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カテゴリ:暮らしを楽しむ
絵画的で美しい映像と音楽に魅せられた私と同じように
音楽にひかれてここへやってきた方へ残したいと思います。 映画「プライドと偏見」の音楽を担当されたのは、数々の受賞者ダリオマリアネッリ。 イタリアは音楽界の巨匠が多いですね。 美しい流線を描くような旋律。 目を閉じると光が立ちこめて印象画家の世界が広がります。 本当に素晴らしい。 私が好きなのはダーシーの妹のジョージアーナが奏でるピアノ曲: Georgiana ジョージアーナのピアノのシーン。とっても美しく絵画的。 それもそうです。現在のお金に換えると年収1億程度の所得を得ている大地主の邸宅です。 西洋好きにはたまりません。ピアノも調度品も本当に見ていて面白いです。 恥ずかしがり屋で人見知り、人の会話が苦手なダーシー。 当時の女性には珍しい自分の考えを述べるエリザベス。 この二人は舞踏会で知り合ってからお互いに何度も顔を合わせる機会に恵まれ、会話の出来ないダーシーが心を開いていきます。 エリザベスの方はダーシへの偏見は続いていて、お姉さんの恋を邪魔したダーシーを許せず、激しく罵り彼の恋の告白を拒否してしまうのですが・・・ ダーシーはプライドを傷つけられて怒るでもなく、静かに悲しみに暮れているのです。 彼女へのひたむきな思いが要所要所で彼女の危機的な状況を助けてあげます。 彼の誤解とわかってからは彼女のお姉さんの恋路を成就させようと動いてくれたり、末の妹の非常識な行いを解決するために数億円かけて解決もしてくれるのです。 彼女は彼の誠実さ優しさに気づくと彼への気持ちが高まってきますが、ダーシーの告白へケチョンケチョンに言葉の暴力を浴びせてしまった彼女には今更何も出来ません。 心の機微に揺れ動く繊細な思いを音楽にまとめているサントラがYoutubeにも配信されています。 ジョージアナのピアノ曲のところから中へ入れます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 31, 2020 01:53:47 PM
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