみれば、「ｘｘ」の惨敗。惨敗どころか、全滅負けである。掲示板は俄に沸き立つ。「王者ｘｘが、名も無きギルド○○に煮え湯を飲まされる。」と。確かに、ギルメンは油断していた。物資も普段より少なかったし、参加者に至っては１ＰＴ程度。ＰＴからあぶれた者が集中的に狙われて逃げられた、という展開ならばまだしも、よもやの全滅負け。正直、信じがたい。そして、参加者の一人が言った言葉が気にかかる。「やけに強いランサーが、実質一人で全員倒した」と。数日後、いわゆる「顔を真っ赤にした」状態で、再戦が図られる。今回は万全の４ＰＴ、遊撃隊も全員参戦で、誰もが異例の気合の入れ様だった。この鯖でギルド戦を楽しむもの、少なくともランクギルドに属する者達にとっての注目の一戦であったが、再びｘｘは大敗を喫する。全滅負けではないものの、鯖内最強ギルドと言われて以来、初めてだとも言える惨敗だった。エスファ自信も、ＰＴメンバーも、何度となく倒された。その全てはエスファと同職、ランサーによるものだった。掲示板のスレッドは、新たな強豪の誕生と王者の失墜により急加速する。その後、ｘｘを大差で破った○○は、その実力は本物であると証明するかのように、ｘｘ以外のランクギルドと対戦を繰り返し、その全てを打ち負かしていくのだった。その度に、必ずあのランサーの名前が掲示板に浮上する。既にそのランサーはアタマ一つ抜けた存在になっており、「ヤツはLVは500以上だ（当時は200後半でも高LV扱い）」「攻撃速度LV3が付いてるスクリューフライヤーを持っている（当時異次元ボックスは存在しない）」「あのランスはダメ100％超のホースキラーだ（攻撃LV10op、ホースキラー自体が超レアな時代）」「実はゲームを活性化させるために送り込まれたダメオンの社員」だの、有りそうで無い装備の話や、根も葉もないチート疑惑まで、ギルドが勝利するたびに話題に登るようになった。一方のｘｘは、その一敗から離脱者が急増する。ギルド戦参加者はこれまでの半分以下となり、これまで格下と言われていたギルドは、今までの借りを、と言わんばかりにｘｘに勝利し、掲示板でのランキング順位も著しく低下していき、解散は時間の問題かとも思われた。それを期に当初のギルマスは引退、空位となったそこにエスファが着任する。そこからｘｘは、復活と打倒○○を誓って再編に乗り出した。現在の主力であるLV200中盤の戦力の底上げを行うため、晒し、BAN覚悟の上でＰＴ狩場をギルド単位で占領したり、ソロ狩り場のポイントをメンテ明けと当時に確保、そのままギルメンだけで週単位で回転させたりした。ギルドの悪評に比例するかのように、戦力は回復していき、再び○○と対峙する。…と、いうような内容。当時、スレッドを過去ログ含めてある程度読み込んでみた限り、僕と同じような発想をしたような厨二病患者はいなかったようで、読み手がどう感じるかは全くの度外視、ただ誰も手を付けてない、斬新さはあるだろｗｗｗｗｗうはｗｗｗｗｗｗｗおｋｗｗｗｗｗｗうぇうぇとか思っていた当時の自分が痛すぎる。しかも主人公キャラに自キャラの名前をつけるとかいう自己投影も痛すぎる。それを数年越しにブログに載せるとかも、相当痛すぎる。全く度し難き厨二病。つまり、そういう内容を、如何にも「当時本当にあったことです」的に書いて見せて、投稿して、同じ内容のモノをブログ上に掲載することで、僕の溜飲が下がるのではないか。そう思って、実は一時期、真剣にプロットまで立ち上げたりもしたけれど、思いついた当初にも、また公式サイトの受付期間中にも、結局書け（か）ずで終わってしまった。（続く）

  2013/07/24

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  昔日のＲＳ　～回想～

  　　世間（ネット上）でほむほもほむほむ言われだした頃、なんで今さらになって赤井ほむらの話してンだよ、わけがわからないよ、なんて思っていた元ギャルゲーマーは、きっと僕だけに違いない。ていうか、そもそもオレ、ときメモ２プレイしてないじゃん、とか。しかし、何のかんのと言われてはおりますが、まどか☆マギカは面白かったと思う。今更内容についてアレコレ言うつもりは無いけれど、不幸さに比例してさやか人気が無いのはやや寂しく思えます。純粋さゆえの暴走、若さ故の苦悩、そんなところが見て取れる彼女は、登場人物の中で、最も１４歳の少女らしく立ち回っていたのではないでしょうか。ただやはり、まどかやほむらにキツい言葉を浴びせる場面が、多くの敵を作ってしまったようにも思えます。それも他キャラをたてるための演出だとすれば、製作者側としては「してやったり」なのでしょうか。「さやかは犠牲になったのだ…　犠牲の犠牲の犠牲にな…」というわけで…Ｑ．どのまどマギキャラと○○したい？　僕は、　　巴マミさんちゃん！（さやかはどうした）［参考画像］参考動画［僕は、神山満月ちゃん！］http://www.youtube.com/watch?v=B92S50Qqhu4ここからはＲＳ的なお話。　当時一緒に赤鯖にいた連中を顔を合わせれば、未だにＲＳにおける懐かしい、そう、思い出話に花が咲く。もう、とっくの昔にみんな引退していて、誰一人として残ってはいないが、決してあの日のあの頃のことは忘れてはいない。それに割かれた膨大な時間に意味があったか否かは、別として。僕は過去を振り返る。いまから丁度８年前の2005年夏。飛ぶ鳥を落とす勢いでユーザー数を増やしていたＲＳは、今となっては異例とも、また異様とも言えるような盛り上がりを観せており、ゲーム外のコンテンツ、即ち情報交換サイトである掲示板の各スレッドにおける状況としても、その例外では無かった。そんなスレッド郡のなかで、一際僕の目を引くタイトルが存在してた。それは「赤石小説スレ」。この手のゲームないしアニメなどのヲタク寄りのコンテンツに関わる以上、ましてやストーリー性皆無のＲＳというゲーム（当時はメインクエスト未実装）、自分だったらこうしたい、こんな展開だと面白い、などとアレコレと妄想してしまうのは必然であり、ましてや慢性的な厨二病を患う僕自身もまた、決してその例外では無かった。そして、現在。一説によれば、我らが母なる大地赤鯖が、過疎によりどこかの鯖と統合されるとか、しないとか…。もしかすると、そのゴタゴタに合わせて、長時間ログインしていないアカウントは、整理の対象となるかも知れない。それはそれで、まあ、構わないのかも知れない…　が、当時頑なにネトゲを避けていた僕だが、ある日の気まぐれから生まれたエスファという僕のもう一つの記号。そいつか語りかけてきたのだろうか、「やり残したことが、まだ一つ残っている。」と。忘却の彼方に消し去った筈の記憶が、あるイベントによって再び鎌首を擡げ、今尚消えはしない、僕の厨二病の古傷を疼かせる。「ＲＳ八周年イベント」。半年ほど前、そんなものが公式に告知されていた。ゲーム外のユーザー参加イベントと言えば、だいたいイラスト投稿がメインであって、絵心皆無の僕にとっては、対岸の火事どころか、異世界の出来事であって、まるで関係のないことだと、現役時代には感じていた。だが、引退してから幾星霜（というほど時間は経ってないけど）、僕向きのイベントの告知がなされいた。それは「8周年イベント語り部の会～よみがえるおもひで」である。要するに、ＲＳの思い出話を文章で表現せよ、と。知っての通り、受付も、その発表も、とっくの昔に終わってしまっているが、敢えてやろう。たった一人の、8周年イベントを。つまり、未だに僕がやり残していると感じていることは、「ＲＳ小説スレに、自分のＳＳを投稿すること」そして、「その内容に準じた内容で、語り部イベントに投稿する」ことである。おいおい、ちょっと待て、語るのはＲＳの思い出であって、ファンタジー小説を投稿するイベントじゃあないぞ、っと。きっと誰もがそう思うはずだが、実はあながちそうでもなかったりする。なぜならば…それは次回に。（つづく）　

  2013/07/20

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