|
カテゴリ:エッセイ
今年のGWはお父さんの会社にしては非常に長い。4月29日から5月6日までの8日間もある。だから昨年末にこの会社カレンダーが決まった時は、「何をしよう」とか「どこに行こう」とかいろいろ考えてワクワクしていた。
それがコロナウィルスの影響で家から出ることすら問題になるとは思わなかった。極めて残念な状況だ。 ただよく考えてみれば、コロナウィルスの影響がなければお前達子供は結局部活や習い事で家族で旅行するなどできなかったと思う。だから今回のGWは家族が連休期間に基本的にそろっているという意味では悪くないと考えなおしている。 そうはいっても、ただ家で家族がそろっているだけではお互いにだらだらと過ごしてしまうし、居心地もいいものではないだろう。親と一緒にいるのが楽しいのはせいぜい小学生までで、今のお前たちは末の娘を除けば家族で過ごすことに喜びを覚えることはないだろう。 でも親だって同じところがあるのだ。家の中で成長した子供達とだらだらと1週間も顔を合わせているというのは意外とストレスになると思っている。 お父さんは昔から予測できる不具合や問題をそのままにしておくことが嫌いだ。だから先日お前たちに提案というか宿題を出した。それが「連休中に家族で楽しくできること」を考えるというものだ。内容は何でもいいが、①家族が全員参加できること、②途中で離脱することが難しいこと、③全員が楽しくなることの3つの条件を満たしていることが必要だ。 食事の時にその件をお前たちに話したが、意外といろんな意見が出て面白かった。みんなでうどんやそばを打って食べる、庭にブランコを作る、百人一首を工夫して2~3枚しか取れなくても1位になれる工夫をする、など非常に楽しそうなものが上がった。 特にお父さんが感心したのが、長女一強の百人一首を小学校5年生でも勝てるルールにするというものだ。取り札の裏側にポイントとなる数字を貼って、1枚で10点とか30点が加算される札もあればマイナス10点となる札も入れておくというアイデアにはなかなか感心した。 今年のGW以外にここまで家族が顔をそろえて何かをできることは2度とないと思う。できるだけ家族の思い出になるように過ごせればよいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.25 00:10:08
コメント(0) | コメントを書く
[エッセイ] カテゴリの最新記事
|