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カテゴリ:怖い話
昼寝をしていたら恐い夢を見ました。 自分の学校ではないんだけど、懐かしい感じがする学校で最上階の一番奥の部屋が自分がいた部屋だったみたいです。その部屋にうつ伏せに倒れ込むと、何故か窓際に引き寄せられます。何だろう? と起き上がり窓を見てみると鍵の辺りに変な違和感があります。何かいる、でも見えない。不思議に思いながら鍵に手を触れようとしたとき、小学生くらいの女の子と中学生くらい女の子の姉妹が話しかけてきました。 中学生くらいの女の子が言います。 「感じるのは、この辺り」と鍵の辺りを指さし円を描いて教えました。 「ありがとうございます」 妹らしき小学生くらいの女の子が言うと、姉妹は鍵を開けて窓を開くと何かに怯えるように謝り始めました。 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」 気持ちの悪い行動に、一体そこに何があるのか訪ねようと近づくと、 「すみません、いますか? 見えますか?」と逆に訪ねられ、疑問符が頭に浮かびながらも指を指した場所を凝視。 「あ、あ、赤ちゃんみたいな形に!」 そして赤ちゃんみたいな形をした水滴が 「おああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」 鳴き声とは到底思えない苦しみを吐く出すような呻き声を出したのです。 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 しかし姉妹の祈りも虚しく、それは赤ん坊の形から、完全な胎児へと姿を手に入れたのです。身体は雨粒で構築され、一見するとクラゲのようにも見えますが、透き通った身体からは心臓が脈打つ様子や血管や臓物が見て取れるほどにまでハッキリとなりました。 「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」 「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
とにかく、胎児は恐かった…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.03.03 15:19:19
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