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カテゴリ:教育
過去の成功体験って今の自分と向き合うのに邪魔なような気がしてたけど、
やっぱり、今の自分を作っているのが、過去の成功体験だな~と最近つくづく思う。 塾に勤務するまでに、会社を2回も辞めてしまった。 子供の頃の自分ではありえないこと。 でも、子供の頃は、それは敷かれたレールの中で、そこからはみ出すことが許されないし、いつかは終わるとわかっていたから、辞めずに最後までできた。 社会に出てからの私は、世間一般でいう、 「新入社員はすぐやめる。」「最近の若者は飽きやすい」「ちょっと嫌なことがあるだけで辞める、甘えてる」などという枠に分類されていた。 そんなはずじゃないし、そんなこともない気がするけど、親や周りから言われるとそう思えてくる。 私って実はダメ人間なんだ・・・って。 でも、どこかで自分を信じていて、 社会に出てからも自分で納得できる道を模索し続けてきた。 教育の道で独立したいと思い始め、塾で働き始めた。 すごくストレスがたまっていた。 育児との両立もあるし。でも、今回は最後までがんばれた。 やりたい道を見つけられたからかもしれないが、それとは別に、 絶対に、自分にはできるという強い気持ちがあったからだと思う。 それは、子供時代に狭い世界ながらもがんばって結果を出していたことが私の強さになったんだと思う。 過去の成功体験にとらわれることはいけないことだと言われるけれど、 過去の成功体験のおかげで自分を信じる力を持てることも確かだ。 親が誘導しなくても、頑張れる子もたくさんいる。 でも、そうでない子もいる。そういう場合は、親がちょっとした環境を与えてやることもきっかけになる。 特に、かける時間も大事で、 1000時間かけると、おっ!すごいと周囲から認められるようになり、 10000時間かけると、プロ並み、さらには天才的になると・・・。 週1回1時間だと10年で約500時間 週1回1時間だと20年で約1000時間 私は、早期教育を推奨する。 基本的には、天才を育てるために推奨しているわけではないけれど、 1000時間かけるのにもこれだけ大変。 勉強の詰め込みも受験前の1年~3年間でやるのではなく、 10年かけてやってあげたら 学力低下原因の代名詞になってしまったゆとり教育だが、 理想的なゆとり教育ができると思っている。 親が導いてやることで、子供が自ら考える力を発揮する時間を作ってやれるのだ。 成功体験をさせてやることができるのだ。 ちなみに、遺伝の話。 学力、スポーツも遺伝の影響が大。 でも、1000時間までのの領域では努力の賜物。 10000時間を超えた領域で、大きく遺伝が影響してくる。 ![]() 遺伝子の不都合な真実 すべての能力は遺伝である (ちくま新書) (新書) / 安藤寿康/著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月15日 12時30分08秒
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