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2021.01.25
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給与改定は、全従業員にとってその一年の、場合によってはその後の人生に大きな影響を与えるイベントである。だからそれに毎年携わっているお父さんはとても疲れる。自分の決定がその人の人生や家族の人生を変えてしまうかもしれないからだ。

 お父さんの会社は、何度かこのブログにも書いているようにオーナー(株主)が経営しているオーナー企業だ。さらに言うと従業員が1000人以下の中小企業でもある。そのため、オーナー(社長や会長)にすべての権限が集中している。

 また人数が少ないのでオーナーが高く評価した人物の給与はあっという間に増加していく。しかしながら評価が低い人物の給与は増加率が低い。これはそれなりのルールに沿って決められた昇給額に対して最終的に社長や会長が自分の主観で手を加えるためだ。

 お父さんはこれによって、オーナー以外からの評価が高いのにオーナーからの評価が低いだけで給料が上がらない人を何人か知っている。実力を公正に評価されていないと思う人には、給与のことには触れないが「オーナーともっと仲良くなりなさい」「オーナーに良いアピールをしなさい」とよく言い聞かせているつもりだ。

 だが残念ながら、彼らはお父さんと同じ立場になるまでは自分がどれだけ損をしているか気が付くことは無い。お父さんの上司で、若いころの愚行(オーナーにだけ態度を悪くしていたなど)を悔やんでいる人を数名知っている。まさか給与の査定で差をつけられているとは思わなかったのだろう、仕事の能力は高い人ばかりだから。だが立場が上になってそれを知るころにはすでに残りの社会人人生が終わりに近づいているのだから、後悔しても手遅れである。
 
 オーナーに高く評価されている人が、自分が思っていたよりも数倍も給与で差をつけられていることを知ったときの衝撃は大きいと思う。お父さんは幸いなことにかなり若い段階でそれを知ったので、損害は小さいほうだと思う。

 お父さんも部下を評価するときにはできる限り客観的に考えるようにしているが、主観が入らないということは無い。売り言葉に買い言葉で「俺は給与なんて安くてもよい、好きなように仕事をする」などと言って、お父さんの指示を聞かない人の評価をきちんとできているとは思えない。
 まあ言ってしまえば「社会適応性」も仕事の能力の一つだと思っているので、技術的な能力が高くても社会適応ができていなければそうなるのも当たり前だと思っている。

 上司の評価だけを気にしている人も、基本的には見抜かれているので評価が実際より大きく上がるということは少ないとは思う。ただし上司に媚を売ることは一定の効果があるとも思っている。学校のテストの成績ではないのだから、致し方ない。

 ただお前たちに覚えていてほしいのは、意味もなく上司に逆らったり悪い態度をとるのは自分をとても不利な状況に追い込むことになると知っておくべきだということだ。上司というのは通常部下に対するかなりの権限を持っているうえに、主観を全く入れないで部下を評価する人などほとんどいないのだから。評価する上司もただの人間である。神様のようにはいかないということを覚えておいてほしい。





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最終更新日  2021.01.25 00:10:07
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