サンタの「語学と心のかけ込み寺」

　我が家の長女はこの4月に小学校に入学、次女は幼稚園に入園するのですが、この週末にはそれぞれに成長を実感するような出来事がありました。


　先ず、土曜の夜に、珍しく妻が用事で外出しました。

　これまでの次女ならば、「ママ」の不在に泣きはらすだけでした。

　この日の次女も、遅めの昼寝から起きた時点で「ママ」の不在に気付き、泣き続けました。

　「ママに会いたい！ママに会いたい！」とグズリ続けましたが、ある時点で、こう言いました。

　「ママの出ているビデオを見たい。」


　結局、「もっと小さい頃の自分」と「ママ」が出ているビデオを見ることで、次女は泣くのを止め、すっかり落ち着きました。

　どうしても「ママ」には会えないと悟った3歳の次女は、ビデオで「ママ」を見ることで、その代わりとすることを考え出し、自ら、それを要求してきたのです。

　次女は困難な状況に対して、自分なりに工夫をして対処したのです！



　また、今日は、長女と一緒に多摩川の河原を走りました。

　来週に2kmの「マラソン」大会本番を控える長女は、これまでにも仲良しの友達と一緒に練習で走ったりしていましたが、今日は、その友達が風邪の為、走れなくなってしまったこともあり、自分からこのように提案してきました。

　
　「いつもの友達がいなくても、一緒に河原を走って欲しい。
　　本番の2kmはこれまでに走ったことが無い距離なので、本番前の最後のチャンスの今日、是非とも一度も休まずに2kgm走ってみたい。」

　そして、実際に2kmを無事完走しました。


　たとえ、いつもの友達が一緒にいなくとも走ることを希望し、生まれて初めて走る2kmという距離に関しても、本番前に完走しておくことを自ら望み、そして、弱音も吐かずに完走してしまったのです。


　ちょうど、ひな祭りの直後だったからでしょうか？

　娘達が、自ら困難を克服した姿に、成長を実感しました。



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