|
カテゴリ:思い出(社会人・海外)
今月会社に新車のエクストレイルが納車された。会社で新車を買うのは何年ぶりだろうか。これまで使っていた車がさすがに古くなって、次の車を考えていたところにちょうど発売されたのがエクストレイルだった。タイミングがばっちり重なったと言っていい。お父さんの会社は社長が車好きで、ネットで中古車を見ているうちに条件のいいものを見つけて買うことが多いので、新車購入は社員にとって僥倖と言える。
今回の新型エクストレイルはエンジンで発電をして、駆動はモーター(電気)という日産がノートという車種で始めた技術の第2世代の車だ。モーターで走るので、これまでの車とはいろいろと勝手が違う。 普通の車は街中の走行よりも高速道路などで連続走行した方が燃費が良いのだが、この車は高速走行だと必要な電力を発電させるためにエンジンが高回転で動くので、逆に燃費が悪くなる。
まだ数回しか給油していないが、街乗り走行で1リッター当り13~15km走るのに対して、高速道路を走行すると10~11kmぐらいしか走らない。さらにスピードを上げるともっと燃費が悪くなると思われる。
モーターで走る車なので、ギアの選択ができないのもこの車の特徴だ。基本的に前進と後退しか選べない。遊園地のゴーカート並みに単純にできている。今までの車に慣れていると、これでいいのか、壊れないのかと心配になるくらいに単純な操作だ。
しかしながら最新の車だけあって、いろいろと機能がついていてそこはとても面白い。自動運転機能などは使っているととても興奮してしまう。アクセルやブレーキを踏まなくてもスピードを維持して、ハンドルも勝手に動いて走行できる。前に車がいる場合は、自動で車間をあけるし、スピードも前の車のスピードに追従して走ってくれる。 一般道では前の車が信号で止まると、ブレーキを一切操作しなくても、きちんと止まってくれる。
ただこれらの機能はセンサーがきちんと動いていないとできなくなる。今は冬、雪がセンサーに付着すると自動運転機能はまったく動いてくれなくなる。こういうところはまだまだ改良が必要なのだろう。道路の車線(白線)が不鮮明なところでも自動運転は機能してくれない。
最新とは言え、まだまだ問題はたくさんある。だが数十年すれば、完全自動で走る車は完成していくだろうと思う。そこでふと疑問に思うのだが、完全自動運転技術が完成したとき、運転免許証というのは必要なのだろうか。運転技術を身につけなくても車が勝手に走ってくれる時代の免許制度がどうなるのかとても気になるが、そのころお父さんはもうこの世にはいないだろう。見届けられないのがとても残念である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.27 00:10:11
コメント(0) | コメントを書く
[思い出(社会人・海外)] カテゴリの最新記事
|