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テーマ:海外生活(7779)
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変なタイトルなんだけど事実なので。
またまたまたまた家を見に行ってきました。本当に懲りない私たちです。だって毎週新しい物件がアップされるもんでね。 また太郎さんの実家の町(小さな町なんですが自然も豊かで良いところなんです)のそば・・今回は不動産屋さんの案内で2つの家を見に行くことになった。 この不動産屋のジュゼッペさんなんだけども、正直見た目「不動産屋?」とは思えないような風貌。黒いシャツ 黒いスーツに オレンジのネクタイ(ぎょ!)にこめかみ辺りまでカバーしてる薄くオレンジがかったでかい丸いカーブのついたハエタイプのサングラス。髪はブロンドで妙なベタベタする感じのとしたムースで仕上げてる。見たとこ年齢は26 くらいかな。(若い) ま、人は見た目で判断すべきではないので、目をつぶった。 1軒目。ここは古い家なので修復が必要。町の旧市街内にあり、ジュゼッペ氏いわく「ここは綺麗にすれば価値が出るよ!ガレージがあるのはチェントロでは珍しいし。」と自信満々だ。大きさはガレージ+1階+2階+屋根裏物置部屋。全部で85MQほど。60ミラエウロ。(+修復費) 見るからに古い扉。正直中に入るの怖かったけど、「見てみないと何もいえない」ってことで薄暗いこの物件に足を踏み入れる。電気が通ってなかったので暗くて汚いのか暗いのか分からなかった・・・・ガレージとその横に小さいセルヴィツィオ=トイレバス(なぜこの場所に?って思った)それから上の階にこじんまりしたキッチンフロアらしき場所と物置空間 そしてさらに上に寝室的空間が2つ。その上が物置屋根裏。しかし私たちを待っていた人がいたのだ。それは1羽のハト。太郎さんが先頭に2階に上がると「バタバタバタ」という音が聞こえた。風が吹いてるのかと思ったけど、、「何かいる!!」なんだーーーと思う前に足元に落ちている無数の落し物で「ハト」だと分かる。 太郎さんが持っていた折り畳み傘で追い払おうとするもハトも部屋の中をバタバタ飛び回っている。ハトとしてもいきなり人に入ってこられて困っていたのだと思う。 そして本来ならば家を見せる前にジュゼッペ氏が状態のチェック位しておくのが・・・と思ったが期待するだけ無駄か。。とあきらめた。当のジュゼッペ氏「実は僕ハトとか怖いんだよね。上の階も先に行ってくれる?」なんて抜かすほど。おいおい。ともかくハトの住む家。怖すぎる。 ハトがいたからダメっていうのではなく、チェントロの家の修復にはコムーネの許可が必要でさらに家がかなり古く壁も分厚すぎて工事が大変だし、私たちにはもう少し間取り的に考えられたつくりの家が良かったのでパスとなった。でも恐るべしハトの館。。 ********************* もう1軒は同じくチェントロ内しかも「広くて綺麗で景色もよく家具さえそろえばすぐに住める状態の家だよ」とジュゼッペの太鼓判付(実はこれが怪しい) ゾーン的には悪くないところにあった。旧市街の両側の壁が隣の家にくっついてるタイプでなく珍しく半分独立したタイプだった。まだ住民の方がいるので「お宅見学」となる。 「ようこそ」と迎えてくれたのは50歳くらいのおじさん。 ジュゼッペはこのお宅に何人も人を連れてきてるらしく、勝手知ったる状態。「ここが玄関で、サロットがここで・・窓はこう開けます」てな具合。100MQあるというこの家はレゴでできてるのか?と思うほど複雑なつくりだった。玄関のすぐ横にバストイレがあり、その隣がサロン(いわゆる応接間)そしてキッチンがあって空中階段みたいなところからガレージに降りて、さらに下の道に出られる。。また階段を上がって細い階段の上に寝室。物置にしているという二つの部屋を見たら、さらに上がって使っている寝室が二つ。暖房費節約か結構大きい歳の姉妹が同じ部屋に無理やりベッドを2個並べて使っていた。(不思議)そしてさらに隠し部屋的に屋根裏があり、そこまで行くのは大変だってことで行かずじまい。上下にやたら動かなくてはいけない家で見学しただけで正直疲れた。空間がこまぎれすぎて感覚がつかめなかった。たとえば車で買い物に行ってミネラルウォーター6本買った場合。あの細い空中階段でガレージからキッチンまで運ぶのかしら??と思っただけでゼーゼーっとなりそう。 ジュゼッペに「ありがとう」と言って別れた後、太郎さんとジュゼッペに聞くのはもうやめよう ということになった。 このジュゼッペは親戚のおじさんがやっていた不動産屋を受け継いでやっている 「いわゆる思いがけず転がり込んだ幸運」を手にしたって感じの若者。言い方が悪くてすみません。そりゃハエメガネじゃ・・・・ね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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