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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
長女の共通テストの自己採点結果が出た。新聞や予備校の発表だと今回の共通テストはかなり難易度が高く、平均点が下がるとのことであったが、長女の場合は何回か受けた模試と同等の成績だったようだ。第一志望にはかなり厳しい点数と言える。
本人はつらいことを口に出さないタイプな上に、いまだに受験の厳しさを認識していないので精神的に問題ないのか不安定なのかよくわからない。ただ最近は朝起きるのがつらくなっているようなので、披露していることは間違いないだろう。 難易度が上がったとはいえ、できる人は普通にできるのが試験である。長女のクラスメイトも優秀な人は基本的にきちんと点数を取っているようだ。ただ一発勝負の試験なので、普段の模試よりも大きく落とした人や逆に模試よりも大きく点を伸ばした人もやはり存在するようだ。 今回は平均点は昨年よりも落ちているので、クラスでの自己採点結果の集計ではお通夜のようだったと長女から報告を受けた。ただし個々の話を聞けば普段通りの実力が出た人がほとんどのようだ。長女は一発逆転を狙っていたが、残念ながらその点についてはだめだった。 本人には言っていないが、第一志望の「総合型入試」で共通テストだけで合否が決まる受験についてはまず不合格になるだろうと思う。100点近く点数が足りない。これで受かるようなら奇跡としかお父さんは思えない。まあ何が起こるかわからないのが受験とはいえ、基本的に点数が取れなければ合格はできないのだ。 これから国立の第一志望をもう一度見直して、最終決定をする作業と、私立大学の試験を確定して願書提出する作業が始まる。私立大学は速いもので2月1日から始まる。すでに4校ほど私大の申請も済ませているので、来月からは私大受験が始まる。 東京の大学でも仙台で受験できる学校も増えているので、長女の私大受験初日は仙台で始まる。不合格の通知はお父さんも何校も経験しているが、寂しいものである。長女も不合格通知を受ければ落ち込むことだろう。 ただたとへ今年の受験で全敗したとしても、立ち直って生きていくことがきちんとできればそれはそれで人生を深める大事な経験になるとは思っている。順風満帆に若いころを過ごすと、大人になって心が折れやすい人間になることがある。挫折を知ることはやはり大事だと思う。 ただ子供の親としての立場では、挫折する様子を見るのはつらいものである。何にしろ早く結果を出して終わってほしいというのが、受験生の親の気持ちだろう。全国の受験生の親の皆さん、あと2か月ほどです。頑張りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.19 00:10:07
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