お父さんから子供たちへ

　お父さんは1年以上前からジムの会員になっている。全国に店舗を持つチェーン店で、２４ｈ営業なので、使い勝手が良いシステムにはなっている。会員であれば全国どこの店舗でも利用ができるのだ。

　年末年始の食事と運動不足で、現在お父さんは体重が増加した状態になっている。次の糖尿病の診察では、また主治医に怒られるのが確定している。年明けからジムに多めに言っていたのだが、一月半ばからずっと出張が続き、外食ばかりになっているので、明らかにカロリーオーバーだ。会食が多いので、自分で食事を選べないことも大きい。

　しかしながら、全国に店舗があるジムである為、出張先にもジムがあることが確認できた。そこで、トレーニングウエアやシューズをもって出張に出かけたのだが、結局1度もジムに行かずに終わることになりそうだ。

　理由はいくつかあるが、夕食が終りホテルに戻ってくるとようやくそこから仕事のメールチェックが始まり、終わるころには大抵11時を越えている。そこからジムまで車で移動してトレーニングをすると、寝るのは2時過ぎになってしまう。

　これでは次の日がつらいので、とてもジムに行く気がおきない。明日こそはもう少し早く仕事を終わりにしようと思っても、結局11時前にすべてが終わることは無い。

　予定では、8時ぐらいにすべてが終わる日が存在する予定であっても、実際には会食が長くなったりして11時のラインを越えない日がまるでないのだ。ジムに行くには最低でも9時半ぐらいにはすべてを終わりにさせないと、寝る時間が1時以降になってしまう。

　意志が弱いのも多分にあるのだが、出張の時にジムに行くというお父さんの計画は今後も実行に移されることは無いように思う。ただ準備をしないで行くと、ぽっかりと時間が空くことがあるので、今後も準備だけはして出張に出ようとは思っている。