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2020.03.13
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カテゴリ:エッセイ
お父さんは先日会社で「DiSC」という性格診断テストを受けた。人間を4種類に分けて自分のタイプと相手のタイプを知ったうえで上手にコミュニケーションができるようになりましょうというものだ。何問かの質問に答えていくと、自分のタイプがわかる。

 ちなみにタイプ別の特徴は以下のようなものだ。


 お父さんは「Dタイプ」だった。確かに書かれていることは自分に当てはまることが多いのでおおむね納得はできる。決して人間関係を軽視しているわけではないが、それが「仕事」であるならば言うべきことはきちんと言ってしまうのがお父さんの性格で、これが他のタイプの人によってはとても不快なことらしい。

 ちなみにDタイプ以外になった人とその説明を見ると、「確かに」と思う人が結構いたので性格診断としてはそれなりに使えるのではないかと感じた。

 しかし相手の考えを理解して尊重しながらコミュニケーションをとりなさいと言われると、「言うべきことははっきり言うべき」と思っているお父さんは非常につらい。ほかにも「綿密な計画を立てていつまでも行動しない」と思っていた上司がCタイプだったのを見て「やっぱり」と思った反面「これではこの先も苦労しそうだ」と思った。
 おそらく件の上司もお父さんがDタイプであることを見て「やっぱり」と「苦労しそう」が思い浮かんだことと思う。さてさてこれからどうしたものか。

 ちなみにこのテストを実施したコミュニケーションコンサルタントの先生は、各タイプが通常は同じ割合でいると話していたが、お父さんの会社はCタイプが半分以上、Dタイプは最も数が少なかった。
 ネットで調べたら、あるWEBページでは日本人の割合は、Dタイプが10%、iタイプが20%、Sタイプが40%、Cタイプが30%と書いてあるものもあった。
 日本人は慎重で安定志向だと言われるので上記の割合も意外と間違いではないのかもしれない。

 さてお父さんのDタイプはどうやら他のタイプから見ると「異星人」のように理解不能な場合があるようだ。でもこれはどの性格が良くてどれがダメとかではなく、もって生まれたもしくは身についた性格なので変える必要もなければ変えることも難しいらしい。自分はこのタイプ、あの人はあのタイプと理解して人間関係もしくはコミュニケーションを構築するアイテムだそうだ。

 お前たちは診断テストをしていないからどのタイプかわからないが、人間の性格というのはそう簡単には変わらないそうだ。Dタイプのお父さんは「主導型」で自分で決めてさっさと行動に移してしまうし、慎重に考えてからとかどうしようとか迷うより行動してから考えようなので、お前達やお母さんが違うタイプだとしたら結構苦労しているのかもしれない。何せDタイプのお父さんが家庭内ですでに「主導権」を持っているのだから。





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最終更新日  2020.03.13 00:10:06
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