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カテゴリ:エッセイ
先日のブログでツバメの巣が家にできることが夢だと書いた。今年はツバメがうまくするとまた巣を作ってくれるかもしれない。そんなことを職場で雑談として話をしていたら、ある提案をもらった。
それは、ツバメが巣をつくりやすいようにちょっとしたきっかけ(巣作りのきっかけになるようなでっぱり)を家につけてあげると巣をつくるかもしれないというものだった。 確かに会社の周りでツバメが巣をつくっているところを見ると窓枠のでっぱりの上など微妙な突起部に作られている。 ただ待っているだけでは、ツバメが巣をつくってくれないことを理解できた。GWに庭で草取りなどをしていた時に、玄関のひさしの下にツバメが巣作りの場所を探すようにして飛んできていた。あそこにちょっとしたきっかけを作ってあげれば玄関の上にもツバメが巣をつくかもしれない。 今年は難しくても、来年は別のツバメが巣を作ってくれるかもしれないと思ったら、楽しくなってきた。ちょっとした気づきだけで、物事が変わるところは仕事にも似ている。これはいろいろなことにつながる考えだと思う。 それだけではなく、人と話すこと、問題を共有することで自分では気が付かない考えや対策を教えてもらったり、発見したりすることができる。 今回のツバメの巣に関してはただの雑談だが、疑問に思ったことやうまくいかないことなどこれからもいろいろと相談していこうと改めて思った。 「三人寄れば文殊の知恵」ということわざのごとく、一人で考えたり挑戦したりするよりも複数の人の知恵は優れている。若いころは自分の優秀性を誇示したいのか、プライドなのか覚えていないがなんでも自分一人でやろうとすることが多い。体力も気力も満ちているからできることで悪いことではないと思うう。 お父さんのように歳を重ねてくると、体力にも気力にも陰りが見えてくる。そうなると徐々にいかに効率よく、他人を頼りにしてでもやっていくことができるかが大きな力になる。若いころのプライド重視よりも、結果を出すことを優先するからだとも思う。 まずはツバメが玄関の上に巣を作ってくれる工夫を考えて実施してみたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.11 00:10:07
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