帝国劇場「モーツァルト！」12/5　を観ました♪

2007.12.07

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テーマ：【演劇】何か見に行きますか？　行きましたか？(3317)

カテゴリ：映画・演劇のこと

一昨日のお話ですが、ミュージカルを観てきました。
再々演の「モーツァルト！」井上くんバージョンです。
ここからは、少しマニアックな話？なので、
苦手な人はスルーしてくださいませ

井上芳雄くんは、ミュージカル界のプリンスって
言われている人で、確かに王子さま役が多い
音大出で、今年はコメディー挑戦など、
演技力やダンスにも力を入れていて、
とっても楽しみにしていたの。

というのも、この公演は主役がＷキャスト。
もう一方の中川晃教くんは初演で
文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞、
再演で読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞など
高い評価を得ていたの。
そういうこともあって、
airaも初演から何度も観ているけれど、
中川君バージョンしか見た事がなかったの。

中川くんのよさは、彼以外の全てが
クラッシック歌唱法の中で
一人ポップ系歌唱法で唄う為に
群集からポ～ンと浮き上がって声が響くこと。
勿論圧倒的な歌唱力と歌による表現力が
あってのことだけど、
ミュージカルで初めてないた

のは
彼のソロ「

僕こそミュージック」でした。

井上君も比べられて辛かっただろうなと思います。
でも、彼はすごいミュージカル俳優でした。
アンサンブルと同じ歌唱法の井上君は、
ともすれば混じりやすい危うさもある。
でも逆に言えばよく馴染んでいる訳で、
それはそれでよかったと思うの。
ダンス力、台詞、身体表現では
確実に彼のほうが上だし。
特に「

残酷な人生」の表現は秀逸！
あと「

誰が誰？」以降の気が狂い始めた所！
あれこそモーツァルトの晩年だったと思う。
いろんなモーツァルト像があっていい。
airaは井上くんのモーツァルトも好き