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カテゴリ:エッセイ
またまたコロナウィルスに対してのお話。週末にお母さんとニュースなどテレビを見ていたら、「若者が感染を広げている」という論調が少なからずあった。「自分は感染しても重症化しない」という考えから、あちこち出かけては感染を広げているらしい。テレビでは「お年寄りなどに感染させないためにも若者に自制を促したい」みたいな話があった。
お父さんは「若者」とも言えないし、「高齢者」とも言えないいわゆる「中年」のおやじだ。どちらの見方をするわけではないが、お父さんの周りでウィルス感染を他人事と取られているのは高齢者が多いと感じる。いまだに感染者を出していない岩手県だからだろうか。 お父さんが見ている限り高齢者のほうがよっぽど自由にやっていると思う。自分は大丈夫と考えている人はお父さんの周りでは高齢者のほうが圧倒的に多い。 東日本大震災の時もそうだったが、物資が不足している中でスーパーなどで店員に文句を言ったり並んでいる時に「早く入れろ」などと騒いでいるのはすべて高齢者だった。若者のほうがよっぽどきちんとしていたことを思い出す。 別に高齢者が悪いと言いたいわけではないが、自分が高齢者になった時には「自分より年下から、バカな高齢者だ」と思われないように気をつけたいと思っている。 マスコミは「若者」とひとくくりにしているが、10代なのか20代なのかすら明確にしていない。若者に20代~40代までが含まれるような論調もある。要するに仕事をしている世代だ。長期休み中の学生や引退した高齢者ではなく、働いている世代だとしたら論調が間違っていると思う。 仕事の為に外出(出勤)している世代が不特定多数と接触することで感染が広がっている可能性が高いからだ。本当に若者が悪いのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.07 00:10:06
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