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~永遠の光~

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2006年09月07日
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カテゴリ:学校日記
先日道徳の時間でこんなお話を題材に授業をしました。

長いのですが・・・まぁネタがないですししょうがないヵ(殴




ここはある国の、とある病室の一室である。薄暗い室内には多くの重症患者がベッドをならべて横たわっている。

窓がたった一つしかなく、しかもそれは、分厚いカーテンによっていつも閉ざされている。消毒薬のにおいが室内の重苦しさを、一層暗いものにしている。

患者たちは、眠っているのかおきているのか、うつろな目を天井に向け、ただ時が過ぎるのをじっと待っている。

看護婦たちもあまりやってこない。まして医師の回診などめったにない。見舞いの客は今までひとりもやってこない。何の楽しみも無い。

変化の無いことがこんなに辛いとは・・・。

そんな中で唯一の楽しみは、病室の閉ざされた窓に一番近いヤコブが、体をやっとの思いで捻じ曲げながら、カーテンのほんの小さな隙間に顔を突っ込んで、外の様子を眺め、それを皆に話をしてくれることだった。

今日も、しんどそうに身を乗り出して、隙間に顔を近づけ「ほら、向こうの方からいつもの花売り娘が、バラをいっぱいかごに入れてやってくるよ。とっても可愛い娘だよ。」と教える。皆も顔をほころばせながら、

「バラの色は何色だい。きれいだろうね」

「今日はどんな服を着ているのかね。よくなったら一緒に話しをしてみたいものだ・・・。」

などとやりあう。

「ほら、今日ゎ雨が強いから大変だ。でも子供たちが水溜りをピチャピチャやって遊んでいるよ。子供は元気だなア。」

「ちっちゃな長靴だから、水が中に入っちゃうのに、あとでお母さんにしかられなきゃいいが・・・。」

「わしにも孫が二人いるが、大きくなっただろうな・・・」

ヤコブが外の様子を話してくれるときだけは、暗い病室に、何か期待と夢が入り込んでくるのであった。

私は、数年前から足の骨が溶けて行く奇病に取り付かれ、いくつかの病院をたらいまわしにされ、ここに運ばれたのであった。

同質の患者たちも、何らかの重い病気に取り付かれた、身寄りのない者ばかりである。

ここでも何人かの患者が入って来、何人かが出て行く。出て行くといっても退院するのではなく、あの世からのお迎えである。

いつのまにか、私は、ヤコブに継いで2番目に古い患者になってしまった。ここに運ばれてくるものは、ほとんど治る見込みの無い病人なのだろう。

重苦しさの中でヤコブの話だけがせめてもの希望であった。

しかし、そのヤコブが眠ってしまうと、どんなに外の様子を知りたくても、どうしようもない。動けぬ体をジリジリしながら、ヤコブの話を待つしかない。いや、ヤコブだけが外の世界を知っているのがうらやましくもあった。しかし皆が行きたがっている窓際のベッドは、一番古くからこの病室にいるヤコブの特権だった。


今日は朝から、ヤコブは機嫌よく道を通る人々の様子や木々の変化、みどりのあざやかさなど、面白おかしく話をしてくれた。みんなもヤコブの話を聞きながら、それぞれ故郷の様子や家族のことを思い浮かべていた。

そのうち、私はなんとなくヤコブが憎らしくなってきた。寝たきりで皆苦しんでいるのに、ヤコブだけがなぜ外の様子を見る権利が与えられているのか。

みんなだって外の様子を知りたい。皆だってあこがれている。ベッドを変えてほしいと思っているものはたくさんいるのだ。しかし、ヤコブは、ガンとしてその場所を譲ろうとはしない。

あるとき、こんなことがあった。特に重病だったニコルが、

「ねぇえ、ヤコブさん、どうやらおむかえがやってきたようだ。今日一日でいいからベッドを変えてくれないかね。少しでも外の息吹にふれて、あの世とやらへ旅立ちたいんだが・・・。」

しかし、ヤコブは、ニコルの申し出を無視した。

翌朝、ニコルは冷たくなっていた。病室はいつに無く重く沈んだ。

私だって外が見たい。ヤコブのベッドへ行きたい。

そうだ、ヤコブが死ねばいい。ヤコブが死ねば、その次に古い私が、そのベッドに行けるのだ。

その日から、私は心の中でヤコブの病気が重くなることをひそかに祈った。皆と一緒にヤコブの話に笑っているときも、心の奥底ではニコリともしない自分がいた。


その年の冬は、例年に無く寒かった。病室もしんしんと冷え込んだ。どうやらヤコブの様子がおかしい。なんとなく乾いたせきをしている。皆は、いつものように、外の様子を聞きたがった。しかし、今日のヤコブは話をしたがらなかった。

その晩、ヤコブは苦しい息の下で、やっとの思いで身を乗り出し、しぼり出すように外の様子を皆に伝えた。

「明日は、よい天気だよ。・・・星がいっぱい出ている・・・きっと・・・いい日になる・・・」そこまで言うと、ガックリ頭を落とし、そのまま一言も無かった。看護婦がやってきた。ヤコブはそでに息が絶えていた。

皆が悲しんだ。私も皆と一緒に悲しい顔をしていた。けれど、どこかで笑っている自分がいた。

これで外の様子をひとり占めできる。皆に知らせてやるものか。オレひとりだけ楽しむんだ。ニンマリ笑いがこみあげてくる。

いよいよ窓際のベッドへ移ることになった。昨晩ゎ気持ちが高まって眠れなかった。看護婦に抱きかかえられてカーテンのそばに横になった。

今になって睡魔がおそってきた。しかし、それに、あがらうようにカーテンの隙間を覗き込んだ。

そこから見える外の景色、これこそ自分が求めているものだった。

期待に胸が打ち震えた。




どうでしょうか?

あなたゎヤコブをどう思いましたか?

それが今回の道徳の題材でした。

ただまぁ、最終的に先生が俺らに考えさせたかったのが【どうやったらクラスが良くなるか】なのであんまりつながってない気もしますが・・・(ぁ

まぁそこゎスルーしましょうb(ぁぁぁ

所でこのお話にゎまだ続きがあるのです。

実際俺のクラスでも、ここで一回物語が切られてましたので忠実に再現です。

もぅ長州力の真似をする長州小力の真似をする、新米芸人の芸ぐらぃ忠実に再現です(?

まぁそれゎおいておいて。

話の途中から続きをいれて最後まで、です。




これで外の様子をひとり占めできる。皆に知らせてやるものか。オレひとりだけ楽しむんだ。ニンマリ笑いがこみあげてくる。

いよいよ窓際のベッドへ移ることになった。昨晩ゎ気持ちが高まって眠れなかった。看護婦に抱きかかえられてカーテンのそばに横になった。

今になって睡魔がおそってきた。しかし、それに、あがらうようにカーテンの隙間を覗き込んだ。

そこから見える外の景色、これこそ自分が求めているものだった。

期待に胸が打ち震えた。

そこから見えたもの。

カーテンの向こうは、なんと冷たいレンガの壁であった。




さぁ、どうでしたでしょうか?

ヤコブの事をどう感じたでしょうか?

それゎ個人個人違うのです。

この話を読んで考え方に何か変化がおきた人、何も変わらない人、人それぞれなのです。

ぅ~ん・・・ごめん、オチが見つからないので今日ゎこの辺でorz(ぁ

ノシ





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最終更新日  2006年09月07日 21時44分21秒
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