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2020.04.29
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カテゴリ:エッセイ
先日「評価」がどのように決まるか少し書いた。今回はそれにプラスして人を感動させるには、良い印象を人に残すにはどうすればよいかを少し書いておこうと思う。これを知って実践することができれば、お前たちの人生は大きく良いほうに変わると考えている。お父さんも社会的に成功している人に教訓として教わったことだ。

 良い印象を与える、評価を上げると書いたが、まずは評価を下げないことが一番大事だ。悪い評価や印象は、良い評価や印象の5倍から10倍は相手の心に残ってしまうからだ。自分の心に聞いてみればわかると思う。例えばお前たちがお父さんを評価するとき、お父さんがお前達にした中で「良かったこと」を思い出すのと「悪かったこと」を思い出すのとどっちが楽だろうか。
 お父さんに言われたりされたりした「お前たちにとって悪いこと」はよく考えなくても出てくるだろう。でも「お前たちにとって良いこと」はじっくり考えないと出てこないと思う。ほかの人もおなじなのだ。

 だから悪い印象を与えることは絶対にしてはならない。特にその人の評価が自分の人生に影響を与える場合は絶対だ。ただし、影響を与えるかどうかはお前たちの判断でできるものではない。「こいつは関係ない」と思っていた人物が、実は大きな影響を持っていたと後からわかることは人生において珍しことではない。
 勘違いしないでほしいのは、人から良い印象を持たれるために自分を殺して、愛想笑いをしながらなんにでも同意するというような行為は間違っている。このあたりのさじ加減はゆっくりと人生の中で覚えていくことが大事だ。

 さてそろそろ本題に入ろう。良い印象や評価を得るには、先日少し書いたと思うが、「相手の予測を上回る」ことが大事だ。10の仕事を頼まれた時に、11もしくは12の仕事をして相手に見せる。プラスの1から2が評価や印象ではプラス10にも100にもなる。
 「そこまでやってくれたのか」「そんなにがんばったのか」と相手に思わせるのに2倍も3倍も頑張る必要は無い。せいぜい10~20%でよいのだ。

 お金が絡むことなのでお前たちが学生のうちは難しいが、「人におごる」ということは普通に生きて入ればよくあることである。同じ「おごる」でもやり方次第で印象は大きく異なる。「相手の予測」を上回るにはどうしたらよいかよく考えないと、せっかくおごったのに「ケチ」という印象を与えることさえあるのだ。

 上司と食事をしてよくあるのが、割り勘だけど端数になる部分の1000円前後を上司が出すというパターンは極めてもったいない。5人で食べて上司一人が千円多く出しても一人あたりは200円だ。これで心から感謝する人はあまりいない。出した方は1000円という結構な額を出しているのに相手は200円しかおごってもらっていないのだ。
 だったら一人をターゲットにして2人で食事に行き、1食ぶんの1000円をおごってあげた方が効率が良い。

 さらに「予想を上回る」なら普段相手がめったに使わない額の食事をおごることだ。昼食を食べるときなら3000円ぐらいおごれば相手はびっくりする。これを普段から頻繁にやったらこちらの財布が持たないが、「ちょっといつもより頑張ってくれた」ときにやってあげれば相手には大きな印象として残るだろう。「臨時収入があったから」とか適当な言い訳をしておけばよい。

 ちなみに社会人でも学生でも何も言わずに「飯を食いに行こう」と部下や後輩を誘ったら、暗黙の了解で割り勘することが決まっていない限り、相手はおごられることを期待するものである。そこでおごらなかった場合は、「ケチ」といわれることが結構ある。だから今日は割り勘、今日はおごりをきっちり最初に相手に伝えることは重要である。

 お父さんの知っている会社の社長に、この加減がとてもヘタな人がいる。この人を見ていると、結構いろいろなところでお金を出しているのだが、彼の会社の社員からは「ケチな社長」で評価が固定されている。その会社の人は口を開けば「うちの社長はケチです」といっている。とても残念なことだと思う。

 お前たちはまだ若いから、このような話を聞くと「ずるい考え」と思うかもしれないが、社会の中で生きていくときに知っているのと知らないのとでは大きな差がつく話である。もちろん知っているだけではだめで、実行できること。更に「ずるさを感じさせない自然な行動」も必要になってくる。
 ぜひ人生に生かしてもらいたいと思う。





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最終更新日  2020.04.29 00:10:07
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