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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
お父さんはもうすぐベトナムへ長期出張へ行く。これまでとは違って真っすぐにベトナムの工場には入ることができない。最低14日間の指定ホテルでの隔離があるからだ。
今回のベトナム入りは日本政府とベトナム政府の交渉の結果、7月後半からようやく入国のプログラムが決定したことからスタートしている。それでも9月になるまでベトナム政府が入国に必要としている書類をそろえることができなかった。本当に大変な世の中になってしまったものだ。 さて書類がそろえばあとは渡航の日を待つだけだが、今回は渡航準備にいつもより悩んでいる。もちろん14日間の隔離期間に必要なものを考えているからだ。 そもそも今までの人生で、ホテルの一部屋から全く出ることができないという状況を経験したことが無い。そのため状況を想像しようとしてもどうもうまくいかない。 時間つぶしの本などは電子書籍で準備をした。食料品などもある程度持っていこうと考えているが、現地でお湯が手に入らなければレトルトやカップ麺は食べることができない。お菓子などはかさばるのであまり持っていくことはできない。そもそも食事に関して現地でどのような食事が出るのかわからないので持っていく適量がわからない。 洋服にしてもそうだ。お父さんは現地に自分の部屋があり、そこに作業着、スーツ、私服、下着、タオルなどすべてそろっている。だからこれまでの渡航では服を持っていくことはなかった。しかしながら今回は違う。空港から隔離ホテルへホテルの車で移動するので現地で服などを受け取ることはできない。洗濯はホテルでやってくれるというが、毎日洗濯してくれるのか、何日かに1回になるのかがわからない。さらにベトナムのホテルなので出した洗濯物が正確に戻ってくるかもわからない。よって、予備を含めてどの程度の量を、どの衣類を持っていくかでまた悩んでいる。 仕事に関する資料もそうだ。Wi-Fiが使えると聞いているがどの程度の通信状況を確保できるか不明である。パソコンに入っている資料だけで会社と意思疎通ができるのかわからない。会社にある別の資料を今のうちにパソコンに入れておくべきか、それとも必要なものをメールで都度送ってもらうかでも悩んでいる。 あとは体を少しでも動かすために必要なもの、適したものがあるかもリサーチしている。だが部屋の広さもベッドの大きさもわからないのでどんな運動が現地でできるかわからない。 とにかくわからないものだらけだ。次にベトナム入りする社員はお父さんの経験からいろいろアドバイスができるが今回は初回なので完全に手探り状態だ。 一つ一つ状況を想定しつつ考えているが、足りないものや不要となるものも実際は出てくると思う。何よりも14日間の隔離期間に精神を正常に保つことが重要だ。 悩みは尽きないが渡航日は近い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.13 00:10:08
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