中学生の職場実習を各地でやっている。
その一環で、我が家の中学生も実習に行った。
3日間。
初めての体験だ。
一体何をするのだろう、いや、一体何が出来るのだろう。
本人は期待がいっぱい、周りの大人は不安がいっぱい。
フォローがないとなかなか言葉の指示だけでは動けない子達だ。
実習を受け入れるということは普段の業務にもう一つ多く仕事が増えるということだ。
どきどきどき。
受け入れてくださったのは
自由が丘にある
南国飯店さん。
見ての通りの中華のお店。
ぽこは難しい年齢というか、外では人なつっこく良く喋るらしいけど、
家では寡黙だ。
話しかけても答えもしない。
思春期なんだけど、頭で分かっても結構イライラする未熟な母だ。
一体この子が何が出来るのだろう・・・・・
3日間実習記録というものを書く。
開店前の準備を毎日、
最終日は厨房にも少し入れてもらったらしい。
本人からは何も聞けなかったが、
オーナーの諸 根雄さんから、最終日に色々と興味深いお話をお聞きした。
中華料理のことや、中国の風習がわかっていたら、もっと楽しめただろうな。
それに食べ物やさんの商売のことや、人の流れも。
最終日のご挨拶に伺った時にいただいた元宵湯圓。
旧暦1月15の日の夜のことを「元宵」と言い、お正月気分を抜けて、普通の生活に戻していく日なのだそうだ。
その頃に食べる季節もののデザートが
元宵湯圓。
お湯の中に浮いているお団子。ゴマあんがさっぱりと甘い。
まあるい形に日々健康に円満にに暮らせるようにとの願いを込めて
この時期にだけ食べるお団子。
だからお店でも今の時期だけ限定でメニューに出すのだとか。
知らないことがいっぱいあるなあ。
子どもを通してちょっとだけ知ってることが増えた。
なんと、
元宵湯圓の作り方も出ているんだ。
ネットの時代って、便利だなあ。
湯圓の作り方
●材料〈16個分〉
(皮)
白玉粉 60g
水 適量
(餡)
黒ごま 0.5カップ
黒練りごま 大3
砂糖 0.5カップ
ラード 大3
●作り方
胡麻を軽く煎り、香りを出したらすり鉢ですりつぶす。黒練り胡麻、ラード、砂糖を入れてよく混ぜる。冷蔵庫で冷やして固める。
白玉粉に水を入れて、耳たぶくらいの軟らかさまでよくこねる。直径2cmに丸め、(1)を餡にして、だんごを作る。
沸騰したお湯の中に入れて煮る。だんごが全部浮いたら、器に取る。
旧正月を祝おう!春節飲茶セット
湯圓(タンエン)
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