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2006.09.30
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アナ=ラウラのタンゴ ~パパの謎を追って~

この作品は、1993年に発表されたもので、

『作者が旅先のアルゼンチンで耳にした「タンゴ」が表す憂鬱や希望、

情熱が入り混じった言うにいわれぬ不思議な感情を、

この物語の主人公に味あわせたかった』

・・・というところから、この物語が生まれたようです。

父の死の謎を探り始める主人公と、その時の複雑な感情が

ミステリータッチで描かれていて、読み始めたら一気にラストまで

ひたすらページをめくってしまう・・・そんなタイプの物語でした。

ティーンエイジャー向けの作品でありながら (ひらがな多し・笑)

楽しめたのは、ドイツの重たい過去が背景にされていたことと

作者の言う「タンゴ・フィーリング」が、単なる謎解きに終わらない

深みをこの物語に与えていたからでしょうか。

大人でも十分に楽しめる作品だと思います。

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さて、物語の中の"不思議な感情"「タンゴ・フィーリング」ですが、

本文中ではこのように表現されていました。

・・・・・口では言えない何かがある。それが何なのか、繰り返し聞いているうちに次第に解ってきた。悲しみと喜びの間で、それと解らないほど微かに気分が揺れるのだ。雨が降っているのに時々日が差す、そんな感じだ。・・・・・  (本文より)

タンゴに関しては、Astor Piazzolla (アストル・ピアソラ)/

バンドネオン / 小松亮太 / タンゴ・アルゼンチーノ ・・・

この程度の知識しかありませんけど、、、

私がタンゴに感じるのは、官能的・肉感的な情念のようなものであり、

作者が言う「悲しみと喜びの間で、微かに気分が揺れる」・・・云々は、

私がスペインでフラメンコを観た時の感情そのものでした。

皆さんは、いかがでしょう?

アナ=ラウラのタンゴ

著者:ヨアヒム・フリードリヒ平野卿子
出版社:ポプラ社
サイズ:単行本/230p
発行年月:2004年08月

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Last updated  2006.10.01 14:34:33
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