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カテゴリ:暮らしを楽しむ
グレースケリーを描いた作品にしてはとても新しい2014年作。
主演はニコール・キッドマン。 COCOの大好きな女優です。記憶の棘をみてから虜になりました。心で感じる機微をとても上手に演じる方だと思うのです。 モナコ后妃のグレース・ケリーを演じるにも適役のようにみています。 ブロンドヘア、美人、アメリカ人という共通点。 この作品の難しさはアメリカ人のグレースがヨーロッパのモナコに船で渡った事。后妃となれば公用語のフランス語を話さなくてはなりません。 アメリカ英語とフランス語ではイントネーションが全く違うので発音をマスターするのは相当の苦労をすると思うのです。 作品中ではグレースがフランス語の発音練習で音を上げるシーンもあります。それでも諦めずにlessonを重ねるグレースの会話はアメリカ風フランス語のイントネーションから徐々に上手く話すようになり、最後にはフランス人のようなイントネーションでやりのけるのです。 ニコール・キッドマンの役作りの素晴らしさを感じました。 ところで、グレース・ケリーはCOCOが生まれるよりもずっと前に一世風靡をしたハリウッド女優です。 とても美しい女性であり、彼女の出演作品は数々の名作でもありますから私も学生時代にビデオを借りてみていました。 ビデオを知らない世代の人のために、ビデオとはテレビの映像を記録に残せる記録媒体だったのです。 大変美しい女性ですから、学生時代の私の憧れはヘップバーン、グレース・ケリーでした。 グレース・ケリーを知らなくてもケリーバッグを、知っている、持っている女性は多いかもしれませんが、ケリーバッグはグレース・ケリーが使っているからケリーバッグの名前がついてます。経緯はグレースが妊娠を隠していた頃にパパラッチされ、隠そうとしてバックでお腹を隠して注目を浴びたカバンだったのです。 グレース・ケリーは女性なら誰もが子供の頃に夢を見る世界のおとぎ話を実現した女性でもあります。 王子様と巡り会い、恋に落ちて結婚しお姫様になりました。 このシンデレラストーリーを描く作品は多く、彼女の周辺関係者のインタビューでは、ブルジョワの娘というよりは貴族の娘の気品を兼ね備えていらしたと言う方が多いです。 とても悲しいのは交通事故で早世されてしまわれた事です。これも持って生まれた運命のような気がしてなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 22, 2020 06:21:08 AM
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