あまり厳密なやりかたではないのでしょうが,満タン法で燃費を計測するのが習慣になっています。
方法は書くまでもありませんが,
(1)ガソリンを満タンにする。
(2)トリップメーターを0にする。
(3)走る。
(4)ガソリンを満タンにする。入れ終わったら,
(a)「入れたガソリンの量」 と
(b)「トリップメーターの距離」を控える。
(5)割り算で,(b)を(a)で割れば,1Lあたりどの位の距離が走ったかがわかります。
(6)その後,(2)に戻って繰り返し。
ちなみに,(a)「入れたガソリンの量」 を先に書きましたが,これはスタンドでもらうレシートに印字してありますので,ことさら控える必要はありません。(b)「トリップメーターの距離」だけを控えれば良いのです。ペンが無ければレシートに爪でぎゅっと書いておけば十分です。
それで,初めてちび忍(純ちゃん)を計りました。
(a)「入れたガソリンの量」は8.70L
(b)「トリップメーターの距離」は251.7Km
・・・30Km/L走っていません。
4000回転縛りにしてはあまり良くない気がします。30Km/Lは走ると思っていました。純ちゃんちょっと食べ過ぎ!?
発進-停止が多い市街地走行ばっかりだからかなぁ。
もっとも,前の250cc単気筒の燃費は似たような条件で25Km/L前後でしたから,車両の重量を考えると良好かもしれません。
燃費や走行距離,メンテナンスなどは継続的に記録するようにしています。個々の記録単独ではあまり意味を持ちませんが,継続的に記録することで「時間の経過による変化」や「状況による変化」がわかるようになります。
こうなると調子が悪くなったのを,比較的早い段階でつかまえられる可能性が出てきます。そういう点では洗車や定期的な点検(自己チェックで良い)も同じような面があります。
さらに,
このように続けていると先が読めるようになります。傾向や経験から次に何が起こるか,正確にではありませんが,単なるカンと違って実績やデータでモノが言えるようになります。
結果として,
次に起るべきであろうことに対して準備が出来ます。例えばタイヤなどの消耗品が減ってきた,エアフィルターが汚れているであろう,プラグもそろそろ消耗してきている,など,資金や時間がかかるものに対して段取り良く配分ができます。
そういう点で継続的な記録というのは,地味な作業ですがバカにしたもんでもありません。100%完璧でなくても,相当役に立ちます。