By the Light of the Magical Moon (Marc Bolan)

トップは、ドラマーのビル･レジェンドさんが描いたイラストです。
（無断転載なのでいずれひっこめます。。ビルさんゴメンナサイ。）
マークの絵は数多くあるけれど、これは傑作では？簡素なタッチで的確に特徴とか雰囲気をとらえてます。髪の毛も簡略な表現なのに素晴らしいです。
この人もT.レックス関係者の例にもれず、マークが大嫌いだったわけですが、嫌いな人をこんなに色っぽく可愛らしく描けるってすごい才能だなぁと驚嘆しておりまする。

色っぽいといえば、やっぱりTVショウ「MARC」のマークですよね。キャンプだし。（昨日のHPの感じでは、キャンプ＝ゲイ・アイコンってことでいいのかしら。大分違う気もするけれど、いいですね。）
音も画像も悪くて引っかかりまくっていたブートレッグじゃなくて、全部収録の正規盤も見つけました。やっぱりクリアだといいですよね。隅々まではっきり見えて。

特に、マークのラメの入ったショッキング･ピンクのバレエ・パンプスがすごく可愛いです。

マークはグラム全盛の頃から、グラムの象徴の、ダサくてごついプラットフォーム・ブーツを履かず、「優雅な」スタイルを強調するために女性物のバレエ･パンプスを履いていたそうです。
そういえば、でぶって優雅じゃなくなった頃は男物の革靴を履いてたような気が。

再びバレエ･パンプスを履いて、露出しまくって身をよじって歌うマークを見ると、「細身になった僕を見て！見て！」って言ってる感じ。
でぶり始めのズィンク・アロイの頃から乳首を出すのが大好きみたいでしたが、痩せたのが余程、嬉しいのか、「MARC」では大サービスで脱ぎまくってくれますよね。

マークの体って、手と手首だけはギタリストらしく、ごついけれど、全体に華奢で、胸の無い少女みたい。チビで胸が薄くて肩幅が狭いって、もろ労働者階級ちっくな。体型で階級が判ってしまう、悲しい英国人の現実なんだけれど、マークみたいにキャンプな人にはマイナスどころか、すごい美点なんですよね！マークのヌードには、女性より男性のほうがムラっとしそうな。いえ、男性じゃないから判りませんが。

短期間で急に痩せたのに、全然筋肉が付いてないのが不思議。
一体どういうダイエットしたんでしょう。DVDにあるみたいに、ぽっくりみたいなスニーカーでバーンズの森を走り回っていたんでしょうか。

それに乳首の色がオレンジがかったピンクっていうのも、とっても不思議。
（下品でごめんなさい。でも出しまくっているんだもの）。
マークに限らず、イギリス人の若い男性一般がこんなキレイな色の乳首なのかも、と思い上半身ヌードのマークの後に現れた（エディー＆）ザ（・ホット）ロッズのバリー・マスターズをずっと見ちゃいました。だって他のバンドの人はびっちり着込んでるんだもの。パンクなのに。

バリーっていう人は確か全英ボクシング･チャンピオンじゃなかったっけ？
（この辺、定かじゃないです。）だから貧弱なマークと比べものにならないぐらい、体格がよさげなのですが、マークと違って気前よくばんばん見せてくれません。チラリズムっていうやつ？
目を凝らして何回も見ていたら歌詞を覚えちゃいました。
♪Do anthing you wanna do♪・・ってやること貯まってるのにそれどころじゃない。とりあえず、マークみたいに遠くから見ても目立つ色じゃなくて普通でした。マークは、乳首もグラムだったんですね。

まだ29歳だったのに老化の激しかったマークと比べて、生きの良かった、バリー･マスターズは、今はどうなってるかしら。白人って中年が無くて、いきなり若者から老人になっちゃうのよね。と、思ったら、こんなのを見つけてしまいました。・・・イヤン。
やっぱり死んじゃった者勝ちね。


　　　　　　　　別の写真でも普通の色でした。