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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
何度も書いているが、息子は中学生になって英語の授業が本格化するにつれて、英語が苦手になっている。すでに2学期に入り、かなり英語に苦戦しているようだ。定期テストの範囲に、"How much"と"How many"の違いが入っていると聞いた。
通常なら可算名詞(数えられるもの)と不可算名詞(数えられないもの)によって使い分けると教わっているはずだ。しかしながら息子は"How much"に関しては、「いくら?」としか記憶していない。なので”How much"は”How much money"を略しているだけだと教えてもピンとこないようだ。 お父さんも中学生のころは英語が苦手だった。ただ授業を聞いていたり問題集を見たりして何がこの単元で覚えなくてはならないキモなのかはそれなりに理解していたと思う。だから今でも息子の話を聞いたときに可算名詞と不可算名詞をきちんと覚えておけとアドバイスができるのではないかと思っている。 息子の英語のレベルはかなり低いと言わざるを得ない。完全に苦手意識が強くなっていて、英語に関する話題から意識を背けるようになっているのではないかと思う。 こういうときは、何か1つでよいから英語に関して強みを持てれば盛り返すことができると思っている。 そこで、お父さんとしては単語力、語彙力を高めるように息子に単語を覚えるための参考書を買い与えたのだが、やはり1ページも覚えてはくれていない。英語の勉強をすること自体を拒否しているようだ。馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできないという格言が身に染みる。 昔から息子はそうだった。というかお父さんにとっては子供全般に言えることだが、息子は特にその傾向が強い。 息子に必要だと思ってアドバイスや練習を強いてきたが、ほとんどすべて無駄になった記憶しかない。アドバイスと聞いて素直に従った記憶がないのだ。 そして数年後に、「あの時言われたとおりにしておけばよかった」という言葉を息子から聞くことになる。 今息子の状況を見ている限り、単語力をつけることが一番の近道だと確信しているが、おそらく大学を受験するころになって初めて単語力の必要性を自分で理解して後悔するのだろうと思う。そのころから始めたのではだいぶ手遅れなのだが。 大体日本語を話すにしても、単語力は必要だ。単語を知らないで日本語を勉強することはできない。きわめて単純なことを言っているのだが、息子には伝わっていない。 しばらくというより、息子が目覚めない限り数年間は息子の英語レベルは低空飛行を続けるのだろう。お父さんは親として残念でならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.02 00:10:06
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