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志摩観光ホテルのメインダイニング「ラ・メール」 山崎豊子作「華麗なる一族」の冒頭に登場することであまりにも有名であり 又、2001年までシェフであった 高橋忠之氏の「料理長自己流 海の幸フランス料理」は 日本有数の絶品フレンチとして、数多のグルメ本に紹介されている わたしの憧れのレストランであった。 それゆえ、主人が 「松阪市に田植え機の中古物件が出ているのを見に行く」といったとき すかさず、「松阪は遠いから、お泊りで行こう、付き合ってあげる」 と、すかさず言いくるめてしまった。 しかも、ホームページでラ・メールを検索していたら 「一日一組、フジタの『野遊び』のまえで優雅にお食事を」 なんて、キャンペーンがあったため すっかり舞い上がって、予約を入れてしまった。 「田植え機」というあたり、いかにもわたしらしいでしょ? こんな田舎のおばちゃんが、超一流レストランに予約をいれるなんて という自己つっこみは、さておいて--- ☆ いざ夕食時間になって、「野遊び」前のテーブルに案内されたわたしはびっくり仰天! なんと、その席は、レジそばの壁に面した奥まった位置にあり ラ・メール(海)という名のとおり 英虞湾に面した座席がこのレストランの売り物であるのに その海側の絶景の席に背をむけるシチュエーションなのであった。 しまったぁ! フジタの絵に向き合った感激はさておいて 海側の席を羨ましげにチラチラみるわたし。(ぎょうぎ悪っ) 心のつぶやき:こんな末の席とは思わなかったわ、しくしく。 でも、この席で、と予約しちゃったから今更かえてほしいって、いえないわよねぇ。 ☆ ところが、ところが、である 支配人と思しき男性が 「こちらは、どうしても景観がわるくなってしまいます。 今日は平日で席に余裕がございますので ディナーメニューをあちらの英虞湾を見渡せるお席でおとりいただき、 デザートからを、こちらに移られて、絵をごゆっくり鑑賞されたらいかがでしょう」 と、提案してくださるではないか! 即答したのは、言うまでもない。 そして、まだ暮れなずむ英虞湾を眺めながらいただく、最初の一品は 前菜の鮑とピスタチオのテリーヌ、ハーブソースと 野菜盛り合わせ そうこうしていくうちに、陽がくれてゆく 続きは明日---
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