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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
長女が一人ぐらしを開始した。部屋を決めてから引っ越しまで1週間という短期日程だった。思い返せば、2月の私大受験開始から、国立前期、国立後期の試験と合格発表の間、ひたすらに長女の件で、週末をつぶしていた。 結果として、第一志望の国立大学に後期試験で合格したので、受験の結果としては上々であるのだが、とにかく疲れた。
この2か月間、ゆっくり週末を過ごせたことは1日もなく、関東への家探し、私大すべり止めの大学見学、合格した国立大での説明会から部屋探し、そして最後の引っ越し作業とひたすらに遠出の外出を繰り返した。 本来なら娘が家を出るという寂しさに浸るところだが、忙しすぎてそんな感情を持っている暇がなかった。
さらに言うと、部屋の初期費用、大学の入学金、大学での必要経費の支払い、電化製品の購入など、お金がどんどん消えていった。長女自体は、よくわからないうちに引っ越しまで終わってしまったという感覚だと思うが、親としては、こんなにお金がかかるのかと本当に大変な思いをしている。
我が家にはまだ2人中学生が控えている。4年後に息子の大学受験を控え、6年後は次女が高校を卒業する。基本的に自宅から通える大学も専門学校もないので、それぞれが家を出ていくのだろうと思う。 毎回このようにお金がかかると思うと、正直恐ろしいものがある。まあ今回は親も子供も初めての事なので、2回目以降はもう少し楽に安くなるかもしれないとは期待しているが。
お父さんの両親が、お父さんの兄弟3人を同時に一人暮らしさせていたことを思うと、ものすごくお金がかかったのだろうと今になって改めて思う。自分が親になって、実際にお金を使わなくては、このきつさはわからないのだと今回本当に理解した。 とりあえず、学資保険に入っていて本当に良かったと思った。
長女は一人暮らしを楽しそうにスタートさせた。お母さんに作った料理などの写真をコメント付きで送ってきている。どうしてお父さんには送らないのかという不満は置いておくとして、楽しい生活をしてくれればと心から思う。 大学院などに行かなければ、4年後に長女は社会人として本当の独り立ちをする。親に甘えられる最後の4年間を思い切り楽しんでほしいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.08 00:10:07
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