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カテゴリ:思い出(大学・大学院時代)
先日娘の女子力について書いていたら、お父さんとお母さんが出会って付き合い始めた頃を思い出してしまった。長女の女子力のなさを笑ってはいられないほどお父さんも適当な男だった。
だからお母さんが必死に女子力をアピールしてもあんまりきちんと反応していなかったことを今でも指摘されることがある。 例えば、お母さんが髪形を変えてもお父さんは「今日の髪形かわいいね」みたいなことは言ったことが無い。せいぜい「髪型変えたんだ」と事実を淡々を述べるだけだったし、髪形を変えたことさえ気が付かなかったことも多々あるらしい。一番ひどかったのはお母さんがパーマをかけたことに全く気が付かなかったことだ。お母さんとしては、お父さんの沈黙が「似合っていない、好みではない」という意味に感じてかなり落ち込んだらしい。 そもそも当時も今もお父さんは誰かの為に髪形などを変えるということを特に評価していない。髪形など自分が好きなようにしていればよいと考えている。自分の外見に自信も魅力も無いと思っていたので、他人にそんなことを要求する気持ちは全くなかった。 ちなみに食事に行くときも、どこでもいいと言われたときはラーメンや牛丼屋に普通に連れて行っていた。お母さんの周りでは、お父さんはおかしい人だとかなり言われていたらしい。今になればもう少し気を使ってあげていればよかったと思う。なぜならお母さんがお父さんの正確になれてしまって、お父さんに全く気を使わなくなってしまったからだ。 さすかにあまりにも気を使わなくなられると寂しいものがある。失くして初めて実感できると言うやつだ。娘たちにお母さんはもっとおしゃれをするべきと言われても、お父さんがそういうものに全く興味が無いから無駄だと反論している。 まあお父さんはデートで食事をした時に、サラダなどを食べる女性より、肉でも何でも好きなものをむしゃむしゃ食べる女性の方が好みだった。自分のために無理をしたりポーズをとる人が好きではなかったのだ。 だから今のようなお母さんになってしまったのは、ある意味お父さんの感性に合わせてくれた結果だとも言えると思う。 お前達、特に娘たちがこれからどんな成長をして、どんな感性をもって、どんな異性とつきあっていくのかわからないが、臨機応変に対応できる能力を持ってくれと思う。 お父さんとお母さんはお互いの感性のすり合わせで今の関係を作っている。これがお前達には当たり前の夫婦関係かもしれないが、お前たちのパートナーがお父さんたちと同じ感性を持っているわけではない。その点だけは覚えておいてほしと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.08.19 00:10:08
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