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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
地震雷火事親父とは恐ろしいもののたとえだが、この中に洪水や豪雨は含まれていない。最近の日本は豪雨による水害が毎年後を絶たない。今は携帯電話で動画撮影を誰もが簡単にできる時代なので、テレビのニュースやインターネットで水害の怖さを映像で見ることができる。
幸いなことにお父さんは人生において水害にあったことは無い。しかしながら水害は一回で家や車などの財産を台無しにしてしまう。運が悪ければ命も失くしてしまうほど恐ろしいものだ。 2011年に東日本大震災による津波で東北沿岸部では多くの人が家や車ごと流されて命を失った。お父さんは東北とはいえ内陸に住んでいるので津波の被害は全く関係なかったが、沿岸部の被害のひどさはテレビで中継しているよりも実際に見てきた人の話のほうが100倍ひどかった。 お父さんの住んでいる市は、沿岸の復興拠点の一つだったので、知り合いの土木関係者などから沿岸部の被害のひどさ(あちこちに亡くなった人が見えるといったような)を聞いていた。 今年も九州ですでに洪水が発生して多くの人が亡くなっている。生きてはいても家や車などの財産を失った人も多数いる。家族を養っている身としては、財産が無くなってしまった状態からどうして立ち直るべきなのか本当に同情する。 お父さんが同じ状況になったら頭がおかしくなってしまうかもしれない。何か助けになることをしたいと思うが少額を募金するぐらいが精いっぱいなのが現状のお父さんの情けなさだ。コロナの影響で仕事も減り給与も減っている今の状況ではなかなか難しい。 ちなみにお父さんの家も市が発行するハザードマップでは、近くの川が氾濫した場合には、最大で5m~10mの浸水の恐れがあるとされている地域だ。とても他人ごとではない。せめて住宅ローンが終わった状態で、且つ子供たちが独立してから被害にあいたいと思うが、いつ何が起きるかわからない。 ある程度の水害なら対応できるように土地を盛ったりしているが、5mも浸水したらすべてが台無しになってしまうだろう。テレビで見ている光景は明日のわが身かもしれないと思うと、水は恐ろしいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.07.13 00:10:08
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