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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
先日新居に引っ越したベトナム人スタッフの家にお祝いに行った。その時に変わったお茶を飲ませてもらった。お茶と言ってもお茶の葉っぱではないので性格にはハーブティーのようなものかもしれない。ただしハーブティーは香りのする草などが多いのだが、今回飲んだお茶は木の葉で入れられていた。
お茶の名前は「ラ ボイ」と言われたが、字がわからないうえに翻訳もできなかった。ちなみにベトナム語で翻訳ソフトに入れてもらうと「ヤシの葉」と出るのだが、とてもヤシの葉には見えない葉っぱだった。日本の木の葉でいうと「夾竹桃(キョウチクトウ)」を少し太く短くした感じの葉っぱだった。 味はちょっと漢方薬のような風味ではあるが、なかなか美味しかった。そのあと会社の事務所でラボイを飲んだ、美味しかった、と話をしたら事務所のスタッフがわざわざ淹れて持ってきてくれた。一口飲んでみたら苦味が強く、前日に飲んだものとはかなり雰囲気が異なっていた。 使用した葉っぱを見せてもらったら、前日に訪問した新居で出された葉っぱは乾燥していたものだが、今回淹れてくれたのは生の葉っぱだった。乾燥させることでこんなに味が違うのかと驚いた。確かに生の葉で入れた方が、みずみずしいというか、子供の頃にふざけて葉っぱを口に入れてかんだ時のような懐かしい味がした。まあお前たちはその辺の葉っぱを口にいれて噛むようなことはしないから、飲んでも懐かしい味には感じないと思うが。 ちなみにネットでいろいろ探したら、ベトナム情報の記事に「フトモモ科のヴォイの木の葉やつぼみを乾燥させたもの。かつて貴重だった茶の代わりに煮出して飲んでいた。ポリフェノールを多く含む」と書いてあるのを見つけた。やはりヤシの葉ではないようだ。ポリフェノールがいっぱい入っているのなら健康にもよさそうだ。 アジアは日本よりもいろいろなお茶が気軽に飲まれているとお父さんは思っている。次は「ニャンチャン」という飲み物を探しているところだ。ベトナム人スタッフからどこのレストランにもある健康にいいお茶だと聞いたのだが、何回か行ったレストランではどこも「置いていない」と言われた。 こちらは先ほどの記事の中に「胆汁の分泌を促進して肝細胞を活性化、毒素を排出して体を冷却するとされ、夏場に好まれる。茶外茶の1つ」と書かれていた。お茶ではなく薬草らしい。飲む機会が早く訪れてほしいと思う。 それにしても不思議なのが、日本人のお父さんがベトナム人に「ラボイ」とか「チャンチャン」を飲んでみたいというと、面白がられるというより笑われることが多い。外国人が飲むようなものではないという認識なのか?でもスタッフは普通に飲ませてくれたし。よくわからない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.23 00:10:09
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