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カテゴリ:エッセイ
お父さんが今の家に引っ越して今年で9年になる。GWを利用して今年も家庭菜園がスタートした。時を同じくしてお隣の家もおばあちゃんが家庭菜園をスタートしている。
毎年嫌と言うほど思い知らされるのだが、隣の家の畑とお父さんの家の畑ではあまりにも出来が違う。最初のころは、お父さんも素人だし家庭菜園とは言え差がついてもしょうがないと思っていた。ところが5年たっても8年たっても一向にお隣の畑に追いつけない。 お父さんだって、ただ土に野菜を植えて育てているわけではない。兼業農家の同僚に土の作り方や肥料の種類、脇芽の剪定などいろいろと教わって実践してきている。自分なりの工夫もいろいろやっている。それでもお隣さんと我が家で同じ作物が植えてあると、まず野菜の背丈からして倍ぐらい違う。葉や茎の大きさや太さ迄違う。当然お隣さんの野菜は美味しそうだ。 よく隣の芝は青いと言って、よそのうちはよく見えるものだと教えられるが、そんなレベルではすまされないほどお隣さんの野菜は出来が良い。どんな素人が見ても一目瞭然だ。 実際にお隣さんがやっていることを盗み見て、実践することでうまくいったこともあるがいまだに追いつける気がしない。 あと10年したらもう少し差が縮まるのだろうか。今年も苗を植えて約2週間たつがすでにお隣さんの畑とは明らかな差がついている。悔しいと思う反面、お父さんが農家でなくてよかったと心から思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.23 00:10:08
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