Ezz-thetics

ここに引越しをしてきて約３年になりますが、

この地域の図書館を利用するのは今日が初めて！

日曜日だったので家族連れも多く、

なぜか元気良く走り回っている子供もいたりして（笑）、館内はかなり活気付いていました。

写真集や美術書など、読みたい本は沢山ありましたけど、

利用客が多く落ち着かない雰囲気だったので、

絵本を２冊だけその場で読み、早々と帰ってきました。

トニ・モリスンや村上龍さんも絵本に関わっているとは思わなかったな・・・。

本の中には、まだまだ自分の知らない知識がいっぱい！

たまに、図書館に行ってみると良い刺激を受けますね。

	■子どもたちに自由を！ 著者：トニ・モリソン／スレイド・モリソン 出版社：みすず書房 ■感想■ジゼル・ポターの独創的な絵が、トニ・モリスンの作り出す世界を さらに魅惑的なものにしています。絵だけでも見る価値あり！
	■ポストマン～MONOLOGUE OF THE DEAD LETTERS POSTMAN 著者：村上 龍／イラスト：はまの ゆか／翻訳：Ralph McCarthy 坂本龍一総監督のオペラ『LIFE』の上演の中でホセ・カレーラスに朗読された 村上龍の詩「MONOLOGUE OF THE DEAD LETTERS POSTMAN」。その詩に深く心を打たれたはまのゆかが、この作品に全面的に絵をつけることでこの『ポストマン』という新しく生まれ変わった作品世界が出来上がりました。 ■感想■この本を手にするのは、坂本龍一さんのファンの方でしょうか？私には、村上龍さんと絵本の世界は結びつきませんでしたけど、はまのゆかさんの繊細な絵が物語を一層引き立てており、想像以上に素晴しい作品でした。きっと、全ての人に共感できる部分があると思います。機会があったら手にとって見て下さい。読み終えた後に、主人公のポストマンからメッセージを託されることでしょう。

【トニ・モリスン（Toni Morrison）】アメリカの黒人作家にして初のノーベル賞受賞者という女流作家。

【ジゼル・ポター（Giselle Potter）】イラストレーターとしてアメリカで圧倒的な評価を得た。
日本では「ほんとうのことをいってもいいの？（ＢＬ出版）」「クェンティン・ハーター三世（ＢＬ出版）」
「子どもたちに学校を！（みすず書房）」「ケイトと豆のつる」「私が学校に行かなかったあの年
（セーラー出版）」などが出版されている。ニューヨーク、キングストンに住む。