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十二番目の天使 オグ・マンディーノのベストセラーのコミックス版です。 本の詳しい紹介は、出版元のソフトバンククリエイティブのページでどうぞ。 立ち読みも出来ます。 恥ずかしながら原作を読んでいないのですが、オグ・マンディーノの作なので、きっと「いい話」なんだろうと思ってました。 話の展開は、ありきたりと言えばありきたり。 でも、「十二番目の天使」の少年が、めちゃくちゃ可愛い。 リトルリーグの12番目の選手なのに、もう絶望的に野球が下手。 打てない、守れない、はっきり言ってお荷物みたいな存在。 それが、毎日一生懸命練習して、「僕はどんどんよくなっている!」と頑張る。 決してあきらめない。 くじけそうになる友達には、「Never give up!!」と声援を送る。 しかも、(ネタばれになりますが、話の展開から予想はつくでしょう)彼は自分が余命いくばくもないことを知っている。 それで、あんなに笑顔で前向きでいられるかというと、かなり疑問なんだけど(少なくとも私には無理そう)、現実にこんな子どもがいたら、やっぱり天使でしょうね。 最後の少年が死んでしまうところは、泣けました。 いや、本日、また読み返してみて、何か所もグッと来るところを発見しました。 コミックスだから何分も掛からずに読めてしまう、でも、1回読んでそれっきりにしておくには勿体無い本です。 思いついた時に取り出して、また読み返してみたい、そう思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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